平成の即位の礼にオランダ王室から出席したのは、２０代前半で独身だったウィレム皇太子。
そのウィレム皇太子の即位式に皇室から皇太子皇太子妃のご夫妻出席では、バランスが取れない。
雅子様の体調を考慮したレセプション欠席は、皇室とオランダ王室のどちらにとっても良かった。
前国王のベアトリクス女王の即位式に出席したのは、三笠宮崇仁親王と百合子妃ご夫妻。
昭和天皇の末弟ご夫妻である。
戦後、オランダとの関係は非常に悪かった。
オランダ国民の反日感情に配慮して、即位したベアトリクス女王の訪日が中止となる事もあった。
平成の即位の礼にオランダ王室から皇太子一人なのは、オランダ国民の反日感情が強いからだと報道されたが、そうとは言えない。
日本からは天皇の末弟夫妻だったのに対し、若いとはいえ次の国王になる皇太子の出席である。
国王夫妻が来たのではバランスが取れなかった。
令和の即位の礼ではウィレム国王夫妻が参列。
国王夫妻の出席ではあるが、国王よりはるかに年上の天皇陛下の即位式である。
毎日新聞
