今日は、特定のホテルを取り上げるのではなく、フィンランド人の
友人宅に泊まるというオプションについて。
フィンランド人は、友人同士、(普段は一緒に住んでいない)家族同士、
そしてもちろん恋人同士、お互いの家に泊まることがとても多いのです。
僕らの家も、44㎡の小さなマンションに二人暮しなのですが、
ガールフレンドの家族や友人などかなりの数の「宿泊者」が今までに
訪れています。寝室と居間の間にドアもなく、居間のど真ん中に
敷いたマットレスに「宿泊者」には寝てもらうのですが、僕はつい
「なんだかちゃんとしたもてなしができないで、申し訳ないなぁ」
と思うこともしばしば。でも、これは僕が友人宅に泊まりに行っても
同じこと。ホテルなんかに泊まるよりは、どれだけ小さな部屋でも
自分たちの家でもてなすのがフィンランド流のおもてなし。
ところが、日本人は遠慮して泊まらないケースが結構ありますよね?
最近は、フィンランドを訪れる日本人観光客の中にも、フィンランドの
友人に会いに行く人が結構多いそうです。色々な文化交流が日・芬間で
盛んですからね。
そんな機会がある時は、思い切って
「フィンランドのライフスタイルを体験したいから、泊めさせて!」
とリクエストしてみましょう。
どれだけ部屋が狭かろうが、どれだけ家族の人数が多かろうと、
よほどの事がない限り、遠い日本からのお客さんからのリクエストを
断る人はいません。
平日の朝などは確かに忙しいので難しいかもしれませんが、週末に
フィンランド人の友人を訪れる機会がある方は、勇気を出して聞いて
みましょう!本当の北欧ライフを楽しむことができますよ。