
非常に安価で自作プリント基板ができる環境が整っているので自分もやってみたくなり、
評価も良さそうで、ネット上の情報豊富なフリーで使えるKiCadを選びました。
簡単な概要説明です。詳細は日本語マニュアルもあるのでそちらを参照して下さい。
動作環境:PC Windows10バージョン1607(64bit)、KiCad 4.0.1-stable
KiCadでは使用するフォルダは自分で作ってから指定する必要がある。
1)KiCadは作成するPCB(プリント基板)データを1つのプロジェクトと呼ばれる単位で管理する。
操作:まず、最初にエクスプローラでPCB名のフォルダを新規作成する。←プロジェクト名と同一にすると管理しやすい。
例.ドキュメントフォルダにTEST_boardフォルダを新規作成
KiCadを起動し、新規プロジェクトのファイル選択で作成したフォルダを選択後、プロジェクト名を
入力しプロジェクトファイルを作成する。
プリント基板に必要となる回路図、部品(コンポーネント)、部品フットプリント、プリント基板パターン等を作成編集するアプリケーションがある。
それぞれのデータは連携、関連づけされ矛盾が起きないようになっている。
回路図作成時、プリント基板パターン作成時ではそれぞれチェック機能があり、ミスを減らしてくれる。
フットプリント:コネクタ、スイッチ、DIP、SMDなど部品単位にハンダ付けに必要なスルーホール、パッドの寸法、ピン番号との対応、シルク印刷情報などの位置を相対的に定義されたデータ
2)回路図作成は回路図エディタ(Eeschema)で行う。
・実作業では部品作成編集、フットプリント作成編集と同時進行する事になるかな?
・設定―回路図エディタオプションのグリッドサイズを適宜変更して行うと良い。(デフォルトは50mil)
目的の位置にカーソル移動ができない場合は小さくする。
・回路図入力が終わったら部品に番号を割り当てるため、回路図のアノテーションを実施する。
(R1,R2,…C1,C2.C3…のような番号です)
・回路図入力が終わったらERC(エレクトリカル・ルール・チェック)を実施し、回路図に誤りがないかチェックする。
電源関係の信号はPWR_FLAGコンポーネントとの接続表記が必要。
3)部品(コンポーネント)作成はコンポーネント・ライブラリ・エディタで行う。
4)部品フットプリント作成はフットプリント・エディタで行う。
・一般的な部品はフットプリントライブラリのが使えるので作る必要なし。
・独自な部品や変更して使用するフットプリントはmyLibとして作成管理する。(名前は任意)
ここのやり方がややこしいし、重要で大変な作業です。
既存フットプリントを参照あるいは編集して使用する場合はデータシートの寸法を要確認。
できれば実績のあるフットプリントを入手して使用したい。
5)上記作業が終わればコンポーネントとフットプリントの関連付け(CvPcb)を実施する。
6)次にネットリストの生成を実施する。
・ここまで作業が完了するとプリント基板(Pcbnew)で必要となるデータが準備できる。
7)プリント基板パターン作成はプリント基板(Pcbnew)で行う。
評価も良さそうで、ネット上の情報豊富なフリーで使えるKiCadを選びました。
簡単な概要説明です。詳細は日本語マニュアルもあるのでそちらを参照して下さい。
動作環境:PC Windows10バージョン1607(64bit)、KiCad 4.0.1-stable
KiCadでは使用するフォルダは自分で作ってから指定する必要がある。
1)KiCadは作成するPCB(プリント基板)データを1つのプロジェクトと呼ばれる単位で管理する。
操作:まず、最初にエクスプローラでPCB名のフォルダを新規作成する。←プロジェクト名と同一にすると管理しやすい。
例.ドキュメントフォルダにTEST_boardフォルダを新規作成
KiCadを起動し、新規プロジェクトのファイル選択で作成したフォルダを選択後、プロジェクト名を
入力しプロジェクトファイルを作成する。
プリント基板に必要となる回路図、部品(コンポーネント)、部品フットプリント、プリント基板パターン等を作成編集するアプリケーションがある。
それぞれのデータは連携、関連づけされ矛盾が起きないようになっている。
回路図作成時、プリント基板パターン作成時ではそれぞれチェック機能があり、ミスを減らしてくれる。
フットプリント:コネクタ、スイッチ、DIP、SMDなど部品単位にハンダ付けに必要なスルーホール、パッドの寸法、ピン番号との対応、シルク印刷情報などの位置を相対的に定義されたデータ
2)回路図作成は回路図エディタ(Eeschema)で行う。
・実作業では部品作成編集、フットプリント作成編集と同時進行する事になるかな?
・設定―回路図エディタオプションのグリッドサイズを適宜変更して行うと良い。(デフォルトは50mil)
目的の位置にカーソル移動ができない場合は小さくする。
・回路図入力が終わったら部品に番号を割り当てるため、回路図のアノテーションを実施する。
(R1,R2,…C1,C2.C3…のような番号です)
・回路図入力が終わったらERC(エレクトリカル・ルール・チェック)を実施し、回路図に誤りがないかチェックする。
電源関係の信号はPWR_FLAGコンポーネントとの接続表記が必要。
3)部品(コンポーネント)作成はコンポーネント・ライブラリ・エディタで行う。
4)部品フットプリント作成はフットプリント・エディタで行う。
・一般的な部品はフットプリントライブラリのが使えるので作る必要なし。
・独自な部品や変更して使用するフットプリントはmyLibとして作成管理する。(名前は任意)
ここのやり方がややこしいし、重要で大変な作業です。
既存フットプリントを参照あるいは編集して使用する場合はデータシートの寸法を要確認。
できれば実績のあるフットプリントを入手して使用したい。
5)上記作業が終わればコンポーネントとフットプリントの関連付け(CvPcb)を実施する。
6)次にネットリストの生成を実施する。
・ここまで作業が完了するとプリント基板(Pcbnew)で必要となるデータが準備できる。
7)プリント基板パターン作成はプリント基板(Pcbnew)で行う。