in my eyes…

"私の見るところでは…"と思ったことを書いていきます

そろそろ本題

2007-06-17 | 水曜どうでしょうと大泉洋
カテゴリ一新しました。

ってことで、ちょっとばっかり怒濤の更新(笑)。
いえね、今日はマンションの諸々の点検日で1日中家に居なければならないのです。
すると、くだらないことばかり色々思い付いてしまって。
そういうわけで(って、この繋げ方ヘンだよなぁ・苦笑)大泉さんのことばかり書いて、「水曜どうでしょう」(私が好きなのはこの番組の方!)についてはほとんど掘り下げていないので改めて。

まずは馴れ初めから(笑)。
えーと、突然テレビ画面に男性が呆然と立っている画が映し出されて「なにこれ?」って見ていたら、「クイズ!試験に出るどうでしょう」が始まったんですね。
今思えば呆然男性は安田さんでした。
そうか、私は安田顕から「どうでしょう」に入っていったんだ…。

この時の企画内容をざっくり書くと
1 大泉さんが地理の入試問題を解いていく
2 解けなかった問題はフィールドワーク(現地に行って実物を見る)
3 48時間以内に規定の点数(200点)をとるまでこれを繰り返し、200点とれなかったら罰ゲーム
というものでした。
結果、大泉さんはフィールドワークと称して滋賀県→静岡県→山口県→鹿児島県→福岡県と連れ回されることになるのです(県名はうろ覚え)。

今でこそ「どうでしょう」において企画そのものはキッカケでしかなく、旅(というか、移動)の過程が番組の面白さの本質だということは理解しています。
でも、私にとっては「分からなかった問題を実地検分する」という企画自体が個人的に結構ツボでした。
こういうの、好きなんですよ。
知識じゃなくて実感が理解を生むという考え方ですね。

だから、別の企画だったら見続けなかったかもしれません。
しかし、この企画って4週続いたのですが、ずっと見ていると大泉さんがしゃべることがなんだかすごく可笑しい。
内容もまあ面白いんだけど、それ以上に間合い、リズムが可笑しい。
今までちょこちょこバラエティーで見ていたちょっとイタいキャラクター(失礼)とはなんだか違うんですよ。

「なんだろうなー、可笑しいなー笑っちゃう」なんて思いながら毎週見続けているうちに、その独特のリズムを生んでいるのがカメラのこっち側の人だと気付いたのです。
その人は画面に映らないながらも独特の節回しで時には出演者以上にしゃべり、豪快に笑う。
大泉洋の言葉や表情にリアクションしまくるもんだから、大泉さんも引き出しをあけるあける。
彼の面白さを余すところなく引き出していたその人は、藤村忠寿ディレクター。
一部ではあまりにも有名なサラリーマン(のうちのひとり)。

これまでココではしつこいくらいに大泉洋が相手のリアクションを気にする人だと言い続けて来ましたが、その点で藤村さんは満点のリアクション王だったわけです。
このことは「水曜どうでしょう」の成功の大きな要因としてすでに固まった評価ですけど。

ともかく、私がまずハマったのは(多くの人がそうであったように)大泉×藤村の掛け合いの面白さからでした。
といっても、この企画は1999年初頭に放送されたもので、時期的にもう藤村ディレクターがガンガンしゃべっている頃なんですよね。
時系列で見ていくと、メンバーひとりひとりのキャラクターが少しずつ変わっていったのも「どうでしょう」の特徴。
内容的にも時期的にも、私がハマるにふさわしい企画だったと。
そして、この企画の罰ゲーム(結局大泉さんは48時間以内に200点とれなかった)として行われた企画「四国八十八カ所 1」で完全に後戻りできなくなりました(苦笑)。

もうもう週一回なんて待っておれん。
他の企画も見たいぞ~。
ってことで、現在第8弾までリリースされているDVDを集めたり、資料収集に走り始めるわけですが、そのお話はまたの機会に。

八方美人ということについて

2007-06-17 | 水曜どうでしょうと大泉洋
大泉洋@オーラの泉
神経質で繊細で人が良いと分析されていましたが、納得。
他人が絡むと考えすぎるところがあるというのにも納得。
っていうか大泉暦が短い私でも、んなこと分かるって(苦笑)。

前にも書いたけど、あの人は常に他人のリアクションを気にして、先回りするんですよね。
「北海道組も全国の新興ファンも誰一人として悲しませたくない」なんて思いっきり八方美人なところも、らしすぎる。

