早朝サプライズ

　今日は仲良し仲間の誕生日。朝４時起床、個人準備開始。
手品とクイズのおさらい。よし、何とか大丈夫そうだ。

そんなわけで家を出る。朝５時。
仲間は朝５時に仕事が終わるという情報のもと、
とある店の影で待ち構える。
普段あまり驚かない仲間なので、友人の協力も借り、
どうにか驚かせようとシークレットメールを送る。
友：「５時半には出発できそであります」　私：「ラジャ！」
それから１時間、既に時計は朝６時。
ずっと影に隠れている。何やってんのぉ？と蚊が笑ってくる。ブーンブーン　ベシッ！←天国へ

お腹の調子が狂ってくる。下ってくる。くるくるくる。
心のアテレコ「あぁ早くぅ。一体何やってるわけ？ほわぁトイレ行きたいぃ」
近くに公園のトイレが見える。
行こうか迷う。朝６時。絶対もうすぐ来る。我慢しよう。
そして１時間１５分待つこと、本日のテーマ
誕生日の仲間が歩いてくる。
「アッハハハー」笑ってる。今こそ飛び出せ！いいくぼ、今だ！　ｂｙ。心のアテレコ
私：「ハッピーバースデー！！」
仲間：「！？！？うぉ！…いいくぼんぬ！」
私の心の声「あれ、まぁこんなもんか」
私：「誕生日おめでとう！プレゼントホーユー♪てっ手じっ…クックイッ」
仲間：「どしたの？ありがとー帰ろう！あれ、自転車ないんですけど！」
私＆友人一同「えぇ？」
仲間：「自転車ないんですけど。鍵かけたのに。あれー（涙目）」
私＆友人一同「探そう！」

そして２０分程探しました。無い。
仲間：「えぇ（涙　落ち込むんですけどー。はぁどうしよう。誕生日なのに」
今更手品とクイズなど見てもらえるわけもなく。
「手品で自転車消しちゃったー！」とか言えればいいけど
そんな雰囲気でもなく。

そんなわけで家が遠い仲間にマイラブリー自転車（汚紺色鳥糞付）をしばらく貸す事に。
私のプレゼントも開けてもらえず、寂しげに友人一同と
帰っていきました。

私の手品でビックリしてもらおうと思ったのに、
仲間の自転車盗んだ犯人、許せまセン！！