ドイツの街から  -  広く浅くをモットーに趣味や海外生活を語ります

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ドイツDresden市近郊にあるWeisseritztalbahnに行ってきた

2012-08-22 22:39:07 | 蒸気機関車、鉄道と模型

今回、ドレスデンに行ったついでに、ドレスデンの南、約10kmの所にある、
現役のナローゲージ鉄道を訪問した。
その名もWeisseritztalbahn(ヴァイサリッツタールバーン)。

↓石橋を渡るDippoldiswalde駅行き列車


Freital-Hainsberg駅とDippoldiswalde駅間26kmを
今でも1E1の蒸気機関車BR99が、年間を通して客車を牽いて走っている。
小生が訪れた8月には、日に6往復の列車が走っていた。

↓1E1軸配置のBR99型蒸気機関車


線路はRote Weisseritz川に沿って走っていて、また川沿いにハイキングコースがあるので、
ハイキングと蒸気機関車、両方が楽しめる一石二鳥の鉄道である(笑)。

↓ハイキング道と橋で交差するWeisseritztalbahn


今回はRabenau(ラーベナウ)駅脇にある駐車場に車を止めて、
Freital-Cossmannsdorf駅方向にハイキング道を歩いた。

Ranbenau駅は無人駅で島式のホームがあり、列車の交換が可能、となっている。
時刻表を見る限りでは、ここで列車交換は無い様だ。
(1編成の列車がFreital-Hainsberg駅-Dippoldiswalde駅間を往復している。)

↓Rabenau駅に到着したFreital-Hainsberg駅行きの列車


Rabenau駅前にホテルが1軒、喫茶店が1軒ある。
ハイキング道は、このホテル駐車場の脇を入っていく。

↓Rabenau駅前にあるホテルRabenauer Muehle


途中、何ヶ所も橋が交差しており、絶好の撮影ポイントとなる。
また、所々河原に下りていかれる場所があるので、夏の暑い時期には、
ここで涼みながらのんびり歩くのもいいだろう。

鉄道はFreital-Hainsberg駅からDippoldiswalde駅に向かって上り勾配となっていて,
Dippoldiswalde駅行きは釜が前、復路はバック運転となるので撮影には都合が良い。
(Freital-Hainsberg駅とDippoldiswalde駅の標高差は約350m。)
今回は「連れ」が居たので、Freital-Cossmannsdorf駅手前で折り返したが、
次回はラーベナウ駅前にある雰囲気のいいホテル「Rabenauer Muehle」に投宿し、沿線を歩いてみようと思う。

↓上り勾配を行くBR99型蒸気機関車


デ-タ:
軌間750mm

Web:
http://www.weisseritztalbahn.de/

アクセス:
Dresden Hbf(ドレスデン中央駅)からS-BahnでTharandt方面行きに乗り、
12分でFreital-Hainsberg駅に着く。


イタリア、ドロミテでハイキング

2012-08-16 22:15:23 | 山歩き、カヤック

今年の夏休みは昨年夏に引き続いて、北イタリアのドロミテでハイキングを楽しんだ。
先ずはCortina d' Ampezzoに近い、Drei Zinnenという山。

Drei Zinnenとはドイツ語で「3つの尖峰」の意味。
文字通り、3つの尖った峰が並んで聳え立っている。
今回は、このDrei Zinnenの周りを一周した。

ところで、なぜイタリアなのに独語なのか?
ここ、北イタリアの一部は通称Sued Tirol(南チロル)と呼ばれ、
独語と伊語が公用語になっている。
道路標識も独伊併記、ヒュッテも両言語の名前がついている場合があるので
注意しないといけない。
因みに今回昼ごはんを食べたDreizinnen Huette(独)は伊語では
Rifugio Locatelliと言う。



スキー場で有名なCortina d' Ampezzoから20km余り、
登山口迄車でアクセス出来、一番近いヒュッテまで平坦、
という事もあって人出がすごい。
お年寄り、そして何とベビーカーを押して来る人達もいる。
1周するとなると、ベビーカーではちょっと無理か。(笑)

