どんなことにもやり方、方法というものがあります。
食事を作るにもご飯の炊き方・いため方というのがありますし、
車を動かすには運転の方法を知っていなければなりません。
マインドマップにも、書き方のルールがあるのです。
マインドマップとは、キーワードを放射状に広げる形で書いたもの、
と聞いていざ実際に書いてみても、いまいち効果を実感できない。
それは、書き方がルールから外れているのが原因なのかもしれません。
(*_*)
トニー・ブザン氏はマインドマップを書く際のルールを、
12にまとめています。
マインドマップ12のルールと言われているものがそれです。
①無地の紙を使う
②用紙は横長で使う
③用紙の中心から描く
④テーマはイメージで描く
⑤1ブランチ=1ワード
⑥ワードは単語で書く
⑦ブランチは曲線で
⑧強調する
⑨関連づける
⑩独自のスタイルで
⑪創造的に
⑫楽しむ!
このルールの通りにすれば、誰でもマインドマップを描くことができます。
次回からは、この12のルールについて、1つ1つ書いてみたいと思います。
(^.^)/~~~
(補足)
トニー・ブザン氏は、この12のルールに従っていないのは、
マインドマップとは言えない、と述べているようです。
しかし、これはかなり厳しい言い方と思います。
なぜなら、本やサイトで優れた思考ツールとして紹介されている「マインドマップ」には、
このルールから外れたものが少なくないからです。
この基準から言うと、勝間和代さんや長田武介さんの書籍で紹介されているものも、
偽マインドマップとなっていまいます。
勝間和代さんの「効率が10倍アップする新・知的生産術」に紹介されているマインドマップは、
キーワード(単語)ではなく文章を放射状に書いたものになっています。
また、長田さんの「マインドマップ超仕事術」に書かれているマインドマップは、
どれも縦書き、しかもマインドマップの特徴であるブランチがない!
長田さんはマインドマップならざる「マインドマップ」をテーマに
1冊の本を書いてしまったのです。(;一_一)
その是非はさておき、多少正当なやり方から逸脱していても、
役立つという点がマインドマップの懐の深さを表しているのかもしれません。(^_^;)