ereMブログ

わんことの日常を書いていましたが、天国に行ってしまったのでただの日常を書きます

術後13日(退院9日目)傷の様子

2018-06-21 00:10:17 | できごと
前かがみの日はあっという間に過ぎ、
ロキソニンいらずになりました。
お腹を切った表面の傷は、あっという間にくっつき痛みもほぼ無くなりました。
あんなにヒーヒー言ってたのに、あの痛さはもう思い出せません。脳の不思議!

そして、今度はお腹の中、生理痛のような重痛さを感じるようになりました。
そっか、お腹の中もいろいろ傷だらけなのかー。
表面の切り口が痛すぎて今まで気がつかなかったけど、中が痛い!どっちかというと表のほうが早く治りますよねー。


今回切ったのは


内視鏡用におへその上一つと、下腹部に二つの穴を開け、
内視鏡で子宮を切り離し、
取り出し用として下腹部の表面を横10センチほど、お腹の中の腹膜は縦に15センチほど切りました。
筋腫が小さい場合は、出産みたいに膣から産み落とすのでお腹は切らなくてよいみたいです。
私の場合は筋腫がグレープフルーツ2個とプラムがいくつか、みたいな感じだったので、お腹を切ってそこから産むことに。
皮膚は横に切ったほうが治りも早いし(筋肉的なことか?)、傷も目立たないとのことでした。
あれ?この話まえも書きましたね汗
せっかく見た目も気にして切っていただいたので、いつかはビキニに挑戦ですね!別な意味で無理ですけどね!


内視鏡を使わない方法もありますが、そうなるとお腹の傷は縦にもっと長くなります。
入院期間がうんと長くなってしまうので、私は内視鏡との合わせ技をお願いしました。
というか、私が行ったクリニックはたまたま合わせ技の名医がいるところだったので、私みたいなタイプにはちょうど良かったです。
本当は内視鏡手術が怖くて、バッサリやってもらったはうがいいのかな、、、と思っていたのです。
でも、内視鏡と外科の合わせ技を求めて日本各地から患者さんが集まって来る病院だったので、ラッキーでした。

そして先日、久々の検診。
傷は順調だし、血液に炎症反応も出ていない、ということで、短時間のお仕事はしていいよ宣言になりました。
・長時間の仕事は7月半ばから。立ちっぱなしとか、夜中まで働いちゃうやつですね。
・お腹の中の方の感染が心配なので、プールと温泉は9月から。自宅のお風呂はもうOKだそうです。他の外科手術と違って膣つづきでお腹の中につながってますからね。
・激しい運動も9月から。自転車も9月から。
飛行機、電車、車はOKです。
自転車はダイレクトに振動がお腹に響くのでちょっと先に解禁なのです。
・荷物は5キロ以内にする。これも9月くらいまで。
こんなご指導をされ、ちゃんと守ろうと思った次第。


退院の時はヘロヘロで歩いた同じ道を、元気に帰れることが嬉しい。

そしてあの退院の日、急にヘロヘロになってしまったセブンイレブン、ここです!


このセブンは入るとすぐ階段で降りて半地下が店舗になっています。へんな汗を流しながら入り、
立っているのもキツくなり、目の前にある商品をつかみ精算して出てきたあの日。
この日も元気に同じ商品を買ってやりました!
リベンジマッチなので!


そして目の前のこの通りで力尽き、しゃがみこんでタクシーを止めたのでした。
それがたった数日でこんなに元気になり、近くの駅まで歩き、たくさん買い物をして帰ってこれたのです。すばらしー。元気ってありがたい!


同じ道を今回は元気に歩いて勝ち点3をもぎ取った気分です。いえい!


ヒマなのか!!





術後8日目(退院4日目)入院中を振り返る

2018-06-13 20:32:57 | できごと
まだ痛い。
だけど、1日ずつ確実に痛みが減っている!
こんなにわかりやすいものなのですね。
朝起きると、あ昨日とは違う、ってわかります。


一昨日は前傾姿勢でチビチビあるいていたのに、
昨日は前傾姿勢で普通の速度で歩き、
今日は前傾姿勢じゃなくなりました。もう身体はまっすぐです。
痛いけど、下腹を押さえてちょっと持ち上げる感じにするとかなり楽です。
でもこれってあそこを押さえてる人に見えるので、外ではできないなあ。



