爱子-あいこ 玲奈 さや

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のことを書こうと思う

2014-10-23 11:48:03 | 日記

このごろのハクは、お腹が減ったらご飯の入れ物を鼻で小突いて音をたてて要求する。ハクの見えないところで冷蔵庫を開けて、餌袋の音が聞こえたら要求吠えを始める。他のものの出し入れだと吠えない。どうしてわかるのかといつも思う。

書き始めたら、ハクを引き取った時のことを思い出す。一度ここで紹介したことも書くので、読まれた方はだぶっているかもしれいけれどお許しを。

彼を最初に見余近卿中學bandかけたのは、当時のアルバイト先・某リゾートホテルの通勤途上で、2月の始めだったように思う。山の中をウロウロしていた。最初見た時は「ひとりでお散歩」しているのだと思っていたが、毎日見るようになり、どうも脱走か捨てられたかどちらかだと思うようになった。時には、山の下で他のワンコと遊んでいたりもしたので、飼い犬が一人で散歩していたのかと思ったりもした。でもそうではなかったようで、真っ白でキレイだったワンコは、日に日に薄汚れていった。誰かに拾ってもらえたらいいのになーと思いながら、通勤途上でそのワンコを見ない日は誰かにもらわれたのか、事故にあったのかと想像する日々を過ごした。積雪もあり、寒いのにどうしてるんだろうと思ったこともあった。

数日見なかったので「ああ誰かに拾ってもらったのかな」と良いように考えていたが、また見るようになり、とうとう山の上のリゾートホテルまでやってきた。

私がトイレから出てきた時(外のトイレ)、彼が、男子トイレから出てきたのがほぼ同時だった。なんだかその出会いは笑えるのだが、きっと水を飲みに入ったのではないかと推測した。この時に、彼を初めて身近で見た。

彼は、かなり汚れていた。その時は雨が降っていたから傘を持っていたのだが、傘をさそうとする私を見て、怯える余近卿中學様子を見せた。きっと傘や棒で殴られたことがあるのだろうと思った。私は周囲に誰もいないことをよいことに、彼に話しかけた。「こわないで。誰かええ人にもろてもらえますように」とワンコに手を合わせた。

しかしホテルという客商売上、すぐに保健所に通報され、翌日には犬収容車がやってきた。

収容されるところを見なければ、ひょっとしたらそれで終わっていたかもしれない。でも気になって気になって。一旦収容車に乗せられたワンコをそのまま見過ごすと、きっと一生後悔するだろうと思いながらも、家には凛太郎がいるし、経済的にもゆとりがないけど、数分で引き取ることを決意した。自分が後悔と道連れで生きるのがイヤだっただけなのだけど。