戦後中国に残されていた日本人をご存知ですか?
~映像を手がかりに、帰国者からお話をうかがいます~
私たちの隣にいるかもしれない中国残留孤児、中国残留婦人と呼ばれる方たち。
戦後65年、訪日肉親捜しが始まって約30年、次第に歴史の中に忘れ去られようとしています。戦後中国で生活することを余儀なくされ、日本に帰国後もさまざまな苦労が続いています。
このような中国残留邦人の方がどのような歴史を生きてきたのか、そして今、どのような想いで暮らしているのか。映像(『二つの国の狭間で』中国残留邦人映像記録集)やご本人のお話を通して、少しでも皆さんに知っていただきたいと思っています。そして帰国者が地域に定着し、身近な交流が持てるように、私たちができることを考えてみる機会になれると思います。
中国茶を飲みながら、当日お話してくださる残留婦人、残留孤児の方との交流の時間もあります。皆さんお誘い合わせのうえ、どうぞお越しください。
栗原貞子さん(映画「花の夢」の主人公)が来てくださいます
栗原さんは「中国残留邦人」。18歳で満州に渡りましたが、1年後の戦争終結直前にソ連軍が侵攻、居住地を追われ逃避行が始まりました。ようやく生き延びた栗原さんのその後は・・・。会場で直にお会いしてみませんか。他にも、残留孤児の方たちにお越しいただく予定です。
日 時;平成23年8月6日(土)13時開場 13時30分~17時
会 場:江東区豊洲文化センター第5会議室
参加費:無料