えんたんと読書

2015年開設。メーカー営業女子の日頃読んだ本や読書に関係したコラムなど日々綴っています。

三億売る営業ウーマンの その[話し方]で本当に売れますか? 山本幸美

2015-10-24 20:17:03 | 書評
「売り込まれている」と思わせない営業を!



営業力強化週間!今日の三冊目!
アプローチメソッドや、訪問テクニックに関する本を二冊連続で読みましたが、本書はすこし異色。

営業のみに関わらず、「話し方」「聞き方」といったコミュニケーション術を重視しています。

本書の著者、山本幸美さん自身も売上ゼロを半年続けクビ寸前まで陥ったという挫折経験の持ち主なので、内容も深みがあってとてもスッと入ってくるものでした。

特に明日から実践したいなと思ったものが
(製品説明を行うシーンで)
【×】いきなりプレゼンに入る
【○】「○○についてお話させていただいて宜しいですか?」と話の全体像やポイントを伝える。そうするとお客様もポイントについて重点的に聞いてくれる姿勢をつくることができる、というものでした。

意外とこの冒頭の一言がいえないものなんですよね。

営業に限らず、他人にプレゼンする機会の多い方にオススメの一冊です。

トップセールスは「4*1倍」粘り強い 諦めない営業 横田雅俊

2015-10-24 19:14:21 | 書評
営業は継続アプローチが必要



「継続アプローチ」これ、先日紹介した同行営業の本でも重視されていました。
本書はこのテーマに絞った営業メソッドを紹介するものです。

普通のセールスマンは、ファーストアプローチで購入してもらえなかった場合6ヶ月までアプローチを続ける。
トップセールスマンは、25ヶ月。

その理由は「案件ではなくてお客様を追うから」という理論です。


営業としての壁(お客様に来るなと言われた、話すことが無くて行きづらい、営業ツールが乏しい)など、営業するうえでの障害の指摘はかなり的を得ています。

ただ、本書を通して教科書的で、解決の具体例に乏しかったのが難点。
訪問ネタが無いときは、最新動向を持って行きましょうとか、顧客のメリットを話に行きましょうとかざっくりとはあるのですが、「例えば○○の営業シーンでは」といったケーススタディがあると嬉しかったです。

とはいえ心に残ったフレーズもあるので最後に一言。

「25ヶ月という期間は絶妙である。2~3年あれば顧客の外部環境や顧客の中身が変わるからだ。」



いつも目標達成している人の営業術 林丈司

2015-10-24 16:06:00 | 書評
貴方は重点的に苦労しているか?



営業力強化月間をしてます。えんたんです。
営業関係の本を読み直して売上につなげようかなと思っている今日この頃です。

林さんは営業コンサルタント、営業研修を生業にされている方で、4000人の営業マンをみてきたかた。実際にレクチャーしながら気づいた点をもとに本書を書かれています。

特に強くメッセージに残ったのはこの二つ。

① 売上が上がるか上がらないかの1番の差は「訪問前に徹底的に考えられるかどうかだ」

②貴方は重点的に苦労しているか?


①訪問前にアイディアを考えるのは当然といえば当然なのですが、浮かばないことはままあること。その原因を「情報が不足しているからだ」とバッサリ切っています。

そして具体例としては
・お客様の同業界の既存顧客リストを作る
・既存顧客の購入ポイントがどこだったか
・既存顧客の業界でどんな評価を受けているか
・提案書をオリジナルで作れないか
などなど…

確かに。例えば自分が営業本を買うときに、自分のような若手が買う本かもっとベテラン向きなのかとか調べて、ネットで口コミ見て評価がどうかしらべて、自分の知りたい内容が書かれているか立ち読みするようなプロセスを営業マンが代わりに調べてくれるようなものかなぁ。


②重点的な苦労をする。伸ばしたいところは重点的に負荷をかけろという当たり前のことなのでしょうが、確かに営業活動で意識的に取り入れたことはなかったきがする。

確かにこれも心当たりありますね。
難しいシステム製品を導入するとき、ほとんどお客様に説明できず苦労した経験があるのですが、気付くと確かに、今や自分で操作&オペレーションできてたりする。


他にも、営業ツールの作り方など参考になる本です。
久しぶりに読み返してみてよかった♪




ホントに占いで幸せになれるの? エロコエロオ

2015-10-23 22:26:43 | 書評
占い師をはしごしたらどうなるのか?



