20世紀のもっとも優れた経済学者、社会思想家であった宇沢弘文の、人と学問、思想とが、手際よくとりまとめられている。
人を不幸にする経済への鋭い批判精神と、学問の意義を根底から問い直す知的誠実さ、これが宇沢経済学の支柱となっていることを、再確認した。
目次
はじめに 「資本主義」という問い
第1章 生い立ち
第2章 行動科学の申し子
第3章 ベトナム戦争とアメリカ経済学
第4章 原点としての水俣病―自然と人間の経済学へ
第5章 社会的共通資本とリベラリズム
終章 SHADOWの思想
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