
キャンピングトレーラーという超マイナーなキャンピングカーを所有している。
そのトレーラーだが、購入から半年後から牽引中のブレーキング時に「き~~!」と悲鳴?が聞こえるようになった。
はじめは控えめな「き~」だったが、2年ほど前からかなり鳴きがひどくなった。
それは信号待ち毎に、派手に「キ~!」と鳴くので牽引するのも恥ずかしくなるほど!。
そこで、ドラムを分解しシューを確認したところ、残厚は4.5~5mmと問題なかったので、ドラムの摺動面の清掃とブレーキシューの角部の面取りを行ったが・・・効果は数十kmも走行すれば元の木阿弥・・・・。
次にドラムブレーキ内部の稼働部分にたっぷりとブレーキグリスを塗布してみた。
これは効果があり、約500kmほどは嘘のように鳴きが消えたが、1000kmを過ぎるころには鳴きが再発してしまった。
最後の手段はシューの交換だが、販売店に聞いたら1セット3万円!!!
ちなみに13インチ程度の国産乗用車なら1セット5千円程度で購入できますぜ・・・
車体メーカーはトレーラー業界では有名なAL-KO社(EU)なので、シューを個人輸入できないかと夜な夜なネットを徘徊したが・・・挫折
ならば、20代のころ勤めていた自動車修理工場の整備屋仲間に相談すると、東京にどんな車種でもシューを張り替えてくれる会社があるとのこと。
その会社は 目黒ライニング商会http://www.megurolining.co.jp/
対応は国産、外車からバイクのシュー交換、クラッチカバーディスク、ドラム、ローター、フライホイールの研磨まで行ってくれます。
さっそくコンタクトを取り、ドラムのシュー面内径、希望するシューの仕様を打ち合わせた、。今回はシューの摩耗ではなく鳴き対策である旨を告げると現品を確認し最適な材質を選択してくれるとのこと。
そしてなによりうれしいのが費用!
張り替え品2対(4個)+宅急便送料で=5700円!
早速ドラムを分解することにした。
これがキャンピングトレーラーのドラムブレーキ内部であるが、構造はかなり単純(あたりまえか)である。
乗用車との違いは、車体がバックするとブレーキを解放する装置がついていることが大きな違いとなっている。
そしてドラム本体、摺動面に若干の段差があるが、今回は様子見とする。
その後、付属品をどんどんばらして・・・(写真取り忘れました)
すべて取り外した写真です。
この後、逆順序にて張り替えたシューを組み立てます。
つづきはパート2でってことで
CAUTION!
ブレーキの分解整備を行う場合、有資格者もしくは整備工場での作業を行ってください。
各機能を理解しないで分解組み立てした場合、法律云々より最悪の場合事故に結びつく事態になります。