入院中を振り返ってみます。
病院に持って行ってよかったなと思うものは、温度湿度計。


術後はなんだかわからない寒さやら暑さ、流れる汗、寒い暑い寒い暑いと、とっても変化しました。
麻酔が切れる時はブルブル震える人もいるらしい。
発熱のせいで暑く感じたり寒く感じたりしますが、つい部屋の室温設定が間違えているんじゃないのか?と思いがち。
温度計を見るといつも一定なので、心のザワザワがおさまります。


それから、
術後丸1日は寝たきりなので、吸い口が超ありがたかったです。


これは病院のものですが、これがないと水を飲んでもむせてしまって、地獄をみることになったでしょう。
でも、グビグビ飲んだらすぐ空になるのでこれを満タンにするためにいちいちナースコールしずらいので、ペットボトルのキャップ部分につける100均で売ってるストローがあればペットボトル1本分の水をキープできるのであると便利だったなと思いました。
最初のうちしか使わないけど。

あと、まさかそんな気分にはならないだろうとは思いつつ、旅行に必ず持っていくドリップコーヒーを持参してみたのですが、
3日目くらいで動けるようになると、このコーヒータイムが至福のひとときになったのでございます。オットに牛乳を買ってきてもらいカフェオレを手にした時は、ほんとに幸せを感じました。
コーヒーは日常を呼び戻すアイテムですねー


あとは、おへその上まであるデカいショーツ。ほんとにこれは良かったです。


持参したバスタオルは枕の高さ調整にも役立ったし、発熱時の大量の汗のときも役に立ちました。
病院でもタオルは借りれるけど、肌に密着するものは無理しても自分の好きなやつにしたほうがいいような気がしました。


またなんか思い出したらメモしにきます。


痛み止めは今日までの分しかもらってないので、無くなったら市販のロキソニンを飲んでもいいそう。
お薬が今日までってことは、もう痛くないでしょ?ってことなので、明日はもっと良くなっていそうで嬉しいです。
しかし、帝王切開のママとかは大変ですね。これに子育てが加わるんだもんねー。
その分若いけどさ。


早くダッシュで走れる日がくるといいなと思います。この40年くらいダッシュで走ったことはないけど!




入院5日目、というか退院の日

2018-06-09 23:25:14 | できごと
今日オットは早朝から夜まで仕事です。
私はこの2日間病室もけっこう歩いていたし、一人で退院できるよ大丈夫!と軽い気持ちでいました。


なぜか夜中2時くらいから頻繁に目が覚めます。
仕方ないので5時に起きてシャワーを浴びて、めざましどようびを見たり。ワクワクして眠れなかったのかしら。小学生か。


いつも朝食ギリギリに起きていたのに、今日は待つ待つ朝食を。


そして気づきます。傷口がすごく痛くなってることに!
痛み止めを減らしたせいか、動き過ぎたのか、食欲が全くありません。
なんとほとんど残してしまいました。

けれど血圧も体温もいまだかつてない安定っぷりで、めでたく退院。お腹痛いと言ったらロキソニンを増やして持たせてくれただけでした。必要以上に甘えさせない方針なのです!
同時刻にもうお一人退院されたご婦人がいました。
一緒に前かがみでエレベーターにのり、一緒に同じような金額を前かがみで支払いました。
そして彼女は優しいご主人に肩を抱かれ、私は一人で病院を後にしました。

一歩外に出てびっくり。日差しが眩しくて、すっごく暑い!!温度のことチェックするの忘れてたです汗

病院を一歩出た私の目の先にはセブンイレブンがあります。
どうせオットのことだから家には一切食べ物は用意してないだろうと思い、セブンで食料を買ってからタクシーに乗ろうとここまで歩いたら、急に立ちくらみと傷口の痛みを感じて直角くらいの前かがみになりました。
セブンに入店すると冷えていて目の前がチカチカしてクラクラしてきて、もう何でもいいから目の前にあるものを手にし支払いをし、外に出てタクシーを探します。
変な汗が流れてきて立っていられなくなったので路面に膝をついた状態で空車に手をあげたのですが、その私の見た目がヤバくて誰も止まってくれません( ; ?; )酔っ払いにしか見えなかっただろうなあ。
歩行者も助けてくれないし、ひ、ひどい。こーゆー人を見かけたら、私は絶対助けてあげようとその時心に決めました。

