お産を語る会 産導楽☆サンドゥーラ☆

長野県東信地域で活動しています。
満足できるすてきなお産がふえることを願って・・・

「お産のための身体づくり」

2007-03-19 23:01:03 | 報告
今月は「お産のための身体づくり」についての座談会でした。
参加者は助産師さん4名を含む15名でした。
しかも、うれしいことに妊娠未経験者が2名もいらっしゃいました^^
ほとんどの方が初参加でした~~

みなさんどんなことで身体づくりしているのか、
自己紹介を含めて聞いてみると・・・
 ・マタニティスイミングでがんばった!
 ・がんばって2時間は歩いた!
    (だけど・・・2人目となると、上の子にあわせての散歩だから運動にならないのよねぇ・・・)
    (上の子がよく寝てくれる子だったので、お昼寝をしてくれている間にがんばって歩きました!!) 
 ・切迫流産だったので、身体づくりができませんでした・・・
 ・妊娠中毒症だったので、寝ていることが身体づくりだと思ってがんばりました
 ・体重を抑える事に集中してがんばったら、未熟児で生まれて生後すぐ母子分離  に・・・
 ・テルミーを始めた
などなどでした。

面白かったのは、体重を気にして食べないでいたのにすごく増えちゃって、
二人目のときは気にしないで沢山食べていたのに、体重が全然増えなかったなんていう話もありました。

そして、助産師さんに「母子整体」をされている方がいたので、
骨盤についてみんなで色々ききました。
骨盤って女性にとってとっても大事なところ。
どうやってゆがみを少なくしていくか、どうやってケアしていくか。
現在妊娠していないママさんから多くの質問があり、
会が終了してもみんな興味津々で、
妊娠中であろうがなかろうが、男性だろうが女性だろうが関係なく骨盤のゆがみを直す事が大切だっていう話を聞いていました。

まず簡単にできるのが、
横座り、ひざを組むことをやめること。
左右対称の座り方、立ち方を心がけることだそうです。
これだけでもだいぶ違うとのことでしたので、やってみましょう!

他に、「自分の身体の声を聞こう!!自分の身体と相談しよう!!」というお話もありました。
これだけ、運動したからいいだろう。これ以上やったらお腹が張るだろう。
それって、みんなに当てはまることではないですよね??
普段歩いていない人が急に二時間もあるいたら、それは張るに決まってる。
だけど、エアロビのインストラクターの人が妊娠中にエアロビしたって、
それはいい運動になるだろうし。

だから、それは自分の身体と相談することが大事。
すっごく肩が張っているのに、肩こりないです~~
って言う人は自分の身体の声が聞こえていない人。
全然何の兆候もなくギックリ腰になっちゃった・・・
って言う人も同じ。(いきなりなる前に、身体はSOSを送っていたはず)

すっごく難しい事だけど、
自分の身体と相談する事を妊娠してるしてない関係なく心がけるようにすれば、
だんだん聞こえてくるはずです。

そのためには、自分の身体を知る事が大事。
自分で内診してみてもいいんじゃない??という声も。
生理前と生理後では子宮口までの長さも違うとの事。
「だけど、基準がわからないから長いも短いもわからないのでは?」
という声も当然。
「だから普段から自分の身体を知っておく事が大事。みんなそれぞれ長さは違うから。」

自分の身体を知る事。
これってホント大事ですよね~
なんでも医者に教えてもらおう、診てもらおうじゃないんですよね。
自分の身体に教えてもらおう、自分で変化を知ろう。自分の身体だもん。
本当の意味のセルフケア。

妊娠のために身体づくりをするんじゃない。
妊娠をきっかけに健康を考えていこうじゃないか。
妊娠中だけではなく、健康について考え、実践していけば、
それが結果として安産につながっていく。
そいういう座談会になったと感じています。
(文責だるま)