そう、彼は「嫌われたくない」という思いがホントに強いと思うんですよ。
ちょっとでもネガなリアクションがあったり、自分に無関心な態度をとられると大層凹むんだろうなぁ。
あ、もちろんネガティブリアクションといっても、そこに「悪意」が無ければOK。
あの人は「本気で」嫌われたり無関心にされたりするのが圧倒的にダメなんです(断言してしまった…)。
そういうところ、人一倍弱虫だと思う(苦笑)。

そういう意味では大泉さんを取り巻く北海道の状況は、奇跡に近いものがあるのではないか。
本当はどうなのか分からないけれど、見たところ仕事仲間とは衝突はあっても基本的にはみんな「大泉ファン」なのではないでしょうか。
周囲から認められ、可愛がられているというのがいろんなところから伝わってきます。
少なくとも「どうでしょう」に限って言えば、そこに家族愛みたいなものすら感じます。
しかし…本質的にはあの人は万人受けするタイプではないと思うんですね。
現にここにひとり「癇に障る」と思っている人間がいるわけで。
一緒に仕事したくないもんなぁ(暴言)。
だから、北海道の状況は「奇跡」(笑)。

ここまで書いたらちょっと思い出したことが。
他人を見て「あの人のこういうところ、嫌いだな」と思うのは、実は自分自身の嫌な部分でもあって、深層心理で「直したいな」と思っているところなんだそうですね(心理学的に言うと「投影」でしたっけ?)。
自分の短所に目を向ける不快感を他人の短所に感じてしまう、という。
これはちょっと思い当たる節があるんですよね~。

突然ですが私は全然八方美人じゃないです。
むしろかなりマイペースだと思います。
なぜか。
「誰からも嫌われないように心を砕く」というのがとってもあざとい感じがして嫌なんです。
だけど、「嫌われたくない」というのも当然の感情として持っているわけですよ。
だからそれをどう昇華させるかというところに、これまでの人生、結構エネルギーを使ってきたと思うのです。
て、結果「マイペース」に行き着いた(←間違ってる?笑)。

しかし、大泉さんは八方美人の道をひたすら進んで来て、しかもそこそこ成功しているわけです。
これはねぇ、癇に障るよ(笑)。

しかし、逆に言えば八方美人を貫くというのも随分と気力体力を使うことですよね。
実際彼の気配りっていうのは大したものだそうですし。
その代償として手に入れた「奇跡」なんだろうなぁ。
…癇に触るな(爆笑)。

でも、声を大にして言いたい。
アンチじゃないから!
姉だから!!
(←ばか)。

なんだか最近同じようなことばっかり書いているな~(^^;)。

改めてトップランナー

2007-06-10 | 水曜どうでしょうと大泉洋
ビシーッといけなくて済みませんでした(泣)。
今更二ヶ月前のトップランナーの話題でもないのですが、なんと来る6/16(土)に総集編が放送されるということなのでやっぱり語っておこうか、と。

大泉さん…あの人はやっぱり普通に「喋りたい人」なんだね。
今回は5人揃っての出演ということで、かなりガマンしていたように見受けられましたよ。
その証拠に、一旦喋り出したらいちいち長いもん(笑)。

本人もいろんなところで言っているけど、いつもとにかく目の前の相手を
笑わせたい、
感心させたい、
好感を持たれたい…etc.
といったことに全力を傾けてしまい、結果後先を考えずにホラを吹く…もとい喋り倒してしまうヒトなんですね。
もしかして自分でも喋った内容は、あんまり憶えていないんじゃないかなぁ(暴言)。
相手のリアクションはすっごい憶えていそうだけど(暴言その2)。

つまり、自分が喋ったことに対してどれだけ相手が良いリアクションをくれるか、そこに全てを懸けているのですね。
ハナシの内容なんて二の次(暴言その3)。

私が「どうでしょう」にハマった理由を考えると、(そのうち書くと思うけど)まあ色々あるのですが、その一つに(あくまでもたくさんある中の一つですよ)この大泉さんの「いいかげんな必死さ」が可笑しかったということもあるような気がします。

「いいかげんな必死さ」
その言葉の通り、あの人はそこはかとなく矛盾を抱えた人物だと思うのです。
思いっきり単純な面(「褒められたら嬉しい」というような)があると思えば、ものすごくイジイジ悩む面(「自分はこの先どう生きたらいいのだろう?」なんて突然落ち込んだりしてそう)もあり、みたいな。
そして、いつもいつも「自分が他人にどう見られているか」を気にしているんだな。

