特急つばめの「似顔絵　ヘタなテッポも…」

暇つぶしに有名人の似顔絵を描き始めました。これだけ描いたので、どれか似ている絵があるかも…。

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2 コメント

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Unknown (岩間靖典)
2012-01-24 22:51:10
　この絵を見ると温厚で知的な紳士に見えますが、映画作品がなかなかすさまじいですよね。
　『豚と軍艦』もおもしろかったけど、僕は『果てしなき欲望』（1958年）が好きです。
　今村監督は、悪人とか与太者とか強欲な者などを描くのが本当にうまいですね。
　そしてこの映画では、もうこれ以上にないほどのキャストがこれらの人間を演じています。
　殿山泰司も小沢昭一も加藤武も渡辺美佐子もすばらしいけど、西村晃がまたすごい。特に刺されて死ぬところは、世界の映画の刺殺場面でも最高でした。
　つい興奮して、失礼しました。
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岩間靖典様 (特急つばめ)
2012-01-24 23:23:06
こんばんは。

〉温厚で知的な紳士。

確かにそうですね。

〉作品はなかなかすさまじい。

確かに。
とはいえ、不肖、今村作品は「豚と軍艦」、「うなぎ」しか観てません。

「豚と軍艦」は面白かった。
横須賀の「どぶ板通り」、まだ行った事はありませんけども
あの当時の風情がよく出ていたんじゃないかなあ。
不肖は意味もなく商店街が好きなんですよ。
あの映画を観ると
「ああ、こんな街に住みたいな」って思います。

丹波哲郎が、勘違いして自殺しようと電車に突っ込もうとするんだけど
ヒヨっちゃって飛び込めない。
電車が通過したら
丹波哲郎が生命保険の看板にしがみついてたのが好きでした。

小沢昭一も、加藤　武も、西村　晃も良かった。
映画のクライマックスは壮絶でしたね。

「うなぎ」は、まあ面白かったんだけど
カンヌでグランプリを獲るほどの作品とは思えません。
主役は役所公司だったけど、個人的には小林　薫に演ってほしかった。

いずれにしても、何処となく屈折していて
土臭い作風です。

喜八監督が「大誘拐」を撮る時に
スタッフが足りなくて、今村監督がやってる
日本映画学校の生徒を借りたそうです。

しかし借り出された生徒２人、喜八監督の手伝いをしていたせいで
卒業試験を受けられず学校を卒業できなくなってしまった。

そこで、喜八監督が
今村監督に相談して
特別に卒業させてほしいと言ったのだけど
今村監督の答えはNO。

仕方なく、喜八監督が、その２人に
手書きの卒業証書を渡したそうです。

今村作品は、自分でも情けないくらい観てなくて
また独り暮らしを始めたら
ちゃんと観ようと思います。

撮影所時代、先輩が
「黒澤よりも今村組に就いた方が勉強になるよ」
と言ってくれたのを思い出しました。

ますます観なくちゃいけませんね。

絵の方は、今村監督の４０代くらいの絵を描きたかったのだけど
晩年の写真を参考に描いてみました。
また、挑戦するつもりです。

おコメント、有難うございます。


特急つばめ
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