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初共演で見えてきた二人の意外な共通点 >藤原竜也×綾瀬はるか

2010-11-08 16:50:28 | 日記
初共演で見えてきた二人の意外な共通点


インタビュー>藤原竜也×綾瀬はるか




── もしも自分だったら、時給11万2000円のバイトに手を出すかどうか……と、観客の誰もが自分に置き換えて考えると思うんですが、必要に迫られたら、そんな高額バイトに手を出す?出さない?
【藤原】  (映画のように)綾瀬さんみたいな女性に声をかけられたら、即、ついていきますね(笑)。
【綾瀬】 かなり怪しいですよ(笑)?
【藤原】 金額的にも魅力的だし(笑)。でもまあ、11万2000円という金額をきっかけに物語がスタートすること自体、現実ではまずありえないこと(ミステリー)なので、役者としてはそういう怪しさにいかにフタをして、負担にならないように演じるか、それが課題でもありましたね。
── 中田監督も「ありえないけれど起こってしまうおかしさを出したい」といっていました。そんなミステリー作での演じる難しさ、やり甲斐はどんなところだった?
【綾瀬】 私の演じた祥子という女性はとにかく謎の多い女性で、台本を読んでも正直よくわからないことだらけ。彼女のバックボーンみたいなものを作っていく作業が必要だったんです。中田監督と一緒に彼女の裏設定を作ったりしましたね。監督からはいつも「感情を抑えて」とアドバイスをいただいていたので、常に冷静でいることを心がけました。
【藤原】 僕が演じた結城も冷静さの必要な役どころ。異常な人たちのなかで冷静に物事を見ている役でした。
【綾瀬】 そんな結城に祥子は恋心を抱くんですけど、どのタイミングでどの程度表現するのかとかも気をつけた点です。
── 藤原さん綾瀬さんをはじめ、10人の豪華キャストの共演もみどころ。現場ではどんなディスカッションがあった?
【藤原】 リハーサルでの監督の丁寧な演出が手がかりでした。なかなか台本が決定しなくて不安を抱えていた時期もあったんですけれど、監督の「僕についてきてくれ」という言葉を信じて、引っぱっていってもらった感じですね。数ミリのブレも許さない監督の演出に答えるのは大変でした。


【綾瀬】 ただ、1カット1カットここはこういうシーンでとか、たとえば「ここは生臭い血の匂いがしています」という言葉で空気感を作ってくれたので、どんな情景なのか想像しやすかったですね。結城に向かって「あなたを見ていてわかりました」とささやくシーンは、耳のアップと口のアップを撮りたいといってこだわっていたのが印象深いです(笑)。



── 映画では、高額のバイト料に惹かれてきた10人の男女は悪夢に巻き込まれるわけですが、藤原さん綾瀬さんは過去に恐怖体験はある?
【藤原】 恐怖体験はないんですけど……、新しい監督と一緒の現場のときは、こっちも勉強をしていかなくてはならないと思っていて、中田監督の過去の作品を観ようと思ったんです。でも僕はホラーが得意じゃないので、なかなか観られなくて……。
【綾瀬】 謎解きのようなミステリーものは好きなんですけど、私もホラーはものすごく苦手で……。以前(ドラマの)『本当にあった怖い話』に出演したときは、怖くて台本は読めないし、オンエアも観られなかったんです。
【藤原】 じゃあ中田監督から、また一緒に仕事しないかってホラー映画のオファーが来たらどうする?
【綾瀬】 うーん……。ただ、中田監督は「えっ、この監督がホラーを撮るの?」と思ってしまうようなとっても優しい監督。なので中田監督だったらやるかな。
【藤原】 なるほどね。僕は究極に怖い、最悪に怖いホラー映画なら出てみたいかな。大作ではないんだけれど、ものすごく怖いホラーに。でも、僕自身は苦手だけど、デートでホラー映画は“あり”だと思う。ミステリーの『インシテミル』も若い人に観て欲しい(笑)。


【綾瀬】 私も10代の頃のデートなら、怖いもの見たさで観に行っちゃうかも。ずっと目を隠しながらだとは思うんですけど(笑)。10代だったら恐怖心よりも好奇心の方が勝つと思います。
── 怖いものが苦手なふたりにとっては、『インシテミル』の舞台となる暗鬼館はとても不気味で重々しい空間だったと思います。撮影中はどんな方法で気分転換をしていた?
【藤原】 僕(の気分転換)は決まっていて、自宅の近所のキンモクセイの香りをかいで、家に帰って蚊取り線香を焚いて、お酒を飲みながらプロ野球中継を観る!そうすると「今日のストレスは何だったんだ?」というくらい発散できるんです。ポイントは蚊取り線香(笑)。僕、お香代わりに冬でも蚊取り線香を焚くんですよ。
【綾瀬】 私は人と話をしたり、ご飯を食べたりすると自然とストレス発散になっているみたい。今回は共演者のみんなとよくご飯を食べに行ったし、ケータリングも美味しかったし(笑)。
── 最後に、ふたりは意外にも今回が初共演だったそうですが、共演した感想を聞かせて下さい。
【綾瀬】 藤原さんは、ストイックな方だなという印象を持っていたんですが、実際に会ってみてもそれは変わらなかったですね。
【藤原】 綾瀬さんは、いろいろなメディアで活躍している女優さんだなという印象だったんですが、今回こういうタイミングで一緒に仕事ができて本当に良かったと思います。また共演したいかといわれれば、もちろん!
【綾瀬】 はい(笑)。
【藤原】 でも、本人を目の前に「いや~もう共演したくないです」とは、いえないでしょ(笑)
【綾瀬】 (笑)ですよね。
(文:新谷里映/撮り下ろし写真:逢坂聡)
藤原竜也
1982年5月15日生まれ。埼玉県出身。
1997年、演出家の蜷川幸雄に見出され、舞台『身毒丸』でロンドンにてデビュー。以後、演劇界、映画界のほか、実力派俳優として幅広く活躍する。主な映画出演作は、『バトル・ロワイアル』(2000年)『デスノート』シリーズ(2006年)『カメレオン』(2008年)『カイジ 人生逆転ゲーム』(2009年)『パレード』(2010年)『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』(2010年)など。また、声優として、映画『借り暮らしのアリエッティ』やテレビドラマ『アイリス』に出演している。

綾瀬はるか
1985年3月24日生まれ、広島県出身。
テレビドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系)で脚光をあび、その後、テレビドラマ、映画、CMなど幅広く活躍。2009年、『おっぱいバレー』で主演。劇場CGアニメ『ホッタラケの島 ~遥と魔法の鏡~』で主人公の声を担当する。2010年、テレビドラマ『ホタルノヒカリ2』、映画『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』などに出演。2011年夏には、映画『プリンセストヨトミ』の公開を控える。
また、シンガーとしてシングル「マーガレット」を8月11日にリリースしている。
【ストーリー】
 時給11万2千円という求人広告に釣られ、10人が「暗鬼館」に集まった。仕事の内容は、「暗鬼館」での7日間を、24時間監視されるだけ。それぞれの個室には、異なる殺傷能力を備えた凶器がひとつ。そして奇妙なふたつのルール。「夜の10時以降は自分の個室に入っていること」「実験終了は、7日間経過するか、生存者が2名になり、実験継続が不可能になった時」――。7日間、何も起きなければ全員が1800万円以上の大金を手にするはずだった。しかし、2日目に銃殺による死者が出る……。

出演:藤原竜也 綾瀬はるか 石原さとみ 阿部力 武田真治
2010年10月16日(土)より丸の内ピカデリーほか他全国ロードショー
(C)2010「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」製作委員会

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