任意団体シーチキンによる、第2回キモチノイイ釣り勉強会が開催されます。
もっと胸を張って釣りを心底楽しむ為に、危険を知り、また、迷惑を知る講習内容です。っとか言いますと、なんだか難しそうですが、実際に各社のライフジャケットを着用し落水テストを行ったり、経験豊富な中村軍曹によるカヤックフィッシングに関する講義、さらには漁師さんのお話など、なかなか普段体験したり、見たり、聞くことができない興味深い講習内容です。
海で釣りを楽しみ続けるための講習会です。
開催日:2012年6月10日(日)
時間:9:30~17:00
場所:神奈川県藤沢市江ノ島 神奈川県立神奈川女性センター
下記サイトに地図、参加申込フォームがございますので、是非ご覧下さい。
http://rarararaven.net/event/anglers_event_2.html
楽しみつづけるために
まったく危険がない遊びに熱中できるかと問われるとまったく自信はないが、楽しみつづけるために死にたくないと胸を張って答えられる。死ぬと楽しめない。わかりきっている考えだけどその備えは十分だろうか。 どんなにあやまっても波は小さくならないし、基本的人権を叫んでも向かい風は一向におさまらない。 死ににくい術があるならば大変な目に遭う前に学びたい。遊び続けるために。
釣りをする場所は絶海の孤島だけではない。ぼくらが釣りをする場所にはいろいろな人がいる。散歩する人、サーフィンをする人、漁師。そこに暮らしている人もいる。 混み合った場所で楽しく過ごすにはどうすればいいだろう。知らず知らずにお互い迷惑をかけていることはあるだろうか。迷惑をかけられるのはもちろんだが、迷惑に思われるのもなんだかイヤだ。同じ場所を共有する人達の声を聞いてみたい。
海のあり方を学び、漁師の話を聞き、死ぬ可能性を理解し、それを予防する知識と技術を学ぶ。 死なずに楽しみ続けたい。楽しい海とはどんな海だろう。楽しい海で有り続けてもらうにはどうすればいいだろう。 そして釣り人として、ちょっと誉められることも考えたい。
そんな思い込めてこの勉強会を開催します。
講義内容
午前
- 海での事故 内藤喜文(海上保安庁湘南海上保安署)
- 津波の危険性を再検証する 加藤道夫(日本ライフセービング協会神奈川県支部理事長 株式会社サーフレジェンド)
- まちがいだらけのカヤックフィッシング 中村了(くらげ商店)
- 事故事例から学ぶ、フィールドでのリスク回避 工藤靖隆(KUDO EXTREAM TOUR ガイド)
- 野鳥の釣り糸被害!~相模川釣り針・釣り糸調査~ 葉山久世(神奈川野生動物救護連絡会)
- 漁業者から見た釣り人 湯浅一春(江の島片瀬漁業協同組合)
午後
- 落水と救助(桟橋を利用しての体験)
- 救命胴衣の種類と特徴 選び方 井関幸次(高階救命器具)
- ウェアについて ~ウェアの機能とレイヤリング~ 堀泰明(patagonia)
- ディスカッション
- 偏光レンズの出来ること(資料展示)重宗忠明(宅配のめがねやさん)
※ 第1回勉強会は(有)レイヴンが主催で行いましたが、第2回は任意団体シーチキンが行います。
※ 勉強会への参加人数は40人までの予定です。