雑記録

多田瓊林遺作展

山形市出身の幻の日本画家 多田瓊林(ただけいりん)

生誕100年、没後50年記念ということで、船町多目的集会所の2階で開催されたもの。
瓊とは、玉のように美しいという意味らしい。
雅号も、他に松翠、翠香などを使ったとのこと。
船町出身で、戦後は妻の実家の十和田市に移住。
今回は、里帰りできなかった瓊林氏の作品だけでも帰してやりたいという、十和田市の有志の方も作品を持ってきて、この遺作展が開催された。

十和田市に住んでいたということで、十和田湖の絵も何点かあった。
襖絵、掛け軸、屏風、額など。
最初、2階に上がる階段の踊り場で、「地獄極楽」という、お寺さんで説教に使うような巨大な地獄絵図があり、うへぇと思った。
ちょっと俗っぽ過ぎないか、と (^^;
ただ時代的に何でも描かないといけない時代だったんだろうなぁとも思った。高砂の掛け軸もあったし。

面白かったのは「コウモリ」の掛け軸。
日本画の題材で、コウモリなんてあるんだなぁ。
残念なのは「鶴8羽」という10枚の襖絵。
子供の落書きがある (^^;
実際に使われていただけに、しょうがないとはいえ、ちょっとなぁ。

こういう機会でもなければ、この画家は知らなかっただろうし、私は船町に入ったのも初めてだったので、まぁ良かったかな、というあたり。
結構、地元の方がいっぱい観にきてて、私は場違いだったような気もする (^^;
十和田市のほうで作品集も発刊されたらしいし、わざわざ作品をもってきてくれた十和田市の方に感謝。

このあと、上山の埋蔵文化なんとかというイベントにも行ってみたが、会場わかんなかった
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「展示会、講演会など」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事