で、その結果が「器用貧乏」というところに行き着くのではないかと。
大泉さんの一般的な(好意的)評価として、
面白くて
芝居ができて
脚本も書けて
演出もできて
歌も作れて歌えて(実際、すごく上手いのでビックリした)
文章も書けて
ナレーションや声優もできて…
すなわち「マルチタレント!」
っていうのがあるようですが、どれもホントなんだけど、どれも極めていないという(暴言その4)。
全部必死にやっているんだけど、それは止むに止まれぬ創作欲から来るものではなくて、それをやったら皆が喜ぶからというその一点。
ある意味潔いけどね(笑)。

こういうところ、ウチの第一、第二王子とは正反対だな~(苦笑)。

まぁ、どういう存在かって聞かれたら(だけも聞かないけどね)、2ヶ月前は自分でも混乱していたけど、今はこんな感じです。
「友達の間では結構人気者のようだけど、なんとなく心配で目が離せない不肖の弟」
勝手に姉目線な今日この頃です(笑)。

そうだ!16日には「オーラの泉」にもご出演なんですよね。
久しぶりのキー局バラエティのメインゲストだよ?
あー心配だ…(汗)。

苦悩は続く

2007-04-16 | 水曜どうでしょうと大泉洋
リアルタイムでは見られなかったTEAM NACS出演の「トップランナー」、録画したのをやっと見ました!
そういえば、この番組は以前大江千里さんが司会をしていたんですよね。
でもその頃は千里さんからは離れていて、ほとんど見たことはありませんでした。
むしろ最近の方が見ていますね。
自分が知らなかったジャンルの旗手たちの深い話が思いがけず聞けることもあり、結構面白い番組だと思います。
(ちなみに、NACSの回の再放送は19日(木)深夜24:10(=20日(金)0:10)~です。興味がおありの向きは是非!)

さてさて、最近とみに気になる存在の大泉さん。
今回はNACS5人のうちの1人という立場で、在京キー局のバラエティでいじられるのとはちょっと違った感じでした。
この2ヶ月程で私は「どうでしょう」周辺の事柄をかなり勉強して(笑)、NACSひとりひとりのキャラクターやポジションもある程度予習済みだったので全体的に違和感はなかったけれど、そうでない人は「大泉洋、なんだかいつもと違うじゃん」と感じたかもしれませんね。
喋っていることを、ちゃんと聞いてもらえていたもんね(笑)。

で、感想。
その1 やっぱりリーダー
リーダーが中心で喋っていたので場が締まったと思います。
改めて、今のNACSを作った人なんだな~、と。
その2 ヤスケンが喋った!
NHKの編集技術の賜物か(何でも放送は45分でしたが、収録は3時間かかったらしい。ヤスケンが喋るのを待っていたのだろうか?笑)。
5人で出ているのに、「返事」とか「相槌」だけじゃないヤスケンが見られてよかったです。
その3 シゲがよかった
全然残念じゃなかった(遅刻魔シゲはNACSでは「残念」なポジションなんだそうな)。
話していることも、一番理路整然としていたような気がします。
その4 音尾くんの
ミュージカルスター姿を見たくなりましたね。
踊れる(っていうか、新体操部だったとは!)というのは知りませんでした、不覚。

…と、ここまで来たら、流れ的にはトリをNACSの4番大泉さんに飾っていただくべきでしょうが、まだまとめきれていないんですよね~(苦悩)。
次回こそ「ビシーッといくから!」(←微妙に分かりにくいネタで申し訳ない・苦笑)。

微妙な困惑【追記あり】

2007-04-09 | 水曜どうでしょうと大泉洋
昨年末に王子予備軍を列挙させていただきましたが、彼らをさしおいてまさかの猛追を見せている人物がいます。
お気づきの方もいるかもしれませんが、その名は大泉洋。
あぁ、今、私かなり勇気振り絞って書いています。
ここまで読んだ人!
この後いっぱい言い訳するので、最後まで読んでくださいよ!!

