映画「INTO THE WILD」を見てきました。
まず、映画の日であったせいか、上映館が小さいせいか、上映期間が
短いせいか、そうそうにチケットが売り切れになってて
事前購入していて本当によかったです。
あやうく現地購入しようとして門前払い状態になるところでした。
ここから先はネタばれ、ひねくれコメント、イラスト
長文ですのでご了承ください↓↓↓
ロードムービ好きのジャーニーな友達からのお誘いで
見に行くことになったこの「イントゥザワイルド」
ほとんど知らなかったので、見る前に少しどんなジャンルなのかと
情報をいれたため、ラストの結果がわかったうえの鑑賞となりました。
これはできたら何の情報もなしでいった方がいいかも・・・?
実際にあったできごとを俳優ショーン ペンが監督した作品。
ショーンペンは俳優だけでなく、監督にも向いてるなと。
撮り方がうまいです。
大学も出て、成績優秀でお金にも不自由しない青年が
大学の卒業とともに”社会””家庭”という枠から出て
何にも束縛されない、自由な世界へと旅に出る。
お金ももたず、時間も関係なく、気ままに行きたい場所へ行き
その日その日を生きていく。
いろいろな自然の大地へおもむき、彼の最終のめざす大地は
遠い北の大地、アラスカであった。
最終地点”アラスカ”に行くまでに、色んな人々と出会い、
人々の人生に触れて、彼の心の糧となる。
人生を長くいきた人たちは言う「人は誰かと生きていかなくては」
しかし、青年をひとり最終地点である”アラスカ”に行く決意を
引き止めることはできなかった。
傍目からは恵まれた家庭環境に思われた彼は実際はそうではなく
幼い頃からの両親の不仲に、自分は私生児だと知ったこと。
偽りの自分の人生から逃れるための人生のロードムービとなるのでしょうか。
息子がいなくなってしまった両親の間には
今までになかった時間がうまれる。
失ってはじめて知る存在の大きさを。
最期のとき、彼は大自然の荒野のなかでひとり思う。
”今、自分が彼ら(両親)のもとに還ったなら・・・”
至福の笑顔で抱き合う両親と彼
その彼には光がみえる。
いつか出会った老人が言った「神のひかり」なのか
”アラスカ”の荒野の廃バスの中で彼は光をみる。
独り立ちする過程で、とくに男の子はこういう時期が
あるのかなと思いますが
どうも都会大好きでジャマくさがりの私としては
あまり共感できずにいました・・・
ジャーニーでこういう行動に出そうな誘ってくれた友達は
逆にまったくちがう意見でしたね。
口コミではかなり良評価ですv
主人公を演じた俳優さんの荒削りなところも
お父さん役や老人役を演じた名優さんの名演技もよかったです
主人公役の俳優さんが若かれしときのジョージ マイケル、ジョニー デップに
たまーにディカプリオに似てると感じたけど
友達は「そうかー?」とのことでシタ。
私的には、この映画館の鑑賞状況がINTO THE WILDでした。
映画の内容が内容だけに、一般のお客さんがいなくて
映画スキーなお客さんばかりみたいで、早々に静かになり
しかも「皆さん、寝てるのですか?」ってくらいシーンとしてて
ペットボトルの栓をひねるのも一苦労なくらい静寂につつまれていて
トイレに行くなんてゆるせない!!な雰囲気でした。
トイレは大丈夫だったのですが、座り直しもあまりしてはいけないのかな・・・?
な静寂感がひたすら、148分漂ってまして
もちろんエンドロールで立つお客さんもいません。
こんな雰囲気の映画環境はひさびさでしたね。
ともだちは寝てたみたいです・・・(バラしてごめん!)
今回のイラストは勝手にイントゥザワイルドな絵です。
”バス”を満面に出すべきでしょうが・・・・

