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エコツアー感想 その24

2023-03-24 | 教育エコツアー

過去の参加者の感想からご紹介している、教育エコツアーの感想シリーズの第24回目です。

この感想シリーズは、今後の教育エコツアーに参加を検討している方々への参考資料ともなっています。

今回ご紹介するのは、学生として参加した後、会社員になってからも参加した経験のある、関東在住の方の感想です。

******『 教育ツアーに参加して』*****

8年前の9月にケニヤを訪問した時には、広い大地を優雅に健全な姿で生きている野生動物を見て、地球の大地に残されたアフリカの自然は危うく愛しい姿だと心を締めつけられました。

今回の訪問では、季節の違う2月を選びました。

登山が趣味の私は2月の日本での雪山を楽しみにしてたのですが、それよりも「ケニヤのあの地に戻りたい!」と心の底から湧き出る思いが生じたのです。

ゾウたちが歩く姿やムダンダロックからの原生自然の姿を見たい!

ケニヤで活躍する中村さんに会いたい!

ビリカニ女性たちの会の手作りの食事のキマンガを食べたい!

カンビト女性たちの会の養鶏を見たい!

前回の訪問で体験した素晴らしい一コマ一コマを思い出しながら、これらの熱い想いを現実のものとしたくなりました。

こうして参加した今回の教育ツアーでは、ワイルドライフ・マネージメントの大切さや自然生態系である重要性を前回以上に理解できました。

自分自身と目の前に広がる世界のひとつひとつをじっくりと身に染み入るように消化吸収でき、大切にしていきたいという思いが深まりました。

そして、「まだ私たちは共存してるし、共存できるのだ!」と大声で叫びたくなりました。

日本に住む私よりも、現地で生活を共にするケニヤの地域の人々が、ゾウなど野生動物と生活していることが、ダイヤモンド、金、石油などよりとてつもなく素晴らしい財産なのだ、と知って、大切にして欲しいな、と心底思ったのです。

またいつかケニヤを訪問したいです。

今回うっすらと見ることができた、隣国のタンザニアのキリマンジャロ山の登山と合わせて、ケニヤ訪問を次回は計画できたらいいなあ、とも思っています。

『教育エコツアー に参加して』サラマンドフ・ニュースレターNo.15 より改稿

※ 教育エコツアーは2023年度内の再開に向けて検討中です。

 

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