人生にはタラレバがつきものだ。
あのときあんな言い方をしなければ…
もしあのときちゃんと言えていたら…
アジア大会サッカー決勝戦、日本vs韓国。
急遽観に行くことにしたが、帰国のフライトが程よいのがない。
しかも9/2(日)に東京vs鳥栖を観に行く約束をしている。
試合当日の夜、23時50分発のフライトを選ばざるをえなかった。
キックオフは18時30分。
優勝したら、セレモニーもそこそこにスタジアムをあとにしなければならない。
延長したら、結果を会場で知ることなく、移動しなければならない。
せっかく行くのになかなか残念な状況だけど、それでもいい、行きたい!と思ってフライトを取った。
決勝進出が決まってから。
同行のあさみちゃんとともに、到着直後からホテルの方にお願いをして、タクシーをチャーターした。
12時間運転手拘束するので、結構高い。
でも、確実にタクシーを拾える保証がない以上、背に腹は変えられない。
万全の準備をして臨んだ。
…つもりだった。
危険な兆候が見えていたのは、スタジアムに向かうときからだ。
そんなに難しくなさそうなジャンクションであっさり道を間違えた。
さらに、南に向かわなければならないのに、なぜかずっと北上してしている。
Uターンか左折して折り返すか。
どちらかの手段も使わず、なぜか北上を続け、ようやくUターンしたと思ったら、路上の人に道を聞いた。
まだジャカルタにいたので、2つ隣の県のことを聞くってちょっと意味がわからない。(スタジアムまでまだまだ距離がだいぶある。)
埼玉の道端の人に、神奈川の道を聞くようなものだ。
Google Mapを起動しているのに、全然目的地にたどり着けない運転手。
ありえない。
業を煮やして、結局行き一緒で、助手席に乗っていたきたけんを中心にみんなで指示をしてなんとかスタジアムに辿り着いた。
←バイクも含めて大渋滞
←スタジアム
試合は不幸なことに延長に突入し、前半に韓国に2点入れられてしまった。
後ろ髪ひかれつつ、延長前半でスタジアムを後にした。
時間は、20時40分くらい。
ピックアップポイントはそんなに遠くない。
現時点で十分に間に合う時間帯だ。
ダッシュで運転手のいるはずの場所に行くといなかった。
びっくり。
ここにいるって言ったじゃない。
聞いていた携帯に電話をしてなんとか事なきを得る。
出発したのは21時05分くらい。
それでもGoogle Map上は1時間15分あれば着くと言っている。(ちなみに渋滞状況もしっかり反映されている。)
止めていた場所の都合上、裏道的な細い道ドキドキしながら、道なき道を大通りまで駆け抜けた。
そして、高速に乗った。
22時半には着きそう。
この運転手にはもう一つ弱点があった。
安全運転思考なのか、高速でも80キロ以上は出さない。
Hurry‼と切実に叫び続けても状況は変わらない。
そこは仕方ないのでGoogle Mapを見ながら慎重に進んでいた…つもりだった。
異変が起こったのは、またもやジャンクション。
まっすぐ行かなければジャカルタに行かないのに、なぜか運転手は左に曲がった。
おかしいな、と思いつつも、空港のある位置は地図上で、斜め左上だ。
もしかしたら裏道とかあるのかな?新東名みたいに新しい高速ができたのかな?と淡い期待を抱いたのが間違いだった。
進んでもGoogle Mapはリルートせず、元に戻れと指示を出している。
渋滞にハマりかけたときに、運転手を問い詰めた。
「空港に行ってるよね?」
「一旦ホテルに行くんじゃないの?」
は?
運転手にはこの日チャーターして行きたい場所は既に伝えてある。
乗るときにも、何度も確認した。
今更行き先が違うとか意味がわからない。
しかも、ホテルはジャカルタの中心部なので、あのまま高速をまっすぐ進むべきだった。
嘘でしょ、これ。
高速に乗る前に「お腹空いた?」と聞かれてたのでもしかしたらマージンの入るレストランに連れて行こうとしていたのかもしれない。
普段なら腹が立つだけで済むが、今回は飛行機の時間がある。
間に合わなくなると本当に困る。
激ギレしながらも、ここからは完全に私達のナビゲートで進んでもらうことにした。
ジャカルタは渋滞がひどい。
刻一刻と経つ時間。
Google Mapの時間はなかなか減らない。
行きに運転手の怪しさを感じていたのでGoogle Mapはちゃんと都度見ていた。
ジャンクションを左に曲がるとき、まっすぐだって言えたらよかったのに。
タラレバを言っても時間は戻らない。
結局その後もナビゲーションに従わず、間違えかけた場所3回以上、本来ならしてはいけない高速でのバックを含めてなんとか空港に辿り着いた。
23時07分。
ゲートクローズは23時30分。
(ちなみにゲートオープン予定は22時50分)
Webチェックインを済ませていたので、プリントアウトした紙とパスポートを片手に保安検査場&出国審査を駆け抜けた。
私は急ぎ慣れてるけど、同行のあさみちゃんを走らせるのは申し訳なかった。
けど、仕方ない。
ガラガラの保安検査場、出国審査、そしてコンパクトな空港だったこともあって23時15分にはゲートに到着。
ゲートには列ができていて、続々と乗客が吸い込まれていた。
レガシーキャリアならともかく、今回乗ったのはLCC、エアアジア。
乗れないことも覚悟したので、なんとか乗れてよかった。
延長戦まで戦い抜いた日本代表を最後まで応援できなかったのは残念だけど、行ったことについてはまるで後悔はしていない。
トラブルも旅の醍醐味の一つ。
今流行ってるコンテンツに便乗するならこんな感じか?