まず言っておきますけど、彼は王子にはなり得ません、ならないはず、ならないよねぇ……。
実は、ほんの数ヶ月前まで大泉さんのことはほとんど知りませんでした。
知っていることといえば、
1 北海道の人
2 なんだかうるさい人
以上(ファンの人、ゴメン)。

ただ、(キー局の)バラエティで偶然見かけるとちょっと見入っちゃうということはありましたね。
リアクションが独特というか、他にはいない感じだな~とは思っていました。
だけど好きかと聞かれたら…ぶっちゃけどちらかというとキライだったんですよ。
「苦手」と言った方が適切かもしれません。
人を「かたはらいたし」な気分にさせる人だな~と。
そもそも「何者?」という不審感もあったワケです。

そんな大泉さんの評価が変わる転機は2回ありました。
ひとつは小泉孝太郎くん目当てで観ていた「ハケンの品格」。
このドラマの大泉さんを観て、「あれ?もしかして舞台の人?」と(それまで出演したドラマや映画も観たことがなかった)。
演技が「ちゃんとしている」と思ったんですよね。
私、今はほとんどお芝居は観ないのですが、実は高校の時は演劇部でしごかれまして、部の方に下北沢界隈から招待券なども送られてきていたので観に行ったりしていた関係で「舞台の人」は割と嗅ぎ分けられるのです。
で、調べたら今や全国区で人気の北海道の演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーでした(何を今更と言わないで)。
これにより、ちゃんとバックボーンも実力もある人だった、ということが分かったワケです。
ただ、この時点では特にそれ以上掘り下げようという気にはなりませんでした。

2度目の転機は偶然観た「水曜どうでしょう Classic」。
これも番組の存在や、大泉洋がブレイクしたきっかけになったということくらいは一般常識として(笑)知っていましたが観たのは初めてでした。
ところがこれがまた独特な番組で…。
具体的に説明できないのですが、もうすっかりハマっています。
北海道を中心に全国に中毒者が続出したこの番組のとりこと成り果てました。
やっと大泉洋の存在理由が分かった気がしましたよ(暴言)。
「どうでしょう」については、まだまだ初心者で書ききれないところもあるし、逆に書きたいこともいっぱいあるのでそのうち改めて語り倒そうと思っています。
今回はとりあえず私にとっての大泉洋の評価を変えたキッカケということで。

でもね~失礼な言い方ですが、個人的には友達になれるタイプではないような気がします(←何様?)。
いや、本当はどんな人か分かりませんよ。
演劇人で仲間もいっぱいいるだろうし、北海道の事務所は家族みたいな雰囲気のようだし、たくさんの人から慕われいるんだろうな、というのは色々なところから伝わってきます。
でも一方ではかなり難しい人なんじゃないかな。
漠然とですが、ものすごく多面性を感じます。
まあ、第一王子も第二王子も難しいといえば難しい人ですが(知り合いじゃないけど・苦笑)、何かが違うんですよ。
なんというか、相性が悪い気がする(爆)。
やっぱり「苦手」なのかな~?
しかし「どうでしょう」の大泉洋は秀逸だ。
…と、こんなふうに整理のつかない微妙な困惑を抱えつつ、今夜も録画した「四国八十八ヶ所」の再生ボタンを押してしまう自分がコワい(^^;)。

☆☆☆ 4/10 ここから追記 ☆☆☆

↑このエントリを本人が読んだら(読まないけどね)きっとこんなリアクションだろうな~。

こっちだっておめーと友達になんかなりたくねーよっ。
人のことを勝手に分析なんかしてんじゃねー。
だけどさ、とかなんとか言っちゃって、実は君は僕のことを好きなんじゃないかい?
好きだから気になっちゃって仕方がないんじゃないかい?
認めなよ、認めちゃいなよ、楽になるぞ~。


…そういうところが苦手なんだよぅ。

(しかし、苦手苦手ってあなた、それもこれも全部妄想じゃないですか、とかいうツッコミはナシで(苦笑)。あぁ、誰か止めて~。)

4月3日

2007-04-03 | 水曜どうでしょうと大泉洋
突然ですが、今日は大泉洋さんのお誕生日。
先日ちょっと書きましたが、今自分の中で「水曜どうでしょう」が熱いもので(苦笑)。
ここ最近、最も私を笑わせてくれる人、大泉さんにとりあえずおめでとう!そしてありがとう!!
少しの間だけど、同じ年だし(もうすぐ私も一つ年をとって年上になってしまいますが…)勢いもあるし、多分第三王子にはならないと思うけど(爆)すでに私の中では唯一無二の存在になっているおおいずみよう…(何故ひらがな?)。
末永く活躍を祈る!