島原、ジプシーの旧正月

うたたねを一度すると、連鎖反応が起こり、
連日するようになる（笑）
そんな経験はありませぬか？（ないっ）


島原に行ったら、
やっぱり「武家屋敷」。


ジプシーは、やはり、
「侍もの」に弱くってね（笑）
今、話題の歴女ではなく、（※１）
筋金入り、小学生からの歴史ファンなのだ


　　　　　　　　　　　　　（※１）・・・れきじょ。「篤姫」やゲームなどで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　歴史に興味を持ち、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　歴史的建造物などに現れる若い女性のこと。




武家屋敷の町筋に流れる、
島原の湧水。
すっごくきれい♪
津和野の水路もいいけれど、
鯉がいなくても　
島原もこじんまりとしていい感じ♪



ジプシーにとっては、
きれいな風景である水路も
ここに住んでた、島原武士の方たちには
必要不可欠な生活用水だったのよね♪
タンポポも、ジプシーを歓迎してた（笑）


加藤剛が（※２）いそうな、縁側（笑）写真は、山本邸。



　　　　　　　　　　　　　（※２）・・・時代劇「大岡越前」の主役の俳優。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　実際、江戸時代にいたらしい、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　奉行所のおえらいさん（笑）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今で言うと、裁判官みたいなお仕事。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この時代劇では、お仕事ない日は、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紺色の着物を着て妻と縁側にいる。


現存する武家屋敷は、３軒あり、
どれもきれいに保存されている。
なんだか、萩みたいーーーーっ
あそこは幕末ロマンで浮かれたのよねん♪
今回は、隠れキリシタンの里（※３）だから、
また違う、哀愁が漂う～


　　　　　　　　　　　　　　（※３）・・・室町時代に鉄砲とともに伝来した、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キリスト教も、豊臣秀吉が天下を取った
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　安土桃山時代から、禁教になり、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　各地で弾圧が始まる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もっともひどくなったのは、江戸時代、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　二代将軍秀忠から三代家光にかけて。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　迫害、拷問を受ける信者が多数いて、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そのため、仏像に似せたマリア像などを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　密かに隠し、信者であり続けた人のこと。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ほんとにためになる、ジプシーブログ・笑



無料休憩所には、ちょっとした日本庭園があり、
池には鯉が泳いでいる
なんだか芭蕉ぶってみたくなるわね（笑）（※４）

　
　　　　　　　　　　　　　　（※４）・・・松尾　芭蕉（まつおばしょう）。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　江戸時代の俳人。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東北を旅して書いた俳句を集めた
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「奥の細道」が有名。



ちゃんと、俳句も作れて応募できるようになってる♪
粋でしょう？？？
ここで一句したためたら　文化人の仲間入り♪

では、一句。

「あつあつの　具雑煮食べたら　旧正月」


　　　　　　　　　　　　　　　


そう。
ヂンさん、ふふ　当たり♪
お正月も最近だったし、
島原で、旧正月もいいかな！！！！
・・・と抜擢された？お昼ごはんは、「具雑煮」。


武家屋敷をてくてく散歩してたら、
ちょうどいいところ、島原城のまん前に
「姫松屋」があります　　　うふふふ



旅のお供が予約してくれてたからよかったけど、
次々に　マイクロバスがやってきては、
ヤッターマンの、今週のびっくりドッキリメカみたいに
ぞろぞろとお客を吐き出してゆく（笑）


「具雑煮」。
島原名物。雑煮のスペシャルバージョン♪
並と大盛りがあるけど、
ふつーの男女なら並でいいと思うよ。
だってすごいもん！！ボリューム！

　　　


お餅は５個も入ってるし、
高野豆腐に白菜、春菊、レンコン、
ゴボウにシイタケ、かまぼこ、穴子・・・などなど。
具が１２種類も入ってる！！！（←数えた人）


何が一番おいしかったかって、
それは、出汁（だし）！！！！！
風味と味といい、最高なの♪


由緒あるお店で、今は六代目らしい。
島原に行ったら、ぜひ、「具雑煮」を。


武家屋敷は、無料の駐車場もあるし、
トイレもきれいなので、
気軽に行ってみてね♪　　うふふふ