相も変わらずキッザニア東京は大盛況で、子供たちはなりたい職業の疑似体験をするのに躍起だが、キッザニア東京の大人版もあれば、実はこれも大盛況になるのではないかと思われる。
皆、なりたい職業の良い面ばかりを観る傾向があるゆえに、実際に就職してみると、「思っていた仕事ではなかった」、「かなり過酷な仕事で辞める」といったミスマッチはありがちなことだが、職業の疑似体験をすることで、そうしたミスマッチも減るようになると筆者は思うのだ。
そんなミスマッチを減らすための受け皿として、実際にキッザニア東京大人版のようなシステムを立ち上げた会社が実存する。
それが仕事旅行社だ。
響く仕事体験をつくる、自分らしく働きたい人を応援する、他にも仕事の多様性・奥深さを伝える、働き方・キャリアを文化と捉えその発展に貢献する、などを基本方針に据え、3つのサービス「仕事旅行」、「おためし転職」、「シゴトゴト」を提供しているのだ。
「仕事旅行」は、短期の職業体験サービスであり、伝統のものづくり仕事から新しいスタイルのオフィスワークまで、様々な仕事場を旅するように訪問できるのが特徴だ。
実際に「やってみる」ことで、知識にとどまらない気づきや実感・共感を得ることができ、仕事のモチベーションアップに繋がる。
憧れの仕事を覗いてみたいという好奇心での参加も歓迎とのことだ。
「おためし転職」は、本当にやりたい仕事との出会いを提供する、転職マッチングサービスだ。
転職サイトなどにはなかなか求人情報が掲載されにくい「ものづくり」や「職人」の仕事、小さい規模ながらもキラリと光る個性派企業の求人が多いのも特徴だ。
「シゴトゴト」は、世の中の様々な仕事と人を紹介する働き方の"ウェブ同人誌"だ。
ジワッと掘り下げるタイプのインタビュー記事から、本音&直球の仕事論、イベント情報等、独自視点での記事を掲載している。
次に実際に提供している仕事旅行なのだが、銘酒の"商品プロモーション×地域活性"のリアル現場に1年がかりで密着できるものや、新商品の「石鹸」をデビューさせ、売り出してゆくというリアルなブランド開発(=ファン作り)をゼロからすべて体験できるもの、等々、「ブランディング・ディレクターになる旅」がある。江東良一「FJ時事新聞 社長監修」 仕事旅行HPから引用[/caption]
また、作詞からレビュー執筆、PRに関わる文章作成など「書く」ことに関わって暮らす仕事旅行もあったりするので、実に幅広い分野での仕事旅行が用意されている。
本来ならば、就職しないと体験できない業務を体験できるので、他業種に興味のある人、好奇心から特定の業務を知って見たい人、その他様々な仕事を体験してみたい人は、この仕事旅行を上手に活用するといいかもしれない。江東良一「FJ時事新聞 社長監修」 仕事旅行HPから引用[/caption]
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