↓最初のうちは平坦。運動靴やサンダル、なんて人もいた。


↓これが最初のヒュッテ。ここまでは平坦で30分位で着いてしまう。


↓その次のDrei Zinnenヒュッテの近くには
美しい双子の湖、Laghi Dei Pianiがある。


↓丁度4分の3程回ったところ。
この辺りにも小さな湖?池?がある。透明度がすごい。


↓だらだらとした登り坂が続くが、あともう少し。


1周すると4時間位かかる。
僕らは途中で写真を撮ったり、ヒュッテで食事もしたので、6時間強要した。
道も判り易かったし、景色も良いのでおすすめ。

詳細は「ドイツの街から」HPを見てね。
http://doitsunomachi.web.fc2.com/

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最近のLove

2012-08-15 16:16:46 | フラット・コーティッド・レトリバー犬

我が家の愛犬Loveの、最近の写真をアップしました。

↓今朝のLOVE。「sitz(お座り)、bleib!(待て)」と言って、横を向いてもらいました。
いい姿してるでしょ。


↓LOVEが仰向けに寝ている図-犬も仰向けに寝るんだ!
暑いから犬も怠惰になるよね。


↓暑いので木陰で休憩するLOVE
鼻がとがって、耳が垂れていて可愛い。


↓Herrchen(飼い主)のお願いに応じて横を向いてくれたLOVE


↓下からのアングルで撮ってみた


因みに、家族(僕、ワイフ、息子、LOVE)の中で一番写真の枚数が多いのはLOVE。

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ドイツ・ハノーファー近郊で土管から救助されたリス、その後、、、

2012-08-12 15:12:10 | 日記



8月6日にドイツ、ハノーファー市近郊のIsernhagenで、
土管の蓋に頭を挟まれて抜け出せなくなってしまったリス君、
幸いにも二人の警察官がオリーブオイル等を使ったり、
押したり引いたりして、助け出したそうだ。

産経オンラインの記事:
http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2012/08/07/17squirrel/

しかしながらその数時間後、リス君はあの世に旅立った。
ストレスが大き過ぎたらしい。

産経の記事だけを読むとほのぼのとした物語だが、
「その後」を知ると、悲しい物語。
記者はこの結末を知っていたのだろうか?

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荻須が描いたパリの街 6(最終回)

2012-08-08 22:14:39 | 荻須高徳

さて、荻須のシリーズも今回が最後だ。
Oguissのファンとしては最後に、荻須の墓参りをしようと思う。

↓荻須の墓


Oguissの墓はモンマルトルにある。
モンマルトルの墓地はかなり広く、区画毎に番号が振ってあり、全部で33区画ある。
Oguissは12区画(Division)に美代子夫人と共に眠っている。

入口を入るとすぐ、大きな案内図があるので、そこで区画を確かめる。
モンマルトルには有名人が数多く眠っていて、
その人達のお墓は、番号と共に案内図に記されているのだが、
荻須の名前は残念ながら見当たらない。

↓案内図。有名人のお墓には番号が振ってある。


↓円形のモニュメント


案内図で区画No.12を確認したら、Avenue Principaleを円形のモニュメントのところで斜め左に折れ、
Avenue de la Croixに入る。しばらく歩くとAvenue de Montmorencyとの大きな十字路に出るので左折、
13 Divisionの標識を右に入り、突き当りを左折、すぐに12 Divisionの標識の所を右に曲がるとすぐ右側にある。

↓この標識を入ってすぐの右側にある。


ここからは墓標を頼りに探すしかないが、
墓石に特徴があるので、比較的見つけやすい。
赤御影石で出来た円柱の墓石は、途中で折れた絵筆を表している様に見える。
また、墓石の上にはブロンズで出来たパレットが置かれている。

↓パレットを模した装飾。前回は忘れてしまったのだが、
今回はちゃんと花をお供えした。(笑)


↓墓標にはOgisuではなく、サインと同じOguissと刻まれている。


荻須のシリーズはこれでおしまい。
また、パリに行くかどうか未定だが、
荻須の描いたパリの街に、また会いに行きたい。

モンマルトル墓地の行き方:
Metro Place de Clichy下車。Boulevard de Clichyを東北東に向かって歩く。
350m程歩くと橋の手前、右側に階段があるので、それを下ると墓地の門がある。
標識「Cimetiere Montmartre」が出ているので迷うことなく行かれると思う。