占いって行ってみたいけど、実際なかなか行くことがない…ってことありませんか?この本は漫画なのですが、いろいろな占い師をはしごした女性二人のお話。四柱推命、手相、タロット、占星術、それぞれ鑑定士の個性も豊かで楽しい!

しかしこの筆者、占い師のウラというかコールドリーディングも、読んでいて厳しいツッコミもまた痛快です。

たとえば
占い師「貴方はいろいろな人に支えられているのだから、感謝しなきゃダメよ」
筆者「これって誰にでも当てはまるんじゃ…」

筆者は占いで仕事が得られるのか!
筆者の友達は占いで恋人ができるのか!
ストーリー仕立てになっているのもまた面白い本でした。

御社の営業がダメな理由 藤本篤志

2015-10-18 20:09:32 | 書評
営業の平均力を上げたいマネージャーのための本



より根深い問題を抱えているのは、一見コツコツと地道な営業活動を行っている標準的な社員たちの方です。

冒頭からなかなかシビアな内容ですね。

読み進めていくと
・優秀なセールスマンを中途募集してもそうそう来るものではない
・既存の標準的な社員をトップセールスマンに育てることは難しい

…では。いまの標準的な社員を全体的にボトムアップすればよい、という内容です。

そのためには無駄な時間を破棄して、営業に、かける時間を増やしましょう、そのためには日報を辞めるのが1番の近道だと述べています。

そのうえで、上司は「ヒアリング」「同行営業」に力を入れる、プレイングマネージャーにはなるなとの内容でした。

本書はちょっと若手には遠い世界かな~という印象の本です。


はじめての人のためのらくらくタロット入門 藤森みどり

2015-10-18 16:28:37 | 書評
解説がわかりやすい!



タロットリーディングの本は何度か読んだことありますが、これはこれまでで1番しっくりきた本です。

大アルカナのみの説明ですが、各カードの逆位置、正位置のキーワードが一言で書かれており、○×でわかりやすく一覧にもしてくれてます。

また、後半は実際のケースワークなのですが
解説も簡潔ですんなり頭に入ってきました。

小アルカナがのっていないので玄人さんには物足りないかもしれませんが…入門書にはピッタリです!

「同行営業」七日間トレーニング 平松陽一

2015-10-18 15:20:06 | 書評
新人でなくても読みたい、営業の基本



新人営業マンを同行でいかに教育するか、をテーマに扱った本。
同行する先輩、上司の目線で書かれているが、若手の立場から読んでも充分に勉強になる一冊。

■一日目…「とにかく回れ」という時代ではない
本人のスキル不足であるなら、もう一度資料を読ませたり机上学習させるべし。

⇒頭痛い話ですね。4年間一つの会社で続けて来ましたが、いまだ製品のこと知らないと感じることもあって…。私も改めて勉強しようかなと思いました。

■二日目…飛び込みをさせる
入り込むネタがお客様の周りにあふれてるから、キャッチさせるセンスを磨く

⇒最近私がようやく出来るやうになったたところです。やっぱここ、大事ですよねぇ。

■三日目…一人で動く
そして日報を書かせるのですが、「何を」「いつ」「どうする」を具体的に書くように。

⇒ここも頭痛い。「○○行って製品に興味持ってもらいました。今後もフォローします。」と週報書いてた私ですが、顧客ごとに戦略を具体的に書いて行こうと思います。


■四日目…提案の仕掛をつくる
この本で1番ここが濃かった!営業は継続が大事だが先の提案が見つからなくて続かない営業が多い。切り口を変えて何度もやらねばならない。
精神論でお客様にツッコむのもいけない。例えば「買ってくれ」ではなく「後で品不足になるから買ってくれ」などと、理屈づけて話すとずっと印象が違う。

⇒切り口を変えて…この辺具体的に教えて欲しかったな。もう少し別の本も読んで勉強しようと思いました。


■五日目…現状に満足させない
最初は意気込む営業マンが多いものの、自力で訪問できるようになったということで満足してしまう者が多い。

⇒そうです。三日目と被りますが、いつまでに何をするかを絞ろうと思いました。


■六日目…先を読んだ動き方を
■七日目…率先して動ける営業マンに
⇒この辺はさらっと読んでしまいました。


こう、一通りの流れを読んでいくと、自分の弱いところ(私の場合は提案の仕掛)がわかりますね。

新人でなくても、上司でなくても…
いや、若手~中堅の営業マンに是非読んでほしいと思った本でした。

anan 開運力をアップする

2015-10-17 15:19:15 | 書評
メジャーな、占いは既にチェック済み!というかたに



太陽星座や四柱推命とはちょっと違って

月星座や、トランスサタニアンなど、普通の星占いで使われない惑星を取り入れた占いなどが載せられています。

今年の運気だけでなく、各惑星意味、ハウスの意味とかの解説も充実!


