よこのさんのブログ

よこのさんのブログです。

私はハゲを隠しませんよ~

2016-12-17 17:36:15 | 日記
会社の後輩女性から相談を受けました。彼氏がカツラだというんですが、そのことを彼が打ち明けてくれないことがさびしいそうです。

おたがいに結婚を意識しはじめているようですが、結婚してまで隠されたくないので、彼が話してくれるのを待っています。

彼女はカツラでもいいそうです。でも、ひとりでこっそり入浴したり、ハゲ隠しのために不自然な行動もあったりで、ミエミエなのに彼女が気づいていないふりをしなくちゃいけないわけですね。

カツラって、やっぱり生え際とか不自然なんですよね。フサフサしすぎですし。しょっちゅう会ってる人は気づいてしまいますよ。

でも、彼女は彼を選びたい。だから、打ち明けてほしい。それはそうですよ。たとえ髪の毛のことだろうと、隠しごとをされたまま結婚生活を送るなんて、やっぱりおかしいですからね。

自分だったらどうだろうと置き換えて考えてみましたが、私なら告白しますね、最初から。なんか、隠すっていうのが性格的にできません。

そんな話をして彼女にはアドバイスできませんでしたが、彼女も納得していました。今後、ふたりはどうなるのでしょうか。

そんな私も薄毛です。夏になると、けっこう頭に汗をかいてかゆくなります。どうしたらいいのかといろいろ調べてみると、運動不足だったのかもと思いあたりました。

こちらのサイト⇒http://xn--w8jd3copw4163md19a.jp/に紹介されていますが、頭に大量の汗をかく人は運動不足で身体の汗腺が退化してしまっているそうです。

でも、汗は出さなきゃいけないということで頭や顔の汗腺から汗を出して、体温調整をしているのだとか。

汗の塩分も頭皮によくないらしいので、休日には運動して身体にも汗をかくようになりました。ウォーキング程度ですが、早く歩いていると冬でも汗をかいて気持ちいいです。

ウォーキングも毎日やりだすと、やらないと身体がすっきりしない感じになりました。これなら、心にも身体にもよさそうです。毎日、納豆や昆布も食べています。

それでもハゲてしまったら、カツラじゃなくて思い切ってハゲの似合う短髪にするぞ~!



