自動運転の時代のまえに

これからは自動運転の時代ですね。とうとうこの時代になったか、というか、やっときたか～という実感があります。

もう10年以上前なんですが、手だけで、足だけで運転できる身体障害者用自動車ができていたんですよね。

一般の人は知りませんが、オートマチック車の普及とともに開発が本格化しました。補助装置をつけて運転する自動車です。

試乗会というのもちゃんとありますが、最初はだれでも尻込みすると聞きました。健常者でも、足だけで運転する車、手だけで運転する車と聞くと、「難しいだろうなあ……」という先入観がありますよね。

だからみんな、怖がって乗らないそうですが、以外とかんたんなんだそうです。たとえば、両足を使わずに、引いてアクセル、押してブレーキの操作ができるハンドルがあるそうです。

右足の不自由な人なら左足で操作できるアクセルペダルや、片手の不自由な人のための自由な握り方ができる新型旋回ノブもあるとか。

ただし、ユーザーの体格や障害の程度に応じてのオーダーメイドになってしまうので、当時はどうしても高価にならざるを得ないということでした。

あれから時代は進み、パラリンピックも開催されるようになりました。障害というイメージでひとくくりにできないすごさを見せられました。

自動車のほうはどのくらい進化を遂げたかな～。