K2スタイル

日々の建築設計に関わるお話しです。

勾配天井

2009-11-09 | デザイン
吹抜けに似て、垂直方向の空間にボリュームを与えてくれるのが勾配天井です。
上部屋根の小屋裏空間を利用しますので、天井裏の断熱を良くしてその上に通気
層を確保する事が大切です。
照明は天井の高い部分に間接照明を反射させたりペンダント照明を使うと夜間の雰
囲気が良くなると思います。
天井面に照明器具を設置する場合は電球の交換がし易い構造のものがお勧めです。
脚立でもとどかない場合は昇降式の照明器具もありますが少し高価です。
ダウンライトを使用する際は傾斜天井用の器具でポール式電球交換具が使える構造
のものにしています。

事例のように、外壁面軒高レベルの梁(胴差)が外部から風圧を受けるような形状の
場合は、直交方向に梁を設けて耐力を確保します。



K2WORKS 埼玉・東京エリアの建築設計事務所 ケイツーワークス

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