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こいでよか

映画(基本ネタバレ)と旅と私事をつらづらと

処刑山(DEAD SNOW)

2011-09-19 21:19:40 | 映画

処刑山(DEAD SNOW)」を見た。

暇さえあれば訪問してる
映画レビューサイト様の間で
かなり評判がよかったので
ツタヤにてレンタル。

ノルウェー産のスプラッターホラー(&コメディ)。

一応ホラーなので、
ばったばったと人が殺されていくのだが、
なぜか笑える。
爆笑ではなく『にやり』とか『(苦笑い)』と言った笑いですが。

監督のトミー・ウィルコラは、パロディ映画をとってる方だそうで、
狙い通りなのかな。

それをオーディオコメンタリーで山口&清水両監督が、突っ込みまくり。

山口雄大監督は、「地獄甲子園」「魁!!クロマティ高校」、
清水崇監督だと「呪怨シリーズ(ハリウッド版含め)」「輪廻」などを
観賞したこと有り。

お2人とも声のみの登場ですが、
何てテキトー、いやいや、くだけた方々なんですね。

あらすじは、
休暇を利用して若者(7人)は雪山へ。
男子は、イケメン(リーダー)+春風○昇太+オタク+エロ。
女子は、昇太の彼女+とその友人2名。
残り1名イケメンの彼女が合流予定。

7人が雪山のロッジで寛いでいた所へ謎のおやじ登場。
どうしてそんな話(ナチス云々)するんだとか、
なぜここ(ナチスのいる雪山)にいるだとか、
テント張るぐらいなら、そままロッジに泊まらせてもらえばいいやん

だとか言った疑問は無用とばかりに
「これから、怖いこと始まりまっせ。」
と言う雰囲気作りの為だけに登場。
なので、話が終われば即退場(死亡)

おじさんの説明でいまだ来ない彼女が心配になったイケメンが
一人スノーモービルで探しに行く事に。

捜索中、いつのまにか謎の洞窟(発見&進入シーンカット)の中で
変わり果てた彼女の姿が・・・・

一瞬だったけど、怖い、怖いよ彼女の死顔!!
貞子に襲われた後の死顔だよ!!!

そのころ、ロッジはナチスの方々に襲撃をうけ大変なことになっていた。
オタクが、目に指突っ込まれ真っ二つになり、
脳みそがストーンと落ちるシーンに


何だろう、何だか懐かしさを感じる・・・
これが、デジャびゅ・・・

と感慨にふけってる間にいつの間にやら
ナチスの方々は、どっかにか行った模様。

何とか生き残った、
昇太+昇太の彼女+女一人+エロ。

昇太とエロは女達を逃がす為に劣りになり、途中イケメンと合流。
だが、戦闘ののち、イケメン、四肢をひきちぎられ死亡。
イケメン、マシンガンぶっ放すは、
ナチスの腹からはみ出した臓物(腸)で
クリフハンガーごっこを楽しむは

やりたい放題。死に様も男前。

お前、監督に「死ぬ前にやりたい(死に様含む)10のこと」提案したやろ。

昇太は腕をナチスに噛付かれ「ゾンビになっちゃうよ」と
チェーンソウで自らの腕を切り落とす。

医学生なのに血を見るのが苦手、という設定はこの展開の為か。
昇太は前半と比べて別人のような成長ぶり。
清水監督も言ってるが、このあたりから昇太、顔も別人に!!

昇太とエロもナチスの方々をあらかた倒すが、
そこへボスの『カール大佐(命名山口監督)』満を持して登場。

カール大佐(仮)の掛け声にて、隠れていたナチスのみなさん登場。
(約50名)

みんな雪の下で待機してたのね。

後で甘酒でも配ってあげてください。

この映画では、ナチスゾンビとなっていたが、
他のゾンビ映画のゾンビとは一味違う気がする。

1.本能(食欲)のために人を襲わない
2.掛け声で統率、命令できる(話せる)
3.チームワークで襲撃できる
4.雪の下で待機(待て)ができる
5、生きてる感がパネェ

ゾ・ンビ・・・????

というよりも亡霊か!?

襲われた人の死顔も貞子だし。

・・・・・・・・・・・・・

・・・・まっいっか。

そんなこんなでエロも死亡(予想通り)

昇太、ナチスの目的がロッジで発見したお宝だと気づき、
お宝返して、逃走。

しかし、お宝の奪還が目的なら、
お宝が見つかっていない状態(若者がロッジに来る前)で
イケメンの彼女が襲われたのはなにゆえ・・・

・・・・・・・・・・・・・

・・・・まっいっか。

しかし、『お宝』の規模が少ない。
莫大な財産とかじゃなく、
ちっちゃい木箱のお宝ちょびっつ。

労働に対しての報酬がそれで割りに合うのかナチスの皆さん!!
(時給安そう)

何とか、車まで逃げ切ることのできた昇太。
だが、お宝の金貨をポケットに入れたままにしていたのを忘れており
(うっかりミス)
カール大佐(仮)に窓ガラスをぶち破られ・・・終幕

深く考えずにホラーを堪能したい人にはおすすめ。
(初心者に対しては、ゴアが多すぎだけど)

突っ込み所満載なので、突っ込みながら見るという
楽しみもあるので退屈はしないかと思います。

最後の清水監督のくだらないコメント(?)は、まさに
「何じゃ、そりゃぁああ!!!」っすね(笑)



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