と、そこにやっと一台の個人タクシーが!
優しいドライバーさまが無事に自宅に連れて行ってくれました!
帰宅して落ち着いてからセブンで買ったのを見ると、マーガリン入りのレーズンロール100円のでした。それだったのかー、つかんだやつ。甘いのが良かったなあ(T . T)

と、帰宅するまでのしょーもない話がここまで続いてしまいました。
読んでくれてるみなさんすみません。
こんな時は一人で帰れるもんねって強がらないこと、どうしても一人の場合はタクシーを病院に横づけしてまっすぐ帰ること。教訓です。
身体が弱っているというのはこうゆーことなのだと思い知りました。
帰宅して横になったらすぐ元気になりました。


マーガリン入りのロールパンに無理くりバターをつけて食べてロキソニンを飲んで痛みも落ち着きました。


昨日よりは随分良くなったものの、やはり傷は痛いです。そりゃそうか。
でも明日はもっと楽になるだろうと予測できたので明るい気持ちです。


夜オットが、なんも食べ物を買わずにうちを出ちゃってごめん!とビクビクしながら帰ってきました。
そんなことは慣れてるので平気ですが、なんだか忘れたけど面白いことをうっかり話してくれたおかげで、笑ってしまいお腹ぎ痛いのなんの。
笑わせるんじゃねえ!



あ、思い出した!
「切った筋腫、豚骨スープを作るときの豚骨みたいだったね!」と言ったのでした!
だろうね、金属パットに並べられてたからねっ!!




入院4日目

2018-06-08 20:50:48 | できごと
昨夜は、傷が痛かったんだけど
我慢してたらだんだんお腹の中の方が痛くなってきて、生理痛のような子宮が引っ張られるようなひきつれた痛さも加わり、
麻酔をやめたから感じてるだけで、いま新規で痛くなったわけではないのでしょうが、
心が折れました。
子宮はもうないのだから、子宮を切り離した部分が痛むとか?あるいは全く気のせいで本当は痛くはないのかも?とか、
考える考える。
お腹に神経が集中して、さらに痛く感じる。
そんな時は座薬をお願いするに限ります^_^
恥ずかしいけど、痛みは忘れるのが一番です。
自分で入れたいけど、看護師さんの仕事らしく横向きで寝て座薬を入れてもらいます。
入院したらすべての羞恥心を捨てること←たいせつ!
手術前に、下の毛も剃られるし!


今日は7時半から採血。
朝食後に検査もあります。

ジュリアンサラダが美味しいです。


ジュリアンサラダとは喫茶店とかででる千切りサラダのことみたいですが、レモンやグレープフルーツの果汁入りソースで和えてあるものをオシャレにそう呼んだりもするようです。
朝食のジュリアンは2種類のキャベツとシソの千切りに、グレープフルーツかオレンジ果汁の入ったフレンチドレッシングで和えてありました。
さっぱりして美味しい、夏はお家でもいっぱい作ろう!
食レポもできるようになってきました


入院最後の検診です。これで問題なければ明日退院です。
今朝は痛み止めを飲んでいません。前かがみだとあまり痛くないのですでも真っ直ぐ立つと痛くて、診察室までは軽くお辞儀をしたポーズで移動します。

この角度のまま歩くなら2~3分いけます!

婦人科独特の診察台に乗り、子宮ガン検診みたいなことをやります。お腹の中が傷だらけなので、ガン検診より1割り増しで痛いです。でも割とそのくらいで大丈夫です。
先生に、中の傷も大丈夫のようですねー、と言われます。


手術の前に、輸血が必要になったときのために自己血輸血にするので血液500CCを2本取っておきました。そのせいで血圧が下がり麻酔の量を減らしたりしました。
その血圧も、今日は96-62と通常に戻ってきました。熱は、上がっても37度です。
血液検査で貧血も大丈夫でした。
筋腫がある人は、たいてい貧血で低血圧で病院にやってくるので、病院側の対応はバッチリです。


傷のテープを取り替えます。
内視鏡の穴がおへそとほかに二箇所。
それと恥骨の上あたりに10センチ弱の横傷。
内視鏡で子宮をカットして、10センチくらい切ったところから筋腫や子宮を取り出したり、処置したり、確認したりしたのです。
主に痛いのは横10センチの傷のような気がしますが、なんかもっと別なところが痛い、と先生に言うと、
表面の皮膚や筋肉は治りやすいように横向きで切ってるけど、中の腹膜は縦にもう少し長く切ったとのこと。
表からは見えないそんな傷たちが痛むのですね。

そんな痛みも随分楽になってきました。
看護師さんの言う通りだ!


