本と音楽とねこと

ソフトウェア不買の勧め

 世界統一教会、創価学会、解放同盟とならぶ詐欺団体、日本音楽著作権協会の横暴もここに極まれり、だな。
 こんな有害寄生虫をのさばらせないためにも、店頭で国産音楽ソフトは買わないようにしたいものだ。洋楽だったらオンラインで購入、ダウンロードして、邦楽ならオンラインのレンタルサービスを利用し、自分でCDに焼いて聴けばよい。国内の現行著作権法がネット上の著作物を管理できないため実質野放しになってるロシアの音楽サイトなら、1アルバムあたり、2ドル前後しかかからない。キャノンのプリンターなら、CDにダイレクトにアーティスト名、タイトル、アルバムジャケ写真をプリントできる。(キャノンは、トヨタ同様、社長はサイテーだが、製品の品質は群を抜いて優れている。)CDは一枚20円前後で高品質のものが入手できるし、場所をとらないスリムプラケースも一枚20円前後で手にはいる。CDを保有するのに固執しないのだったら、ナップスターのサービスを利用すれば、定額で膨大な音源を好きなだけ楽しめる。
 ついでながら、Windows Vistaも、独占禁止法違反で何度も制裁をくらってるMicrosoft社を肥え太らせるだけだから、買わないにこしたことはない。わたしは、職場でボリュームライセンス版が利用できるし、教室のPCがすべてWindows仕様なんで、しかたなく使ってるが、あんなもの、身銭を切って買う代物じゃあない。メールとウェブブラウジング、ワープロに表計算くらいしか使わないのに、Windows + Officeを買うなんて、馬鹿げている。わたしだったら、そんなお金はどぶに捨てた方がまだマシだ。たいていのことはLinuxでじゅうぶん間に合うし、やむをえずWindowsを使うにしても、OpenOfficeを使い、Microsoft社のOffice製品には手を出さないようにしたいものだ。

 著作権を侵害しているとして日本音楽著作権協会から申請された仮処分で、ピアノなどの演奏を差し止められた和歌山のレストランが、使用料を払う必要のないクラシックやオリジナル曲だけを演奏していることを証明するため、ネットで協会に演奏の中継を始めたところ、仮処分抗告審で演奏を認める異例の決定が出された。協会はこれを不服として提訴。訴訟の判決は、30日に言い渡される。
 レストランは、和歌山市の「デサフィナード」。協会が2004年6月、著作権の管理を委託されている曲を演奏しているとして著作権使用料を求めたところ、経営者の木下晴夫さん(56)が「演奏のほとんどは著作権に触れないクラシックやオリジナル曲」と拒否した。
 協会は同10月、大阪地裁に仮処分を申請。木下さんは「使用料の必要な曲は今後、一切演奏しない」と約束したが、地裁は05年4月、「演奏内容を確認するすべがない」と演奏を差し止める決定を出した。
 これに対し、木下さんは曲目に問題がないことを示すため、店に音声付きモニターカメラを設置。演奏の様子をネットで流し、協会側にパスワードを知らせて常時確認できるようにした。
 結果、抗告審では、大阪高裁が「曲を確認できる状態になった」として仮処分決定を取り消した。
 協会の担当者は「演奏中止の仮処分が退けられたケースは聞いたことがない。オリジナルと称している曲も元の曲をアレンジしただけで、使用料は払うべきだ」と主張。翌10月、演奏の差し止めと、著作権侵害による損害金約250万円の支払いを求める訴えを大阪地裁に起こした。
 木下さんは「仮処分決定が取り消されたのに、改めて演奏差し止めの提訴をするのは納得いかない。司法には正しい判断をしてほしい」と訴える。(一部略)
※以下、続報。
判決が30日、大阪地裁であった。田中俊次裁判長は「将来的にも著作権侵害行為を続ける恐れがある」として演奏差し止めやピアノ撤去、損害金約190万円の支払いなどを命じる判決を言い渡した。(抜粋)
(読売新聞 1月29日朝刊・1月31日朝刊、2ch ニュース速報+より。)

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