今回、ドレスデンに行ったついでに、ドレスデンの南、約10kmの所にある、
現役のナローゲージ鉄道を訪問した。
その名もWeisseritztalbahn(ヴァイサリッツタールバーン)。
↓石橋を渡るDippoldiswalde駅行き列車
Freital-Hainsberg駅とDippoldiswalde駅間26kmを
今でも1E1の蒸気機関車BR99が、年間を通して客車を牽いて走っている。
小生が訪れた8月には、日に6往復の列車が走っていた。
↓1E1軸配置のBR99型蒸気機関車
線路はRote Weisseritz川に沿って走っていて、また川沿いにハイキングコースがあるので、
ハイキングと蒸気機関車、両方が楽しめる一石二鳥の鉄道である(笑)。
↓ハイキング道と橋で交差するWeisseritztalbahn
今回はRabenau(ラーベナウ)駅脇にある駐車場に車を止めて、
Freital-Cossmannsdorf駅方向にハイキング道を歩いた。
Ranbenau駅は無人駅で島式のホームがあり、列車の交換が可能、となっている。
時刻表を見る限りでは、ここで列車交換は無い様だ。
(1編成の列車がFreital-Hainsberg駅-Dippoldiswalde駅間を往復している。)
↓Rabenau駅に到着したFreital-Hainsberg駅行きの列車
Rabenau駅前にホテルが1軒、喫茶店が1軒ある。
ハイキング道は、このホテル駐車場の脇を入っていく。
↓Rabenau駅前にあるホテルRabenauer Muehle
途中、何ヶ所も橋が交差しており、絶好の撮影ポイントとなる。
また、所々河原に下りていかれる場所があるので、夏の暑い時期には、
ここで涼みながらのんびり歩くのもいいだろう。
鉄道はFreital-Hainsberg駅からDippoldiswalde駅に向かって上り勾配となっていて,
Dippoldiswalde駅行きは釜が前、復路はバック運転となるので撮影には都合が良い。
(Freital-Hainsberg駅とDippoldiswalde駅の標高差は約350m。)
今回は「連れ」が居たので、Freital-Cossmannsdorf駅手前で折り返したが、
次回はラーベナウ駅前にある雰囲気のいいホテル「Rabenauer Muehle」に投宿し、沿線を歩いてみようと思う。
↓上り勾配を行くBR99型蒸気機関車
デ-タ:
軌間750mm
Web:
http://www.weisseritztalbahn.de/
アクセス:
Dresden Hbf(ドレスデン中央駅)からS-BahnでTharandt方面行きに乗り、
12分でFreital-Hainsberg駅に着く。