午後からの痛みが心配で、昼食のあとロキソニンをもらいます。

お食事写真、斜めからのほうが立体感があっていいのではないか?
と思う余裕も出てきたー


お医者さんからは、プールや温泉は9月からねと言われます。3ヶ月後ということですね。そんなに先なのか、、、飛行機に乗って和歌山にパンダを見に行こうと思ったけど、そーゆーのも9月くらいだって。
上野のパンダの行列に並ぶのはいつからならいいのだろう。
遊ぶことばかりで、聞けなかったです。。。


そういえば、下着のこと。
術後2日目で自前の下着やパジャマに着替えます。
それまではマジックテープでいろんなとこがベリベリはがせる病院のパジャマと紙おむつです。
おなじ手術をした方のブログなどをみてみたら、とにかくでっかいパンツとブカブカのパジャマを用意すべし、とのことでした。ジャストサイズのもので地獄をみたようです。
セシールで買っておいた3Lヘソ上パンツがとても役に立ちました。恥ずかしくて干せないくらいに大きいです。
パジャマは紳士用のおっきいやつを持ってきました。チャップリンのズボンみたいなブカブカのはお腹の傷に当たらず、便利でした。みなさんメモして下さい!笑


夕食。お野菜をキレイにカットするというのは、真心を感じていいなって思いました。


心に余裕が


今日は座薬はいらないけど、痛み止めを飲んで寝ます。眠剤も飲まず寝ます。


執刀医の先生は、関西で手術してくると言い残し飛行機にのって飛んでいきました。


手術前は、急にビビったり怖くなったりしたくせに、
手術して本当に良かったと思うようになってきました。
明後日くらいになると、手術はぜんぜんたいしたことなかったね、って思えるような気がしています。50代後半って、まだこんなに回復力あるんだな。。。




もう1回ここに泊まって、明日帰ります。







入院3日目

2018-06-07 20:22:28 | できごと
朝、点滴が取れました。
朝ごはんもしっかり食べれたです。


血圧が下がりっぱなしなのでフラフラします。
痛みはないけどゆっくり動かないと、クラりとして倒れそう。
お仕事のメールを確認したり、電話したりして、
また寝ます。一つ連絡しては寝る
みたいな感じで、全然すすみません。焦ります。

血圧が89-52まで下がったので、ここらで血圧を上げるためにも背中から入れてた硬膜外麻酔を取ることに。
スイっと抜けます。抜くときは痛くもなんともないです。


もう体についている管は1本も無くなったので、シャワーを浴びます。
気持ちいい。
傷口はテープが貼られているので見えないけど、なんとなく位置や大きさを確認。


そしてお昼ごはん


昼食後に、傷口が痛くなってきました。
背中の麻酔を取ったせいで痛みが出てきたらしく、
食後のロキソニンでどうにかなると思ったら、どんどんズキズキしてへんな汗も出てきて、
うぐぐぐーっとか言ってる自分に気づき、
ついにナールコール。い、痛いですっ、と。


看護師さんがすぐ来てくれて、
座薬入れますよー、ってなり、
効くまでの30分はわりと悶えました(~_~;)
今更ながらですが、背中からの麻酔のありがたみを知りました。もっと感謝しておけばよかったです。


今朝までは痛みはそうでもなくスイっと起きていたのに、背中の麻酔がなくなってからはベットの手すりを掴んでちょっとずつ起き上がります。痛い。うぐぐぐっ、てホントに言います。

明日にはずいぶん楽になる、という看護師さんの言葉を胸に、
夕食です。

仕事のことで泣きたい気分になり、体が痛いと心も敏感になるのかもなー、いかんいかん!と思ったり。
健康は大切ですね。


夜、執刀医から手術の写真つきで説明がありました。
今日はお通じもあり、お下の出血は無くなりました。回復は順調のようです。
寝る前にまた座薬で痛みを止めて寝ます。
そろそろ不眠になる頃らしく、眠剤も飲んで寝ることになりました。
毎日こんなに寝てるから不眠になるんですねー、なるほど。