「無人島に1冊だけ本を持って行けるとしたら、何を持って行く?」
というような質問を聞くことがあるだろう。
「ふっ、愚問だ」、「無人島に行く機会などまずない」、と思われるかもしれない。
無人島に持って行きたい本・・・
私はニーチェの言葉という本を選びます。
愛するとは自分とはまったく正反対な生きている者を、その状態のままに喜ぶことだ。
自分とは逆の感性を持っている人をも、その感性のままに喜ぶことだ。
愛を使って二人のちがいを埋めたり、どちらかをひっこめさせるのではなく
両者のちがいのままに喜ぶのが愛することなのだ。