マックの高校生その4

2016-12-15 11:46:04 | 日記
前回から続いています。

A子「あ~なんだかムカついてきた!アップルパイ食べよ!」

A子はレジ前に突進していきました。
ところが、なにかやりとりしたあとで、あわてて帰ってきたのです。
赤面しているA子。

A子「ち、ちょっとやだ!」
B子「なに?」
A子「やだ、恥ずかしいっ!」
B子「なに?!」

なんの変哲もない日常に起きた、ちいさなアクシデントに刺激を感じて、色めきたつB子。

A子「レジの前で財布出したら、入ってないんだもん!20円しかないよ!恥ずかしいっ!」
B子「キャハハ!」

狂ったサルのように笑うB子。

A子「恥ずかしい!80円貸して!」
B子「もう!ちゃんと返してよ!」

B子、財布をのぞいて金を調べましたが、とたんに青い顔になります。

B子「やだ、アタシも40円しかない!ウソ!なんで?!」
A子「買えないじゃん!」
B子「さっきのファーストキッチンだよ!忘れてたよ、あれ食べたからだ!」

がっかりするA子。

A子「なにそれ~!あ~今日はポテトだけ?!」
B子「つーかさあ、これならファーストキッチン出なくてよかったじゃん!」
A子「そうだよ!」

B子「あ~ひもじい!」
A子「これから、勉強なんてヤダ~!」
B子「あ~ひもじい!」
A子「あ~勉強ヤダ~!」

いつのまにか、時刻は19:00。街路樹から落ちた枯葉が、路面を黄色に染めています。

               The End



マックの高校生その3

2016-12-13 13:09:49 | 日記
気のない返事をするA子にだらだらと語りかけるB子。

B子「あの子さあ、なんか聞かれたときにさあ、『え~っ、そうなのお!』とか『そうなんだあ~!』とか言うじゃん!」

アイドルのようなしゃべりをマネしています。それにたいして興味もなさそうに、頬杖をついてリアクションするA子。

A子「まあね」
B子「へんなヤツ!しゃべりが気持ちワリーってんだよ!」

なぜか知りませんが、ムキになるB子。A子が冷たくつぶやきました。

A子「よくいじめられないね」
B子「だってあの子、親がすげー金持ちだってさ」

A子「それと関係あんの?」
B子「わかんないけど」

たしかに、親が金持ちだからいじめられないという理由はありません。でも、お金持ちはなにかとすぐにお金で解決しそうなイメージはありますね。

A子「でもさ、金持ちなら私立行けって感じだよね」
B子「ほんとだよ!公立くんなよ」

所得格差に庶民派高校生の怒りが爆発です。

A子「あの子、どこの中学から来たの?」
B子「Z中」
A子「Z中?!」

A子の眉がとたんにつりあがりました。

A子「うそ!アタシ、ギリで行けなかったとこじゃん!」
B子「そうなの?」

今度はB子が私には関係ないという気のない返事。ふたりの立ち位置はめまぐるしく変わります。




マックの高校生その2

2016-12-09 20:02:21 | 日記
見ると、とたんにA子がテンションをあげました。

A子「あ、あの男の子知ってる、XXX中(学)だよ!」
B子「へえ、そうなの」

B子の反応は鈍いです。知らないんだから、そのテンションはしかたないでしょう。それにしても、この2人。さっきからひとりがはしゃいでいると、ひとりが冷めています。

そんな関係で仲がいいのかなと思ったりしますが、思春期というものはこんなものかもしれませんね。忘れちゃったけど。

そんなことを考えていると、B子が低いテンションのまま、ブツブツ。

B子「あ、今出てった子、痩せてんだか、太ってんだか、わかんね~って感じ。はっきりしてほしいよね」

他人の体にはっきりしろと言ったって、ムリです。はっきりする必要もありません。すると、A子は髪の先を指でくるくるいじりながら、ちょっと大人ぶってつぶやきます。

A子「アタシ、もうちょっと痩せたいな~」
B子「いいじゃん、痩せてるじゃん!」

A子「痩せてないよ~」
B子「痩せてるじゃん!」

不毛な会話です。

A子「彼氏欲しいな~」

まだグズグズ言うA子。店のすぐ外を走るバスの排気ガスが、店内に流れ込んできます。

B子「ねえねえ、今日もC子と話した?」
A子「あ? うん」

また、立場を逆転させて気のない返事をするA子。



マックの高校生その1

2016-12-07 16:42:05 | 日記
数年前の話です。東京都内でも比較的小規模のマックにいました。時刻は18:30。たしか打ち合わせの待ち時間だったような気がします。

マックに入るときは、とくべつジャンクフードを頼まない私。いつも痩健美茶とか、気になる野菜を注文してそれだけですませていました。

これらの飲み物はまだ出てるのでしょうか。


カウンターにすわり、新聞を開いて読みはじめます。すると、となりに2人組の高校生(A子、B子)がやってきてすわりました。

チラッとこちらを見るA子。な~んだオヤジか、とガッカリした顔。それから、気をとりなおしてB子に言います。

A子「あ~おなかすいたんだけど!」
B子「食べればいいじゃん」

A子「食えね~の!」
B子「なあ~んで?」

A子「お母さんがさ、どうしても夕飯はウチの食えってうるさいんだよ!」
B子「へえ」

ごくふつうのなんでもない会話。とくに感動もなくあいづちを打つ相棒のB子。ふと、入口で注文している高校生に気づいて、テンションを変えて言いました。

B子「あ、あの子知ってる!」

今度は反対に、とくに関心もなくけだるい感じで聞くA子。

A子「だあ~れ~?」
B子「ほら、あそこの男といっしょの!」

A子がその光景を見ると、とたんにテンションをあげました。