お久しぶりです

もうこれを見ている人がいるのかどうかは分かりませんが・・・
結婚もしたことだし（相手はフツーにアダムですよ）、
年も変わったことだし、
(歳も変わったわ、２０代から30代へ(笑)）
心機一転、引越ししてまた新しいブログを始めることにしました。
しばらくの間ひっそりやったあとにここでお知らせしようかと思います。
よろしくね！

祝・博士号取得

うちのアダムがね、アダムがね・・・ついにやりました

博士号取得。

おめでとう！！
もうこれで
「早く論文書かないと・・・落ちるよ」
とか
「もっと練習しないと・・・落ちるよ」
とか
「これだけ言ってもやらないって・・・落ちたら、別れるよ」
とかいう脅しをしなくても良くなっただけ、私の生活からも幾許かのストレスが軽減されました。

苦節５年。よくやった。
しばらくはドクター・アダムと呼んでやろう。

アンドラーシュ・シフのコンサート

最近結構・・・・忙しい、ような・・・
忙しい、という言葉を自分に関して使ったのは久しぶりだなあ・・・

それはそうと、先週末の日曜日はアンドラーシュ・シフのコンサートを聴きにマンチェスターまで行ってきた。
ヒカルさんとランチをするためにお昼過ぎにマンチェに着くと、夏のピアノコースで知り合った年配の男性から電話があって、
「今日もしシフのコンサート行くんだったら、一緒に行く予定だった妻が来られなくなってチケットが余ってるから一緒にどう？」
ということでそういうことならとコンサートの前に待ち合わせの約束をする。
サマーコースの間同じ先生にレッスンを受けた縁で知り合った彼は、短いコースの間に車を探すのを手伝ってくれたり、私の演奏を聴きに来てくれたりして、とても親切だったのだけれども、それに加えていつもにこやかに人々に話しかける様子から、なんとなく定年退職してピアノを趣味で楽しむ有閑老人（そしてたぶんちょっと寂しいのかな～）という印象を勝手に受けていた。
だからコンサートに一緒に行くのも、半分お年寄りのお守（失礼！）のつもりで引き受けた。

ところが、ところが。

待ち合わせて連れて行かれた場所は、ホール内のＶＩＰ専用のバー。ドリンクは全て無料。用意されていたチケットはとっても良い席。通常有料のプログラムは客席に着く前に係りの人から手渡される。。

？？？？な私に手渡された彼の名刺には

Ｃｈａｉｒｍａｎ
（社長？会長？）

の文字が。しかも会社の名前も聞いたことあるし、何よりこのホールで催されるコンサートのスポンサーになっている会社なのだ。（会社の事業内容はまったく文化的なこととは異なるので、クラシック好きな彼の意向でスポンサーになっていると思われる。）

ジーンズ姿でＶＩＰ専用バーに足を踏み入れるたびに金持ち連中からジロジロと見られつつ、もらった名刺知らないうちに床に落としてしまい本人に発見されるという失態をおかしつつ、みくびってスミマセン、と心の中で謝りつつ、ちゃっかりと無料チケットでコンサートを楽しんだ。

プログラムはベートーヴェンで、テンペストと狩も含まれるop.31のソナタとワルトシュタインの４曲。
これがもう本当に素晴らしかった！
決して無理をしない自然な音の出し方、繰り返しのたびに異なったラインを浮かび上がらせるその粋、ユーモアそして苦悩またはまるで昇天するかのような幸福などさまざまな感情表現を自由自在に行き来するその技巧、そしてそれらの表現の一つ一つが洗練されていて、決してチープにならず常に上品で芸術的。
このホールではヒューイット、ブレンデル、ツィメルマンと聴いたけど、ホールが大きすぎるからか、観客の咳は大きく響くし、演奏者との距離も遠すぎるような気がして、聴くことに１００％集中できなくてだいたいがちょっと不完全燃焼という感じだったけど、今回はそういうこともなく存分に楽しめた。
以前、シフの譜めくりをしたことがあって（自慢)、いかにすごいかということは知っていたけど（でもそのときは譜めくりに集中してリラックスして聴けなかった)、今回で完全にファンになった。

とても幸せな気持ちでホールを後にした。

自分を変える★大作戦 強化月間のその後

向上した自分をネタに更新しようと思っていたら、そうそう簡単に自分を変えることも出来ないし、そうするとなんかブログを書いてはいけないような気になったりして（言い訳)、そうこうするうちにえ？もう１０月？
今年は時間が過ぎるのが早いな～。