占いがあふれてる昨今、結果だけを求めるのではなくて、
占いのカラクリ、原理まで解説される時代になったんだなぁと感慨深いものです。

もしOne-pieceファンの女子大生が起業したら 佐藤公信

2015-10-12 23:46:00 | 書評
企業を知らない人でもイチから知れるハウツー本



起業という言葉。誰もが知っている言葉ですが、起業するためには何をすればよいのか。そこを知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。
私もその一人です。
どんなものかすこしくらい知ってても良いよな、と思ってこの本を手に取ってみました。

まずタイトルから
「も…もしドラのパクリ!?大丈夫??」というのが第一印象なのですが
案外、解説がしっかりしていて面白い本です。

あるイベントサークルがひょんなことから部室が無くなる事態になってしまい、部室としてアパートを借りようと一念発起。しかし、大学のサークルが借りられるはずもなく、サークルを会社にしてしまおうというところから物語がスタートします。

■初めは、法人と個人経営の違いから。
法人にすると、他社と個人契約をする権利が手に入ります。法人にすれば、売上を立てる前にお金を引っ張って来られることがメリットです。
また、資本金について。仮に会社が潰れた場合、資本金1円の会社であれば「1円まで」の責任しかとらなくていいのです。
 ⇒おー!ここから既に知らないですね!会社を大きくしたいときは法人にするのがいいとのこと。


■会社は誰のもの?
会社は株主のもの、だそうです。とはいえ、株主はたいてい社長が持っているものなので「会社は社長のもの」と本書では言いきっています。
本当の社長とは「起業家」ではなく「企業家」出会ってほしい…これが、本書のテーマなのだそうです。

■会社設立に必要な費用は?
登記費用25~30万円+資本金が必要とのこと。加えて資本金1円であれば、会社の費用として2円以上のものを購入すると、債務超過に、なるとのこと。「一年間で出ていく経費の予想より多めの金額」が必要なようです。

■財務諸表の見方
会社の、決算の時の成績表が http://mmark.biz/21sk/lp02/ 務諸表です。黒字であればあるほど、税金は多く取られることになります。
財務諸表は大きく三つ。賃借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書。

■融資と事業計画
会社が融資を受けるとき、出てくるのは銀行…と、考えがちですが、日本政策金融公庫に行くのが一般的です。そして、財務諸表で過去のデータを提出するのははもとより、事業計画書を作成して、未来の展望を併せて提出します。

そして、ストーリー終盤主人公の板野一美含め、イベントサークルは、リサーチ業にも展開していきます。

■起業家ではなく、企業家へ
事業を起こせば、起業家。
企業家の人はさらに踏み込んで、新しいことに挑戦してほしい、これが、著者の願いでした。


企業は興味あるけど、特に踏み出す気は無い…でも、どんなものか簡単に知りたい!って方にオススメ★



佐藤伝x今井孝の「21日間成功空間プログラム」~無料ビデオプログラム

2015-10-12 19:11:51 | 書評
自己啓発をあれこれ試したけれどもうまくいかなかった、という人のための21日プログラム。

http://mmark.biz/21sk/lp02/

メルマガ、webookof the dayを購読しているのですが、そこで紹介されていた本プログラム。

お金、恋人、仕事諸々、欲しいものを引き寄せる為には何が必要なのか?
巷の成功書には『行動』『習慣』『考え方』とかなんだとか書いてありますが、
この佐藤伝さんは『成功空間』を整えれば後は自動運転装置のように欲しいものを手に入れることができる、と述べています。

日本人は概して勤勉なのですが、正しい方法、方向への努力が出来ないと、折角の苦労が水の泡になって仕舞います。

それは、努力する前にするべきことをしていない。つまり、成功空間を整えていない、というのです。

では、成功空間とはどんなものなのでしょうか…。


このプログラムは無料とのことです。
21回に分けて小出しでレクチャーされます。
YouTubeでの配信だからスマホの人なら誰でも聞けます。
一回目は約30分!映像観てなくても、対談なのでイヤホン一つで内容確認出来ますよ♪

成功空間とは何なのか…

とても気になったので本日のレビュー!