ゾンビーズでソフトロックという言葉を使ったので、何だか書きたくなりました
音楽ジャンル不要を唱える方もいらっしゃいますが、やっぱ目安として必要ですよね。…例えるなら、歴史学で言う“時代区分論”みたいなもんで(難)。
いや、だって音楽マニアが“耳を広げたい”ならともかく、世間一般の方々は大半、効率よく好みの音楽が聴ければ良い訳で、そしたら「これとあれは似てますよ」って情報が気楽に欲しいかなと。
勿論、明確な線なんて引けないのですが、流動的でも何でも、整理をつけ(ようとす)ることは、視野を広げたり、別角度から物事を見る上で大事かと思ってます(難)。
というわけで、本記事の目的は
①ソフトロックという音楽が、どういうものを指すかについて
②目安となる“要素”を列挙して
みようというものでございます。
さて、ソフトロックとは何か、という問いには、オンライン百科事典「Wikipedia」さんで、この記事が、上手に説明されていますので、参考にしてみてください。
さて、その上で「あ、これはソフトロックだ」と感じられる要素を列挙したいと思います。
その際、ある程度の物理的・客観的要素と、個人によって感じ方に差の出る主観的要素に分けてみます。
(1)客観的要素
・三分以内で終わる。
・転調がある。←素人の俺は、いつも気づくわけではない
・パーカス・ブラス・ストリングスetc、楽器が種類・量ともに多い。
・コーラスが豊富
・より濁りの少ない澄んだ声
・コード進行が単調でない。←これも素人の俺にはほとんど分からんです
・“そっち系”の人がプロデューサー、アレンジャー、ライターで関わっている(笑)。←いつか紹介します。
上記の要素を複数、もしくは一つだけを極端に満たしていると、ソフトロック・ファンは喜びます
(2)主観的要素
・メロディにメリハリ、抑揚がある。
・サビとその直前で盛り上がる。
・ドライヴにむいてる。
・お洒落な喫茶店にむいてる。
・ポップスとロックの中間って感じがする。または、オールディーズに入れないポップス。
・メロウでグルーヴィ(爆笑)。
・耳あたりが良く、聴きやすいが凝ってる。
上記の要素を複数、もしくは一つだけを極端に満たしていると、ソフトロック・ファンは喜びます(笑)
うーん、ご意見ございましたればm(_ _)m
ソフトロックの生みの親でもあり、現在進行形で育ての親でもあるのは、VANDA様でございます。
ここが『SOFT ROCK A to Z』を出版し、流布してきました。最近では、『SOFT ROCK -the ultimate』という形に昇華してますね。
その本の冒頭で佐野氏は、ソフトロックについて「曲単位の表現だ」「これからも見つかるだろう」「自分がそう思えばそう呼ぶというパーソナルなワード」と書いたのは、良くも悪くも、ソフトロックの特徴をうまく表現したなーと思います。
えぇ、あまりに主観的要素が強いので、自分で発見していくかのごとき音楽でも有り、その意味で、
江村幸紀編『soft rock』シンコー・ミュージックの「はじめに」が、「未だ見ぬ世界のライバルよ!健闘を祈る。」と締められてましたが、これは実際うまいですよね。
「この曲もソフトロックとして楽しめない?」「あ、そうだね」ってのが楽しいって人もいたし。
ちなみに、なぜこのような、“音”作りにのみ(?)集中したような音楽が生まれたのか、を考えますと、生まれた理由自体は、僕ごときには分かりませんが、あの時期に躍進した理由なら、何となく分かります。
(ラヴィン・スプーンフルの言葉を借りれば)ビートルズによって随分高めに設定されてしまったハードルに、皆が挑戦したから、ってことでいかがか?
音楽ジャンル不要を唱える方もいらっしゃいますが、やっぱ目安として必要ですよね。…例えるなら、歴史学で言う“時代区分論”みたいなもんで(難)。
いや、だって音楽マニアが“耳を広げたい”ならともかく、世間一般の方々は大半、効率よく好みの音楽が聴ければ良い訳で、そしたら「これとあれは似てますよ」って情報が気楽に欲しいかなと。
勿論、明確な線なんて引けないのですが、流動的でも何でも、整理をつけ(ようとす)ることは、視野を広げたり、別角度から物事を見る上で大事かと思ってます(難)。
というわけで、本記事の目的は
①ソフトロックという音楽が、どういうものを指すかについて
②目安となる“要素”を列挙して
みようというものでございます。
さて、ソフトロックとは何か、という問いには、オンライン百科事典「Wikipedia」さんで、この記事が、上手に説明されていますので、参考にしてみてください。
さて、その上で「あ、これはソフトロックだ」と感じられる要素を列挙したいと思います。
その際、ある程度の物理的・客観的要素と、個人によって感じ方に差の出る主観的要素に分けてみます。
(1)客観的要素
・三分以内で終わる。
・転調がある。←素人の俺は、いつも気づくわけではない
・パーカス・ブラス・ストリングスetc、楽器が種類・量ともに多い。
・コーラスが豊富
・より濁りの少ない澄んだ声
・コード進行が単調でない。←これも素人の俺にはほとんど分からんです
・“そっち系”の人がプロデューサー、アレンジャー、ライターで関わっている(笑)。←いつか紹介します。
上記の要素を複数、もしくは一つだけを極端に満たしていると、ソフトロック・ファンは喜びます
(2)主観的要素
・メロディにメリハリ、抑揚がある。
・サビとその直前で盛り上がる。
・ドライヴにむいてる。
・お洒落な喫茶店にむいてる。
・ポップスとロックの中間って感じがする。または、オールディーズに入れないポップス。
・メロウでグルーヴィ(爆笑)。
・耳あたりが良く、聴きやすいが凝ってる。
上記の要素を複数、もしくは一つだけを極端に満たしていると、ソフトロック・ファンは喜びます(笑)
うーん、ご意見ございましたればm(_ _)m
ソフトロックの生みの親でもあり、現在進行形で育ての親でもあるのは、VANDA様でございます。
ここが『SOFT ROCK A to Z』を出版し、流布してきました。最近では、『SOFT ROCK -the ultimate』という形に昇華してますね。
その本の冒頭で佐野氏は、ソフトロックについて「曲単位の表現だ」「これからも見つかるだろう」「自分がそう思えばそう呼ぶというパーソナルなワード」と書いたのは、良くも悪くも、ソフトロックの特徴をうまく表現したなーと思います。
えぇ、あまりに主観的要素が強いので、自分で発見していくかのごとき音楽でも有り、その意味で、
江村幸紀編『soft rock』シンコー・ミュージックの「はじめに」が、「未だ見ぬ世界のライバルよ!健闘を祈る。」と締められてましたが、これは実際うまいですよね。
「この曲もソフトロックとして楽しめない?」「あ、そうだね」ってのが楽しいって人もいたし。
ちなみに、なぜこのような、“音”作りにのみ(?)集中したような音楽が生まれたのか、を考えますと、生まれた理由自体は、僕ごときには分かりませんが、あの時期に躍進した理由なら、何となく分かります。
(ラヴィン・スプーンフルの言葉を借りれば)ビートルズによって随分高めに設定されてしまったハードルに、皆が挑戦したから、ってことでいかがか?
究極のソフトロックと言われている大名盤がCD化しましたけど、もうお聴きになりましたか?
バンド名は、THE MUTUAL UNDERSTANDINGと言います。
すごくいいですよ。是非聴いてみてください。
http://selected.edisc.jp/qadmusicFrame-mjr060306.html