ドラクエは、４を貸してもらってプレイしたのが最初。パソコンのRPGをやっていたので、ファミコンはあんまり眼中になかったのだが、４が面白かったので、５は買ってやった。
その後７をやって、ストーリーの暗さに嫌になって、あとはやっていない。
今回のコンサートは、第一部がグループサウンズ、第二部がドラクエ５。
ゲーム音楽は好きなのだが、私にとって、すぎやまこういち氏は、帰ってきたウルトラマンの印象が強い。
今回は山形市農協の特別協賛ということもあり、一般ウケのするグループサウンズを選んだのだろうか。
会場は満員。チケットもすぐ売り切れたワケだ。
明らかに、普段コンサートは聞かないような客がいる。
私もオタクだからわかるｗ
でも会場でDSはヤメレｗ
第一部 すぎやまこういちヒット曲
イエスタデイ
ビートルズの曲を、すぎやま氏のアレンジで。
あとは、恋のフーガ、ローマの雨、亜麻色の髪の乙女、学生街の喫茶店、モナリザの微笑、落葉の物語、君だけに愛を、花の首飾り、シーサイドバウンド。
東京都交響楽団の音は、さすがに素晴らしく、すごくもったいない気が一杯なのだが、逆に考えると、これだけ豪華なグループサウンズもなかなか聴けないかな。
私は、グループサウンズの曲は、全く思い入れがないのでアレだが、有名曲なのでメロディーはわかる。
ザ・ピーナッツは、一卵性双生児で声帯も似ていて、レコーディングのとき、スピーカーが共振を起こしてびっくりしたというエピソードなど。
すぎやま氏のMCは、オーケストラ初心者向けのお話。
バイオリンは高いものは高いんだぞ～という話から、弓も高いんだぞ～という話。
そして、そんな高い弓を使わないで、ピチカートだけで編曲したという曲へ。
こういうコンサートの意味をわかっていて、話も面白い。
今年で７７歳ということで、イスに座って指揮をしていた。
第二部 交響組曲「ドラゴンクエスト５ ～天空の花嫁」より
序曲のマーチ、王宮のトランペット、空飛ぶ絨毯～大海原へ、戦火を交えて～不死身の敵に挑む、哀愁物語、大魔王、天空城、結婚ワルツ。
第一部は一曲ごとに話を入れていたが、第二部は、一気に最後まで演奏。
天空の花嫁は、２人のヒロインのどちらかと結婚するストーリーなのだが、直前でセーブし、２人とも結婚した話ｗ
皆もやっているだろうということで、客席もウケ。
当然、私も、そうやったｗ
DS版は、もう１人増えて３人から結婚相手を選ぶらしい。
すぎやま氏は、ゲームもネットも大好きな人なので、オタク心はわかるんだろうｗ
交響組曲ドラクエのCDは持っているが、生で聴くのは初めてなので、感動。
都響もいい音だし、本当に、さすがな感じ。
アンコールは、「私のコンサートは、これだけじゃ終わらない」とのことで、ラブソング探して。
そして、ドラクエ３のエンディング、そして伝説へ。
この、そして伝説へ、の曲は、本当に盛り上がる最後にふさわしい曲だ。
贅沢な演奏を聴かせてもらった。
