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emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

隣の家族は青く見える 第4話

2018-02-09 17:07:50 | 2018冬ドラマ
第4話 「母の愛、娘の願い 壊れた絆の架け橋!!」

今回は何回もウルッとしてしまいました。
「偏見」についてメインに描かれていたと思いますが、それぞれの言い分も分かるし、みんなが もがいている様子がしっかり伝わってきたので・・・。
「自然」「人工」というのもキーワードになっていましたね。


人工授精を始めたいという五十嵐奈々(深田恭子)の言葉に対して、夫・大器(松山ケンイチ)は第三者の手が加わるとして抵抗を持っていたけど、
だんだんと考え方が変わってきて・・・
大器の妹・琴音(伊藤沙莉)
「自然神話に憑りつかれてる人って、言ってもなかなか納得しないんだって。
 いるじゃん、何でも自然が一番って人・・・
 そりゃ何でも自然がいいに越したことはないんだろうけど、母乳で育てたくても育てられない人だっているし、不妊治療しなきゃ赤ちゃん授かれない人だっている訳じゃん。
 そういう人たちの気持ち全く考えないで『自然』『自然』って言うのも、どうかと思うんだよね」
という言葉が、とても説得力がありました。

人工授精や体外受精で生まれた子供って、偏見とかイジメってあるのでしょうか?
奈々の母・春枝(原日出子)
「子供は自然に任せるのがいいに決まってるからよ。それに人工授精がダメだったら、次は体外受精でしょ?うちの子は体外受精で生まれましたって人に言える?」
「もし生まれた子が、自然に生まれたんじゃないことを理由にイジメられたら、どうする?偏見があるのが世の中ってもんなの」
と言っていたのに、逆にビックリしました。

「普通」「平均」ではないと色眼鏡で見られる社会、何とかならないものですかね。。。

春枝が奈々に
「お母さんだって孫には会いたいのよ。でも、それ以上にあなたが大事なの」
「ごめんね、普通に妊娠できる身体に産んであげられなくて。親はね、自分の子供が苦しんでる姿を見るのが、一番辛いの。子供には幸せでいてほしいの」
と言って、奈々が否定したあと涙ぐむシーンに、私も涙ぐんでいました。
私の母も、ダンナの母も、そういうこと言ったことあるなぁ・・・と。
こちらは全く親のせいだと思ってはいないのですけどね。
ダンナの食べ物の好き嫌いが激しいのは、親のせいだと思っていますが

大器が帰る途中の春枝に
「もう一度人工授精の事考えていただけませんか?
 賛成してほしいって訳じゃなくて、知ってもらえるだけでいいんです・・・
 実は僕も反対だったんです。
 でもよく知らなかったんで、まず知ることから始めようと思って調べてみました。
 一晩だったんで少ないんですけど、これを見たいただいたところで、お母さんが奈々を心配する気持ちは変わらないと思います。
 ただ、奈々がやっていることは不幸になろうとしてやっている事じゃなくて、幸せになろうとしてやってるってことだけは、知ってもらいたいんです。お母さんに理解されてないことをするのは奈々も辛いと思うんで。
 だからお願いします。これ、読んでいただけませんか?」
と言って自分の作ったレポートを渡したシーンは、感動で本当に胸が温かくなりました!
そして、あんなに寝癖がこんなに似合う男、いないです!!
本当に大器@松ケン君、いいわぁ~


もう一つ並行して、建築士・広瀬渉(眞島秀和)青木朔(北村匠海)のカップルについても、じっくりと描かれていましたね。
朔ちゃんは、小学生の時からからかわれていたけど、そのことを冷静に分析できていたようで。
「差別じゃないよ。
 誰だって小さい頃は、自分と違うものは排除しようとするでしょ?
 それって当たり前なんだよ、まだ自分と他人が違うって認識が出来てないんだから。
 だから、差別じゃなくて区別なんだよ。
 ゲイとして生きやすい世の中なのかっていうと、微妙だよね。
 世の中のほとんどの人がゲイっていう存在を自分とは全く関係のないファンタジーか何かだと思ってる。
 けど、たった一度の人生なのに、自分を偽って生きるのは虚しくない?」

そんな朔ちゃんの言葉に元気をもらった広瀬だけど、誰かが心ない張り紙を
(広瀬がゲイだと張り紙をしたり職場に紙を置いたのは、長谷部留美(橋本マナミ)では!?)
小宮山深雪(真飛聖)以外の住民たちは、理解があるようでしたね。
張り紙をした人に対して憤慨する奈々の言葉
「知らないから怖いんじゃないでしょうか?知ってしまえば何てことない事を、知らないっていう事で敬遠することってあると思うんです」
「知らないこと知ろうともしないで批判だけするなんて最低!」
・・・大器は、自分に置き換えて、不妊治療の知識を深めることにしていましたが、この流れがとても良かったです!


あとは、広瀬が大器に、近所づきあいしなくちゃいけない家を買わなきゃよかったのではと言われた時に、
「そんなことしたら、本当に自分だけの世界に閉じこもってしまうような気がしてさ。
 会社から独立しなかったのも同じだよ。
 世間にバレたくないからこそ、世間と繋がってなきゃって思ってた。
 矛盾してるけど、それが俺なりのバランスの取り方だったんだよ!」
と言っていた言葉に、少し分かるな~と思いながら観ていました。
私の場合は、転勤族の妻なので、引っ越した先で知り合いを作るために、地域のサークルに入って知り合いを作ってみたりとか、そういういった類のものですが。
面倒なことに巻き込まれたくなかったら、どこにも所属しないで生活していればいいのですけどね~。

朔ちゃんが「僕たち、出会わなきゃよかったね」と言って悲しんでいたら、広瀬が優しく後ろから抱きしめていて、ホッとしました。
なんとか引き続き同居できるといいのですが・・・。


そんなこんなで、色んな所でウルウルした回でした。

・・・ところで、木村さんって誰?(笑)
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