目指せ!サービス提供責任者

介護職なら目指したいサービス提供責任者とは

気になるサービス提供責任者の収入

2023-07-25 12:43:42 | 収入

介護職員と利用者、利用者家族をつなぎ介護の計画を立てるのがサービス提供責任者です。多くの人と関わり、そして支えるサービス提供責任者ですが、収入はどのくらいなのでしょう。キャリアアップや資格を取得してからの転職を考えている人は是非参考にしてみてください。

厚生労働省による令和3年度の介護従事者の給与の調査では、32万7,020円がサービス提供責任者の平均給与額と判明しました。およそ32万円と考えると、手取りは25万円ほどになります。

介護職員の給与は29万6,770円なので、サービス提供責任者になることで3万円ほど給料があがることになりそうです。さらに、サービス提供責任者としてキャリアアップをすることで給料をさらに上げられます。

具体的には、介護職員や管理者と兼務したり勤続年数を増やす、格上の資格の取得をするなどがあります。格上の資格は様々です。

たとえば介護を必要とする方がサービスを受けられるよう、計画書の作成やサービスの内容の充実を図る介護支援専門員。他には利用者の希望に合わせたサービスの提供や、サービス向上のために働きかける認定介護福祉士もあります。

資格を取得することによって業務の幅が広がるので、給料アップと合わせて一石二鳥と言えます。資格取得のために手当が出る事務所もあるので、手当を導入しているのか確認を忘れずにしましょう。

事務所によって好待遇の所もあれば、その逆もあり得ます。求人内容を見比べたり、面接で事務所に訪問するときにはキャリアアップを推してくれる場所なのかどうかしっかり見極めましょう。


サービス提供責任者の仕事内容とやりがい

2023-06-30 12:43:42 | サ責

介護業界ではサービス提供責任者、通称「サ責」と呼ばれるポジションがあります。サービス提供責任者の仕事内容は多岐にわたり、介護サービスを滞りなく機能させるうえでは欠かすことができない存在です。

サービス提供責任者の主な仕事は、ヘルパー、ケアマネージャー、サービス利用者の間の調整です。ケアマネージャーが作ったケアプランをもとに介護計画書を作成し、ヘルパーをはじめとする関係者たちがその通りに動けているかを管理します。サービス利用者とのヒヤリングも行い、必要に応じて計画を変更し、その旨を周知するのもサービス提供責任者の仕事です。

ヘルパーの育成もサービス提供責任者が担います。訪問介護で、まだ経験の浅いヘルパーが利用者の元を訪れる場合、サービス提供責任者自らが同行しサポートを行います。

サービス提供責任者になるには、「介護福祉士資格の所持」もしくは「介護福祉士実務者研修の修了」のうちどちらかが証明できなければいけません。また、「同行援護介護サービス」や「行動援護介護サービス」を行う施設では、上記2つ以外の資格の所有が義務付けられている場合があります。

サービス全体の管理を行う仕事なので責任は重大です。しかし、自分の頑張り次第でサービスの質を向上させることも可能になります。介護職として大きなやりがいを感じながら働けるのは間違いないでしょう。また、体力面での負担も少なく給与も高いので、介護職にいる人はキャリアパスの1つとして考えてみてもいいかもしれません。