クルマを止めるな!笑
あのときあんな言い方をしなければ…
もしあのときちゃんと言えていたら…
アジア大会サッカー決勝戦、日本vs韓国。
急遽観に行くことにしたが、帰国のフライトが程よいのがない。
しかも9/2(日)に東京vs鳥栖を観に行く約束をしている。
試合当日の夜、23時50分発のフライトを選ばざるをえなかった。
キックオフは18時30分。
優勝したら、セレモニーもそこそこにスタジアムをあとにしなければならない。
延長したら、結果を会場で知ることなく、移動しなければならない。
せっかく行くのになかなか残念な状況だけど、それでもいい、行きたい!と思ってフライトを取った。
決勝進出が決まってから。
同行のあさみちゃんとともに、到着直後からホテルの方にお願いをして、タクシーをチャーターした。
12時間運転手拘束するので、結構高い。
でも、確実にタクシーを拾える保証がない以上、背に腹は変えられない。
万全の準備をして臨んだ。
…つもりだった。
危険な兆候が見えていたのは、スタジアムに向かうときからだ。
そんなに難しくなさそうなジャンクションであっさり道を間違えた。
さらに、南に向かわなければならないのに、なぜかずっと北上してしている。
Uターンか左折して折り返すか。
どちらかの手段も使わず、なぜか北上を続け、ようやくUターンしたと思ったら、路上の人に道を聞いた。
まだジャカルタにいたので、2つ隣の県のことを聞くってちょっと意味がわからない。(スタジアムまでまだまだ距離がだいぶある。)
埼玉の道端の人に、神奈川の道を聞くようなものだ。
Google Mapを起動しているのに、全然目的地にたどり着けない運転手。
ありえない。
業を煮やして、結局行き一緒で、助手席に乗っていたきたけんを中心にみんなで指示をしてなんとかスタジアムに辿り着いた。
←バイクも含めて大渋滞
←スタジアム
試合は不幸なことに延長に突入し、前半に韓国に2点入れられてしまった。
後ろ髪ひかれつつ、延長前半でスタジアムを後にした。
時間は、20時40分くらい。
ピックアップポイントはそんなに遠くない。
現時点で十分に間に合う時間帯だ。
ダッシュで運転手のいるはずの場所に行くといなかった。
びっくり。
ここにいるって言ったじゃない。
聞いていた携帯に電話をしてなんとか事なきを得る。
出発したのは21時05分くらい。
それでもGoogle Map上は1時間15分あれば着くと言っている。(ちなみに渋滞状況もしっかり反映されている。)
止めていた場所の都合上、裏道的な細い道ドキドキしながら、道なき道を大通りまで駆け抜けた。
そして、高速に乗った。
22時半には着きそう。
この運転手にはもう一つ弱点があった。
安全運転思考なのか、高速でも80キロ以上は出さない。
Hurry‼と切実に叫び続けても状況は変わらない。
そこは仕方ないのでGoogle Mapを見ながら慎重に進んでいた…つもりだった。
異変が起こったのは、またもやジャンクション。
まっすぐ行かなければジャカルタに行かないのに、なぜか運転手は左に曲がった。
おかしいな、と思いつつも、空港のある位置は地図上で、斜め左上だ。
もしかしたら裏道とかあるのかな?新東名みたいに新しい高速ができたのかな?と淡い期待を抱いたのが間違いだった。
進んでもGoogle Mapはリルートせず、元に戻れと指示を出している。
渋滞にハマりかけたときに、運転手を問い詰めた。
「空港に行ってるよね?」
「一旦ホテルに行くんじゃないの?」
は?
運転手にはこの日チャーターして行きたい場所は既に伝えてある。
乗るときにも、何度も確認した。
今更行き先が違うとか意味がわからない。
しかも、ホテルはジャカルタの中心部なので、あのまま高速をまっすぐ進むべきだった。
嘘でしょ、これ。
高速に乗る前に「お腹空いた?」と聞かれてたのでもしかしたらマージンの入るレストランに連れて行こうとしていたのかもしれない。
普段なら腹が立つだけで済むが、今回は飛行機の時間がある。
間に合わなくなると本当に困る。
激ギレしながらも、ここからは完全に私達のナビゲートで進んでもらうことにした。
ジャカルタは渋滞がひどい。
刻一刻と経つ時間。
Google Mapの時間はなかなか減らない。
行きに運転手の怪しさを感じていたのでGoogle Mapはちゃんと都度見ていた。
ジャンクションを左に曲がるとき、まっすぐだって言えたらよかったのに。
タラレバを言っても時間は戻らない。
結局その後もナビゲーションに従わず、間違えかけた場所3回以上、本来ならしてはいけない高速でのバックを含めてなんとか空港に辿り着いた。
23時07分。
ゲートクローズは23時30分。
(ちなみにゲートオープン予定は22時50分)
Webチェックインを済ませていたので、プリントアウトした紙とパスポートを片手に保安検査場&出国審査を駆け抜けた。
私は急ぎ慣れてるけど、同行のあさみちゃんを走らせるのは申し訳なかった。
けど、仕方ない。
ガラガラの保安検査場、出国審査、そしてコンパクトな空港だったこともあって23時15分にはゲートに到着。
ゲートには列ができていて、続々と乗客が吸い込まれていた。
レガシーキャリアならともかく、今回乗ったのはLCC、エアアジア。
乗れないことも覚悟したので、なんとか乗れてよかった。
延長戦まで戦い抜いた日本代表を最後まで応援できなかったのは残念だけど、行ったことについてはまるで後悔はしていない。
トラブルも旅の醍醐味の一つ。
今流行ってるコンテンツに便乗するならこんな感じか?
クルマを止めるな!笑