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ミュージカルだけじゃなくて映画も!!

お金もないのに観劇に精を出す女の日常です。モットーは『貯金を使い果たすまで!』。

第13回読売演劇大賞

2006年02月05日 | ミュージカル・演劇
2005年上演の舞台芸術から選考された、第13回読売演劇大賞の発表があった。

正賞は佐藤忠良氏制作のブロンズ像。
副賞は大賞・最優秀演出家賞に200万円、その他は100万円

 ◆大賞・最優秀演出家賞=蜷川幸雄
 ◆最優秀作品賞=「歌わせたい男たち」(二兎社)
 ◆同男優賞=浅野和之
 ◆同女優賞=戸田恵子
 ◆同スタッフ賞=金井勇一郎
 ◆杉村春子賞=井上芳雄
 ◆芸術栄誉賞=唐十郎
 ◆選考委員特別賞=仲代達矢
 ◇優秀作品賞=「城」「メディア」「LAST SHOW」「屋上庭園/動員挿話」
 ◇同男優賞=尾上菊之助、日下武史、段田安則
 ◇同女優賞=大浦みずき、大竹しのぶ、七瀬なつみ、松たか子
 ◇同演出家賞=串田和美、永井愛、深津篤史、松本修
 ◇同スタッフ賞=宇崎竜童、沢田祐二、島次郎、中越司
(敬称略)

※2月28日に東京・パレスホテルにて贈賞式

*

井上芳雄さんが『モーツァルト!』『エリザベート』の演技により杉村春子賞受賞。

読売新聞掲載の審査評(萩尾瞳氏)によると、
 「すくすくと、という形容がぴったり。初舞台から5年、井上芳雄は
  ミュージカル俳優として屈託なく着実に成長してきた。」
デビュー作の2000年『エリザベート』ルドルフ皇太子役についても触れ、
 「初々しい演技と素直な歌唱で、一気に観客の心を捕らえ、ミュージカル界
  期待の新星となる。」

 「順調なキャリアのなかで重要な修行の場となったのは、朗読劇や
  ストレート・プレイへの挑戦だ。」
として、03年蜷川幸雄氏演出『ハムレット』のレアティーズ役を挙げる。

04年『ミス・サイゴン』の米兵クリス役についても、
 「一貫してプリンス・キャラを演じてきた彼の演技力を鍛えるものとなった。」

上記のように今までの経歴をたどり、今回の直接の授賞理由としては、次のとおり
述べられていた。
 「成長の跡は05年の舞台に反映した。
  再演『モーツァルト!』では、破滅的で、でも生に貪欲な天才児を熱演。
  再演『エリザベート』のルドルフ役は、初演時のみずみずしさはそのままに、
  キャラクターには陰影が加わった。
  26歳。伸び盛り。課題も多い。
  けれど、そのひとつひとつを確実に乗り越えて、今後いっそう大きく
  花開いてくれるはずである。」

井上芳雄氏のコメントとして、
 「「やったあっ!」ってガッツポーズをしました。
  再演の演技が評価されたのが素直にうれしい。
  舞台の空気を楽しめる自信が出てきた年に評価をいただけて光栄です。」
とのことだった。

掲載された写真は『モーツァルト!』だったよ~
『僕こそ音楽』で「メジャーとマイナー コードにメロディーも~~~♪」って
歌ってるあたり(笑)アマデの高橋愛子ちゃんと一緒に写ってた。

だぁー思い出す・・・6月を・・・。あたしの6月・・・。

上記で審査員の方が言っていることはよく分かる気がするナー。
それにどれだけ将来を期待されてるかってところ。
大事に大事に育てられている感じがしますね

『モーツァルト!』については、私はアッキーの方が断然好きなんだけども、
この場面・この演技・ここの歌い方は絶対にヨッシーの方がいいなってところも
あるんです。
なのでいつも「ヨッシーのヴォルフも魅力的」と言ってます。

授賞理由にも審査評にも挙がってないけれど、2005年の井上氏については
私は『亜門版・ファンタスティックス』が一番好きでした。
歌あり、セリフあり、シリアスな場面あり、笑いありの少し小ぶりな作品の方が
あの人の魅力全開なんじゃないだろうか。と思うんですけどね。
セリフのしゃべり方や間など、結構好きですねぇ。

これからますます頑張ってほしいもんです。楽しみな人ですね。

ちょっと思ったんだけど、杉村春子賞って一応新人賞の位置づけなんだよね?
井上芳雄さんは新人なんだろうか・・・
まー、線引き難しいわな。。。
その年デビューって訳じゃなくて、有望な若手に贈られる賞、ぐらいのもんかな?

なんにしてもおめでとうございました


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