イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

連休

2009年05月02日 21時41分19秒 | イタリア・大学
色々と忙しくて、ご無沙汰していましたが、「歩けない」とニュースで報道されているほどの、観光客溢れかえっているFirenzeです。
もちろんGWは日本人だけ。しかし5月1日はFesta del lavoroでお休み。ということで連休の人が多いんだなぁ・・・普段は自転車のベルを鳴らすのが好きではないのだが、鳴らさないと前に進めない鳴らしても、写真撮影に必死で気付かないアメリカ人(多分ね)に、日本語で小声の悪態をつき、脇をあたらないようにすり抜けてゆく、こんな時は外に出ないのが一番

さてさて、そんな喧騒はさておき、先日もらってきた無料の新聞に、気になる記事が・・・
Laureati,Italia in codo(大卒、イタリア最下位グループ)
34歳以下の大卒率がヨーロッパ内でも下位!という世にも恐ろしい(そうでもないか?)という話。
2007年の調査で、当時25歳から34歳の大卒率が19%。ヨーロッパ平均は30%。イタリアより低いところは、スロバキア18%、ルーマニア17%、チェコ16%、ということでEU圏では最悪。
反対に大卒率が高いのは、キプロス47%、アイルランド44%、フランス42%だそうだ。
更に2007年時の35歳から44歳の大卒率になると、14%に過ぎない。(ユーロ圏平均24.8%)45歳から64歳では9.9%(ユーロ平均19.4%)

そしてもうひとつ気になったのが、大学の外国人率。
イタリアは2.4%に対してユーロ平均は7.5%。それでも2000年に比べて約倍(1.4%)に伸びている。う~ん、その中の一人か・・・

日本の大学卒業率は?と思って探していたら、こちらに記事が出ていたチカラコラムス
残念ながらこの記事はよく有る話。
そして私のように(ちょっと違うか?)Seconda laurea(既にどこかを卒業し、2度目の大学卒業資格)を取る学生も後を絶たない。
優秀な学生は海外へ逃れ、この国も未来は一体どうなることやら・・・
しかし、それよりも重要な私の未来は?
と世間の喧騒をよそに考えさせられた記事だった


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