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荻須が描いたパリの街 5

2012-08-06 22:45:26 | 荻須高徳

荻須高徳を巡るパリの旅シリーズも5回を数えた。

今回はパリ北駅近く、「線路に沿った家」だ。

↓荻須の「線路に沿った家」


荻須は線路と道路に挟まれた、猫の額ほどの土地に建つ家を描いた。
幅が1メートル有るか無いか、見るからに背高のっぽの家だから、
荻須に強烈な印象を与えたのだろう。

これは1955年の作品だから、この家は少なくとも57年間、
こんな風に立っているのだ。
尤も、小生が訪れた時は、向かって右側の壁は補修の最中だった。
これからもずっと、このまま立っていて欲しい、と思う。

↓現在の「線路に沿った家」の様子


「線路に沿った家」はMetro 2 La Chapelle駅下車。
西に250m程歩いた所。
フランス国鉄のTGV等が発着する様子が橋の上から眺められるので、
鉄ちゃんにも最高のロケーション。



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Bezzeraがやってきた

2012-08-03 20:30:53 | グルメ

日曜日に注文したEspressoマシーン、Bezzera MAGICAがやってきた。

↓我が家のキッチンに鎮座ましましたBezzeraとAscasoのミル

第一印象:
かなりでかい。この沢山あるバルブや圧力計、只者ではない。まるでプロ仕様。
それにしても美しい。ピカピカしたステンレスの筐体。
何となく、美味しいCappuccinoが作れる様な気がする。

いやいや、そんなに簡単にはいかない。
試行錯誤がかなり必要な様だ。

早速、この機械を買ったミュンヘンのEspressoマシーン専門店、Moba Coffeeさんに
教えを請いに行ってきた。
先ずはキホンを押さえておかないとね。

応対してくれたのは、うら若い女性の店員さん。
「買ったお客さんから、よく電話が掛かってくるんですよ。Espressoがうまく出来ない、って。」
「大抵、豆の挽き方に問題があるようですよ。(ニコッ)」
可愛い。いや、今日はEspressoの作り方を習いに来たのだ。
そちらに集中しなくては、、、、

先ずは豆をどれ位の粒度に挽くか。
これが一番肝心らしい。

彼女曰く
Espressoを抽出した時に、マシーンの圧力計が10~12 Barとなること。
Espresso一杯を抽出するのに、25~30秒要すること。
これらの条件を満たす豆の粒度にしないといけないそうだ。

小生が家で試行錯誤してみた豆の粒度は「荒すぎる」様で、
圧力がせいぜい8 Bar迄しか上がらない。
「これは荒すぎますね。時間も20秒しか掛からない。」
「つまみを調整して、もっと細かくしてみましょう。(ニコッ)」

で、彼女に手伝ってもらって、ミルの挽き具合を調整していく。
荒さを調整してはEspressoを抽出、それを7回繰り返したところで、
やっと満足の行く結果に。

その時は抽出用のハンドバルブを開けると、圧力計がいきなり4 Barに跳ね上がり、6 Barを過ぎたところで抽出開始。
最終的に約10 Barに達した。

Fazit:
彼女のお陰でキホン中のキホンを学ぶことが出来た。
ファイン・チューニングは家でコツコツとやるしかないが、結構奥が深そう。
Home Baristaになれるのか?
なに、やってみましょう。美味しいCappuccinoが飲めるようになるまで。


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荻須が描いたパリの街 4

2012-08-01 18:10:20 | 荻須高徳

荻須高徳を巡るパリの旅、4回目は「雪の運河」。

↓荻須の「雪の運河」


Metro 7のCrimee駅に戻り、次のCorentin Cariou駅で下車。
Avenue Corentin Cariou通りを北東に150m程歩いたら、運河に沿って左折。
100m行って振り向くと、荻須の描いた風景が目の前に広がる。

↓現在の運河の様子


この運河は前回のL'ourcq橋の架かる運河と直角に交わっていて、
Metroに乗らなくても歩いてくることが出来る。

荻須はきっと(Metroに乗らずに)運河沿いを歩いたに違いない。
イーゼルやパレットを担いで、モティーフを探しながら歩いている荻須の姿が、目に浮かぶようだ。
次回は小生も歩いてみようと思う。

次回はパリ北駅の近く「線路に沿った家」を訪ねる。
Metro 7 Corentin Cariou駅に戻りStalingrad駅でM2に乗り換え、次のLa Chapelle駅で下車する。

↓「L'ourcq橋」と「雪の運河」


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