宙場館

市町村文化圏に住む、あるしがないアマチュア楽隊人の日々

2010-01-25 22:25:41 | 日記・エッセイ・コラム
 高校で同級生だった元フルート吹きが、23日の昼に亡くなったとの訃報が、妹から入った。


 並行で訃報を2件伝達しなくちゃいけないなんて…滅入るよね…。


 1月23日…これから毎年忘れることはできないだろうし、「命」の重さを考えていくだろう。


 たまらないなぁ…。


Sad news

2010-01-24 21:51:52 | 日記・エッセイ・コラム
 昨晩、楽隊の練習を終え、切っておいた携帯の電源を入れたところ、大学5期後輩からのメール着信通知が入っていた。


 昨年11月の大学30回定期でのOB合同演奏以降、彼はOB会設立の中心となってくれているので、その絡みと思ってメールを開いてみたところ…届いていたのは自分の2期後輩、彼からすれば3期先輩の訃報だった。


 無論、そんな話にわかには信じられないし受け入れられない。第一、11月の定期では一緒に演奏をしていたし、同じ楽屋にいたのだから。が、悶々として過ごした一晩が明け、情報が事実と分かってからは、彼が入団当時の幹部としてできることを進めるしか無かった。


 辛かったんだろうな…。でも、あの演奏を最後に俺たちの前からいなくなることは無いだろう?まだまだ一緒にやりたかった…。たとえ次の機会が5年後だろうと。だから…大馬鹿者だよ、悔しいよ。


 送りに行ってあげたいが、いかんせん今の自分は行ける状況下に無い。ごめんね。明日からの1月最終週は本当に厳しい一週間…だな。


報告書

2010-01-19 22:09:42 | 悩み
 今日午前中の仕事は、先週末に実施した納入部品に発生した不具合対応の結果報告書作成。実はこの部品、自分の前職場に手配しているものであり、言ってみれば元の部署に対し小言を言う仕事だった。


 部品自体は前職場で生産しているのでは無く、協力「工場」で作られたものを検査・出荷していることは重々分かっている。去年の今頃はこの部品、自分が手配をかけていたのだから。そして、どんな環境で作られているかもよく分かっている。生産リードタイムを少しでも詰めるため、自分が部材を持ち込んだことがあるから。


 それだから、原因がどこにあるか…報告書に書くのは簡単だった。課長も部長も少々驚くくらいあっさり、である。しかし、前職場が置かれている「ギョーカイ」では、細心の注意を払っていても「起こりうる」問題であり、原因を突き止めることより、発生した時にどうするかを取り決めておくことが大事である、と締めたつもりだったが…周りはそうはいかないようである。


 移動から10ヶ月。どっぷりアウェイに浸っているなと思った一日だった。


1月17日に思う

2010-01-17 20:27:04 | ニュース
 1月17日。いつまでも忘れられない日付である。だから今日は「歩く」コースをJR神戸線 新長田駅スタートに設定し、高架に沿って兵庫駅を経て神戸電鉄・新開地駅までを歩いた。


 途中、電車を乗り換えた三ノ宮駅前は意外に静かだったが、新長田駅前では追悼催しの準備がされ、「鉄人28号」の前では既に催しが行われていた。


 震災の後、消防団員として参加した訓練で、地域住民による自主防災隊の可搬消防ポンプがリヤカーのように人に引かれて現場へ運ばれるのを見て、労力の低減を目的にゴルフカーを改造し、ポンプを搭載することを新規事業提案し、商品化の可否を検討したのも、もう15年前のことになってしまった。


 当時、商品化を巡り運輸省との折衝を行ったのだが、出された結論は「道路運送車両法」の安全基準を満たすこと。つまり、「メーカー」が販売する以上は、4輪であるなら「軽自動車」並の車両としなさい、であり、企画は残念ながら実現されなかった。


 その過程で、共同開発を提案し訪問させて頂いたのが、何を隠そう当時大阪に本社があった現在勤務する会社であり、対応された方が自分が現在所属する部の部長だった。あの時、今の自分のことなど想像もつかなかったが、今日、現地を訪れることができ、15年の時を経て小さな環を一周できた思いがする。


 改めて、阪神・淡路大震災でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りします。

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