レインボー・ドライブイン

ホノルルに到着して最初のごはんはロコモコです。
ふだん私の作るロコモコはデミグラス・ソースを使ったロコモコ風。
グレイビー・ソースのかかった本物を食べてみたい！と、ワイキキのホテルから歩いてレインボー・ドライブインへとやってきました。

迷わずロコモコを注文。上に乗っている目玉焼きをスプーンでつつくと黄身がトロ～リとして、とってもおいしそう。
食べてみると…あ、想像と違う味にちょっと驚いたりして。
少し硬いハンバーグに塩辛めのソース。たまたまかもしれませんが、ごはんが柔らかいのが残念です。

でも今となっては、ハンバーグがちょっと硬めのレインボー・ドライブインのロコモコを恋しく思うのです。

セルジオ・メンデス＆ブラジル６６（豪華盤）

うちにあるレコードジャケットの裏には「豪華盤」とあるので、ずっとベストアルバムだと思っていました。
改めてライナーを読んでみたら、記念すべきデビューアルバムらしいです。（いまさら気づくか…）
しかしデビューアルバムがいきなり豪華盤てすごいな。
マシュ・ケ・ナダ、ワン・ノート・サンバ、おいしい水、ビートルズのデイトリッパーなどが華やかなセルジオ・メンデス風味となって収められています。

彼ら独特の音の厚みのボサノヴァは、何度聴いてもいつだって魅力的です。

そういえば新しいアルバム「タイムレス」がリリースされましたね。
試聴しただけですがヒップホップ色がかなり強そうでした。セルジオ・メンデスのアルバムというよりトリビュートとかの企画モノのような雰囲気ぽいな…と思ってしまいました。
ヒップホップ（ただし古いタイプの）も好きなのですが、ちょっと私の好みとは？？？なのでまだ買ってはいませんけど…。
あ、でもアナログなら欲しいです。

さて、この豪華盤。プロデューサーはハーブ・アルパート（オールナイトニッポンのテーマ曲の人？らしい）
アルバムのライナーには
「ポピュラー音楽の古典となって未来に残る名アルバムといえるでしょう」
と、あります。
1968年の日本盤なのですが当時の言葉通り、この名アルバムは38年経った今でも色あせることはありません。

はりきりベイブ（さんぽ編）

犬ならみんな散歩が大好き。
もちろんベイブだって！と言いたいところですが……

数ヶ月前のこと。ベイブは散歩ギライにおちいりました。
いつもならリードを見せただけで飛び上がり、しっぽが取れそうなほど喜ぶのですが、リードを着けようとすると逃げ回ります。（散歩ギライというより一時的なリードギライだったみたいです）

「ベイブったら、このまま一生外に出ないつもりなの！？」
わたしはしばらくのあいだベソをかいて過ごしました…。

でも今ではこの通り。元気に外をあばれまわっています。
ベイブのグイグイと先頭をきって歩くその姿は、飼い主の方が散歩されているようでもありますが…。

カリモク60のソファ

引越し後にカリモク60のKチェアを買いました。
古い家なので懐かしいデザインのものがいいな、と思ったのです。

他の色や違った素材もありましたが、やっぱり黒にしました。
懐かし感が一番あるし、和室に置いても良さそうです。
何十年も変わらないデザインなのに、古びてはいませんよね。

手入れがカンタンなところも気に入っています。
なにしろ私、物をひっくり返すことはしょっちゅうなので、布のソファはすぐに汚してしまう自信があるのです。（いやだ、そんな自信…）

スプリングの具合もちょうど良くって、座りごごちはなかなかもの。
音楽を聴きながらここに座っていると、あっというまに時間が経ってしまいます。

このソファとは永い付き合いになりそうです。

アイランド・トレジャーズ

ワイキキにあるアイランド・トレジャーズはアンティークを扱っているお店です。

行く前に想像していたのは、かわいい物が整然と並んでいる小ぢんまりとした店。
ところが、中に入っておどろきました。

レジと小さなショーケースだけの１階をくぐり抜けて２階、３階へと上がっていくと……
部屋と部屋のカベを取り払って迷路のようになった店内に、モノが雑多にあふれ返っています。
洋服、おもちゃ、食器。家庭にあるものすべて。コレクターズ・アイテムからジャンクなものまで。

古いもの特有の匂いと混沌とした空間にはじめは戸惑っていたのですが、気が付くとわたしたちも時間を忘れてその中に溶け込んでしまったのです。

ここではお目当てだった、ファイヤー・キングのカップ&ソーサーを買いました。

子供みたいに宝探しの気分になる、時計をグルグル逆回転させたようなお店でした。