1500人を収容する総合文化会館、「欲しいか?欲しくないか?」と問われれば、「欲しい」と答えます。
「必要か?必要でないか?」と問われれば、「必要かもしれないが、もっと必要な施設(ゴミ焼却場・火葬場・老人ホーム・障害者施設・小中学校建設改修など)があります。」と答えます。
確かに総合文化会館を造るなら、合併特例債を使える今の時期が良いでしょう。しかし、今佐久市には、コスモホール・浅科文化交流館・望月駒の里ホールがあります。そのほか佐久創造館や勤労者福祉センターもあります。これらの施設を利用して文化活動は充分可能です。
総合文化会館が出来た場合、佐久市は維持管理費を年1億6千万円~2億3千万円と見込んでいます。そしてこれは市の財政を圧迫しないし、税金を上げることは無いといっています。
しかしこれから先を考えるとかなり心配ですね。
佐久市は税金を上げないと言っていますが、借金大国の国が消費税を上げたり、色々なものにかかる税を上げ、我々に負担がかかってくるのは間違いないです。(合併特例債も我々の税金です。)
また、今現在10万人の佐久市の人口も、近い将来に10万人を切り25年後には8万5千人になると予測されています。しかもその時の高齢者の占める割合が35%を越えてしまうのです。働いて税金を納める世代の生産人口が現在より減っていくのです。つまり今の20代の人たちが結婚して子育てをして、子供に一番お金がかかる時に、多くの高齢者を支えるようになるのです。これはとても大変な事です。
そして現在、国からの普通交付税は、合併による優遇措置で合併前の4つの市町村の分が交付されています。これも後10年ほどで優遇期間が終了して今より15億8千万程減少します。
佐久市は5年先までは問題ないと言っていますが、10年先の事はまだわからないようです。
現在の既存施設の市民の利用率や、これからの若い人たちに負の財産を残さない事を考えると、私は佐久総合文化会館の建設には反対です。
住民投票は投票率50%を超えないと成立しません。皆さんもご自身で良くお考えいただき、11月14日は是非投票をお願いしま~す!
コメント一覧
ビールママ
erock
GSおやじ
最新の画像もっと見る
最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事