ちと寒い、と思っていたら明日は雪になるかも…って、北と高いところですけどね。
あ~あ、嫌だなぁ。
夕方外を歩いたら、身に覚えがある、湿気が多い寒さが骨にきますよこの町は。
じゃあなんでこの時期に戻って来たのか、と言いますと、この時期はクリスマスに向けて色々なイベントが有るから。
いやいや、もちろん来年からは心を入れ替えてお仕事するぞ~という気持ちから、という話もあるわけですが…
中でもかなり楽しみにしていたのが、毎年12月の頭から1か月ミラノのPalazzo Marinoで公開される傑作を見ること。
今年で10回目を数える、ミラノ市の太っ腹なイベントの今年の主役はこちら。
Tizino(ティツィアーノ)のSacra conversazione 1520 (Pala Gozzi)、通称ゴッツィの祭壇画と呼ばれる1520年制作の聖会話です。
Wikipediaには「Apparizione della Vergine」(聖母出現)と絵のタイトルがなってるなぁ。
現在Ancona(アンコーナ)のPinacoteca Civica "Francesco Podesti" (フランチェスコ・ポデスタ市立絵画館所蔵の作品です。
あれ?ここの絵画館、今は開いてるのか?
なんでも2016年の6月から一部公開になったらしい。
今回この作品が選ばれた理由は、昨年アンコーナの周辺では大きな地震が頻発し、多くの美術品が保護と修復のためにミラノへ送られてきました。
そんなことからこの作品が今年は選ばれたそうです。
今回は表だけでなく、作品の裏面を見ることができるそうで、そこにはティツィアーノが描いたスケッチが見られるそうです。
展示は12月5日から2018年1月14日まで。
入場は無料。
会場はスカラ座の正面にあるPalazzo Marinoです。大抵行列ができているので、すぐわかります。
この時期は日本人観光客も増えることでしょう。
ということでちょっとご紹介しておきます。
勿論私も見に行く予定。ついでに(どちらがついでなんだか?)スカラ座でバレエもRoberto Bolleのバレエも見るんじゃ~
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