さて、自分を少しさらけ出して挑んだ強化月間、もう軽く１ヶ月以上を過ぎたところだけども、「具体的な行動」をなるべく実行していたら、あれよあれよという間にピアノの生徒が急増。新しい年度が始まったこの時期のタイミングのよさも加わって、今のところ全部で２０人強教えている。あとは自分のピアノのレッスンも最近受けたし、それに来年のリサイタルの話をひとつもらった。
行動ってけっこう結果に繋がるものなのね。
逆に言うと何もしないうちには何も起こらないということか。当然のことのように思えるけど、いろいろとぐちぐちと悩んでしまって行動に移さない傾向にある私にとってはよい教訓になったかも。悩む時間も必要なのかもしれないけど、これをきっかけに、時機が来たその時にその後の道を開くように行動することを癖付けたい。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。

すっかり秋（というか冬・・・？）のイギリス、最近はまっているのは、数週間前に加入したLOVEFILM.COM(オンラインのレンタルDVDサービス)で映画やドラマのDVDを借りて夜見ること。特にアメリカのドラマ。なつかしのツインピークスに、最近放映のミディアム、ブラザーズ＆シスターズなどなど・・。ハマル。

今週末は日曜日にマンチェスターでアンドラーシュ・シフのコンサートがあるので聴きに行く予定。
ところでイギリス在住のみなさまで日曜の夜在宅の方、アダムがピアノを弾いているジャズバンド"Ｍａｇｉｃ　Ｂｏｐ"がＢＢＣのＲａｄｉｏ６Ｍｕｓｉｃという局で流れるらしいので興味ある方は聴いてみてくださいな。１９時半から２０時の間にオンエアらしいです。写真は先週の日曜日にロンドンであったスタジオ録音の模様（借り物です、私は同行してないので)。

自分を変える★大作戦 強化月間 その４

ちょっと前のことになるけども、この強化月間を始めてやる気に燃えてた時に、やっぱり変わるには必要、と思って立てた目標がある。
一人だとなあなあになってしまうので、アダム巻き込んで宣誓書を作ったので、ここでも公表して逃げ場が無いようにしたい。

原文

YUKI'S GOALS IN LIFE NO.1 13 Aug 2008

By X'mas 2008 I will have:

① A Part Time Job
②　5 More Piano Students
③　At Least One Piano Lesson A Month
④　A Performance To Work Towards

　　　　　　　　　　　　　　　　　　署名

こんなタイトルがつけられてたの、今見返すまで知らなかった・・goals in lifeって・・しかもNO.1ってことはまだ続くのか？まあとにかく、今年の年末にこうい
う状況でいたいというのを、出来るだけ具体的に目標にしてみた。


①仕事をひとつ増やす。個人で教える以外にも、積極的に社会に出て雇用機会を求めたいということで。できれば学校や教室でピアノ教えるとかがいいけども、なかなか求人自体が少ないし競争率も激しいので（一応来年度の求人にいくつか応募したけども、落ちたのもいくつかあるし、結果待ちもいくつかある)、この際音楽方面に限らず例えば教育関係とか最悪掃除婦をもう一度やるとか（冗談であって欲しい)、なにかしらやりたい。じゃないと時間ばかり持て余して焦って悪循環になるので。

②生徒を５人増やす。まあ増えれば増えるだけいいんだけど、４ヶ月で５人くらいが現実的な線かな。そのために
ウェブサイトを作成
ローカル紙に広告を出す
などを実行済み。早速一人10歳の男の子が増えて、今日初めてのレッスンをした。

③最低月に１回はレッスンを受ける。これはマンチェスターの講習会で、先生とも話をつけたので、自分さえ自分に厳しく練習を重ね、先生に連絡を取ればOK。モチベーションを保ちつつ、練習を続けて、レッスンを継続してもらうように努力のみ。

④そして(少なくとも１回は)演奏機会を増やす。年末の時点で何かしらの本番に向けた練習をしていること。これは・・・どうやって演奏機会を探せばいいんだろ？？やっぱりコネっていうのもあるしなぁ・・。自分で計画？？これについては③と連動させてこれから具体的な行動計画を立てたい。


うん、何だかやる気が出てきたぞ！
金曜土曜は急に頼まれたギグのため(結婚式での演奏)、リーズまで行ってきま～す。今日道を調べるために地図を見てたら懐かしさに涙が出そうになった。前に住んでたところとか見にいってみようか・・・もう友達もほとんどいないんだよな・・

おまけ：先週末マンチェスターであったゲイパレードにいた肉体美のゲイのみなさま。写ってないけど下はブリーフ一枚でしたよ。