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行雲流水-日勝's EYE

竹本日勝の日記

五色の切麻(きりぬさ)

2010年02月08日 18時41分02秒 | 行雲流水
祖母の幻覚、幻聴ですが今日の午後、院長先生の往診が急遽セットされました。診断の結果は、認知症によるものではなく所謂(いわゆる)せん妄(もう)と診断されました。昨夜は午前0時に興奮を抑える注射をしていただきましたが、効き始めたのは明け方からでそのまま夕方までピクリともせず眠っていました。せん妄を引き起こしたと思われる薬を今日から外しましたので体に残っている成分が排出されれば、幻覚幻聴はなくなるだろうということでした。昨夜、夕食を口にしたきり、一切食べ物も飲み物も摂取していないので、午後から点滴を施行していただきました。ご心配いただいたみなさん、どうもありがとう。

さて、話は変わります(笑)写真は神事に使う切麻(きりぬさ)というものです。神道占術こころの相談室の厄祓いでは、これまでは儀式の最後は清水でお清めをして終了でしたが、数滴とはいえ参列者の髪やお召し物が濡れてしまいます。そこで、この2月からは切麻を使うようにしました。昨日、厄祓いにお越しになられた方から使ったんですが、なかなかいいです(笑)パラパラと頭上から五色の小さな紙が舞ってくるさまは美しくて演出としてもバッチリです。「昨日、厄祓いに行ったらねえ、最後に頭から五色の色紙が振ってきたのよ~」なんて口コミに一役買ってくれるかもしれません(爆)本来は、地鎮祭で土地の四隅に撒いてお清めに使いますが、最近は風で舞った切麻が隣近所から苦情が出るところもあるそうで(汗)塩、米などで代用している神職さんも多いそうです。神道占術では、ご相談者がお帰りになったあと掃除機で吸い取ります(笑)

奈良の薬師寺や唐招提寺で、散華(さんげ)と言って仏を讃(たた)え供養するために紙製の蓮弁(れんべん)形の花びらを撒(ま)く儀式を拝観したことがあるんですが、その瞬間はここは5次元か6次元の世界かと思うくらい美しく厳粛なものでした。それは仏教での儀式であって神社神道にはないものですが、散華にも場を清める意味合いがあることをつい最近、知りました。何とか私の祭典にも取り入れられないかと思案していたところから切麻を散華のイメージで撒くことにたどり着きました。

ピンとこない方は、実際に神道占術で厄祓いをお受けになってください(笑)


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (かなぶん)
2010-02-08 21:08:31
原因が、はっきりされ良かったですね。ご高齢なだけに、認知症です!と診断されれば疑うことなどないと思います。見極めが、難しいのではないでしょうか。掛かり付けのお医者さまが、名医で安心ですね。  奈良の唐招大寺で昨年コンサートがあり鑑真和上を、称えご供養があったときに一文字書かれた紙吹雪きが舞っていました。あれでしょうか。
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Unknown (日高です)
2010-02-08 21:08:37
お疲れ様です♪
少しは食事食べれるようになりましたか(笑)

すごく幻想的な気分になりそうですね(笑)

きよめ効果もあるんですね!
舞台とかで舞ってるのをみるとしまって見えいっそう盛り上がりますよねぇ(笑)
素晴らしい!!
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Unknown (ひろみ)
2010-02-08 21:12:27
お疲れさまです。
幻覚、幻聴の原因が解りひとまずホッとされたのでは…
今度の厄払い楽しみにしてます☆
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竹本さんへ (きむきむ)
2010-02-08 21:41:22
お祖母さまはやはり薬の影響だったのですね。
薬が変わったら少しずつ落ち着かれるでしょうね
夕べ当直しながら、大丈夫かなぁ…と心配してましたが、落ち着かれたとのことで安心しました



五式の切麻、すごい綺麗ですね
厄払いに行くのが楽しみです(まだ予約もしてないのに)


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Unknown (竹本)
2010-02-09 07:52:46
☆かなぶんさん
>あれでしょうか。

あれです(笑)実際、その場で散華を拝観するととてつもなく厳粛な気持ちになります。

☆日高さん
おかげさまで、朝、夜は食べれるようになりました。お酒もぼちぼち(笑)

☆ひろみさん
ひろみさんも厄祓いでしたね。切麻、楽しみにしていてください(笑)

☆きむきむさん
>夕べ当直しながら、大丈夫かなぁ…と心配してましたが、

ありがとう、そしてお疲れ様です。きむさん、当直もされるんですね。大変なお仕事ですね。おかげさまで、その薬を止めて、もう昨日には幻覚、幻聴はなくなりました。
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