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岡山県津山市のコミュニティーFM放送局です。
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風枕

2009年10月07日 23時04分09秒 | Weblog
Koukiです。

10月としては過去最大級の台風18号が接近中です。
10月8日(木)明け方にかけて岡山県に最も近づく予報ですので、警戒してください。


勝北・奈義地域では、「広戸風」という局地的な強風が吹く可能性があります。

今朝(10月7日)から、既に奈義では最大10m程度の北風が吹いていました。
津山に帰ってくると無風に近かったので広戸風の「はしり」と見てほぼ間違いないでしょう。


「広戸風」は、勝北・奈義地域のみで吹き荒れる局地的な暴風で、
山形県の「清川だし」、愛媛県の「やまじ風」とともに、「日本の三大局地風」の一つです。
台風が四国沖から紀伊半島沖に進んでくると、台風に向かって吹き込む風が山陰側からV字型の谷を駆け上ってきて強まり、
さらに、上空にたまった寒気がその重さによって吹きおりる風が重なることによって起こるとされています。

(岡山地方気象台のサイトに詳しい説明があります。参考までに。
http://www.jma-net.go.jp/okayama/guide/hiroto.htm)


古くからの言い伝えなどでも必ず言われているのが、このブログの題名の「風枕(かざまくら)」です。
風枕とは、那岐山から滝山にかけての稜線上に沿って現れるかさ雲で、これが出ると広戸風が吹くといわれています。

写真は、10月7日夕方に見られた風枕です。
この画像の正面少し右あたりが那岐山。

雲の下端が巻き込んだりしてくると非常に危ないといわれています。



今後、台風の接近とともに風が急に強まる可能性がありますので十分に注意してください。

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