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本と音楽とねこと

挑発する知

姜尚中・宮台真司,2007,『挑発する知――愛国とナショナリズムを問う』筑摩書房(文庫,¥819 )'09.7.21

 お互いが蘊蓄を披露しあっているだけで対談の体をなしていないのは思っていたとおりだったが、両者の微妙な思想的スタンスのちがいが興味深かった。宮台氏のネオリベやネオコンについての解説は実に的確ですばらしい。

愛国心とは何か、大国アメリカをどう考えるか、右翼とは何か、左翼とは何か、丸山眞男をどう評価するか、アジア主義の可能性とは何か、そもそも国家とは何か、知識人の役割とは何か…。アクティブな言論活動でも知られる社会学者と政治学者の2人が、揺れ動く現代日本の重要問題を取り上げ、徹底討論。安倍内閣以後を主題とする07年の対談「日本・アメリカ・アジアを問う」を新たに収録する。

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