暴走するケータイ

　ソフトバンクのスマートフォンX01HTを使い始めて2週間以上が経過した。X01HTは、出先でのメールやニュースのチェック、スケジュールや辞書（別途ソフトを購入しないといけない）引きが主な用途で、そこそこのデジカメ機能も必要、通話はあんまりしないというわたしみたいなユーザには、満足できる製品だろう。
　しかし、この製品、というより製品に組み込まれたOS Windows Mobileがあまりにお粗末。操作中たまにではあるがフリーズするし、今日なんか突然音量調節のプログラムが勝手に起動したあげく暴走し手がつけられない状態になった。会議中、こんなことが起こって、ビービー鳴りまくったら、とんだひんしゅくものだろう。もし、プログラムが暴走したら、あわてずにすみやかにソフトリセットをするしかない。暴走時には電源さえ切れない状態になることがわかったので、そこは瞬時にスタイラスペンでリセットボタンを押すのが賢明。
　というわけで、今日、また一つこの機械を使いこなすコツを習得したわけだが、なんで、OSにWindows Mobileなんか使うんだよ。ワードやエクセルのファイルだったら、Linuxでも開けるだろ。ここは、Linuxを見事にPDAに組み込んできた実績を持つSharpに、ぜひともLinuxで安定駆動するスマートフォンを開発してもらいたいものだ。