
ミンジ、アジンのところに。
アジン:私、大丈夫?
ミンジ:うん、良いよ。
そして見える腫瘍は全部切除したって。
アジン:当たり前でしょう。トップチーム先生たちなんだから見なくてもわかるよ。
ミンジ:ええ、私もまた驚かされたの。
先生たち本当に最高。
他の先生たちも、あなたの手術結果を見て皆認めたんだって。
アジン:ふふ。あ~っ。。
ミンジ:もう。身体が可愛くて見てるの?
考えるだけでも痛いのに。
アジン:縫合、誰がやったのか綺麗じゃない。
ミンジ:パク先生に決まってるじゃない。
アジン:そうか。

そこへテシンが・・・
テシン:チュ・アジン先生。
ミンジ:先生、勤務中じゃありませんか?
テシン:ちょっと寄ってみたんです。
ミンジ:あ、そうだ。
(アジンにひそひそ話しして)
では、お二人ごゆっくりと。

テシン:何で面と向かって耳打ちですか?気になるな。痛いですか?
アジン:痛いです。
テシン:向こうで見たけど、ミンジ先生の前では強がって、僕の前では弱がってるんだ。
アジン:先生こそ私の前では強がってるでしょ?
テシン:何の話ですか?
アジン:手術に入る前に緊張して、ひやひやしてたそうじゃないですか。
泣きそうだったって。

テシン:誰がそんなこと?ミンジ先生が?
全く変な人だな。無いことを作って。
話が出たついでに言うけど・・
いくら僕が有能な医者だとしても、これはもう無しにしましょう。
これは本当にダメ。
元気でいてよ。

テシン:僕は自分がくそ度胸だと思ってたのに、違ったんだ。
手術するのに手がブルブル震えて。

元気でいて。

アジン:ありがとう。
そしてごめんなさい、先生。
先生が震えてくれたお陰で、私が助かったんです。
テシン:(手を握り)よく辛抱しました。辛かっただろうに。

優しい笑顔^^
スンジェはテシンの言葉を思い出していた。。
そこへジュヨンが・・・
スンジェ:まだ退勤してなかったのか?座って。
ジュヨン:研究センターへ行くまで間もないんだから、その前だけでもしょっちゅう会えませんか?
スンジェ:そうじゃ無くてもそれを考えていた。
どうしたらソ教授をグローバルセンターへ送らないで済むだろうか。
ジュヨン:そんなことを考えてくれてたんですか?
じゃぁ、甘えてみようかな。
スンジェ:冗談言う気分じゃないんだ。
ジュヨン:実は私もです。
トップチームを作り直そうといったのに、課長はまだ答えてくれないし。
スンジェ:ソ教授とパクテシン先生から、チームを再建しようという話を聞いて、自分に色々聞いてみた。
私はひたすらチームのために献身したのか。
それとも会長に認められる手段としてチームを利用したのか。
トップチームに対する確信があるなら、なぜチームがこうなるまで手放しで見ていたのか。
もしかしたら、私はチームよりその中の自分に興味があったのかもしれない。
ジュヨン:それで答えは出ましたか?
スンジェ:正直、これ以上は嘘をつきたくない。
ソ教授とパク先生ほど、このチームが切実なのか。もう分からないんだ。
ジュヨン:じゃぁ。これはどうですか?
これからは課長自信、トップチームの一員になるのは。
何でトップチームの先生たちが課長に失望し続けたのかわかります?
私たちは同じチームなのに、課長はいつも一人で背負おうとするから、結局私たちは手放すことしかできなかったんです。
いまだって皆、新しいチームが完璧じゃないから課長が戸惑ってると思っていますよ。
本当にそうなんですか?
そうじゃないなら、課長も私たちと違わないと言うことを見せてください。
新しいチームこそ、その誰より課長の力を必要としています。
待っています。

副院長の病室へテシンが・・
副院長:先生。
テシン:お一人だと退屈だと思って持ってきました。
副院長:何ですか?

テシン:僕もよく分からないから、患者さんに聞いたらこんな物が良いようです。
ほら。
副院長:(明るく笑って)ありがとうございます。
テシン:喜んでくださるから嬉しいですね。
副院長:ありがとう。

テシン:光栄です。副院長が剥いてくださった果物も食べて、多分先生の中では僕が初めてでしょう。

副院長:こんな機会が無かったですから。
第二病院が売却されたら、こんな日常が毎日になるんでしょうが。。
テシン:副院長は健康だけを気遣ってください。
外の事は考えないで。
副院長:気遣ってくれてありがとう。

副院長:もし手術することになれば パク先生にお願いします。
記憶がどんどん消えていくけど、むしろ今まで自分がどれだけ利己的だったのかと考えているんです。
私はただ第二病院を率いたいという思いしか。。
もう何が何だかわかりません。
テシン:副院長、気にしないでください。
副院長:ありがとう、パクテシン先生。
先生の名前は忘れたくないな。

テシン:副院長。。
一つお願いがあります。
副院長:私に出来ることがありますか?

テシン:グァンへ第二病院、諦めないでください。
僕たちと一緒にトップチームと第二病院のために、もう一度頑張ってください。
副院長:それはどういうこと・・?

副院長。。。何か考えてる様子。。

ジュヨン、副院長の病室へ・・
そこに副院長が居ない。。
丁度来た看護師に聞いてみるが。。
ジュヨン:副院長はどこへ行かれましたか?
看護師:着替えを頼まれて持ってきたんですが。

その頃副院長は自分の部屋にいた。。
イ・ドンヒョンに電話する。
副院長:私です。
直接会って話すべきでしょうが、今私の都合が悪いんです。
いくつか話があって電話しました。
はい、そうです。第二病院関係です。
私たち取引が出来ると思いますが。

スンジェの所に副院長が。。。
副院長:こんにちは、ハン課長。
スンジェ:どうなさいましたか?
お一人で動いても大丈夫ですか?
副院長:もう大丈夫です。病室に寝てると息も詰まるし、やることもありますから。
あ、そして退院しようと思います。
スンジェン:まだ休まれた方がいいと思いますが。
副院長:それでナーシングホームを探しています。人に迷惑をかけるのも嫌ですし。
分かっています、自分の病気。
実はこの間、血管性認知症だという診断を受けました。
それで残りをゆっくり過ごせる所をいくつか調べたんです。
あそこに座ってる姿、久しぶりに見ますね。
ハン課長は早くからあそこに座って、私みたいな御婆さんを相手に大変でしたね。
スンジェ:いいえ、私が未熟でした。
副院長:でもまだお若いから。椅子の重さに耐えられるでしょう。
ハン課長。第二病院、売却されません。
詳しい話はしません。
ただ第二病院は私の初めての夢であり、最後のプライドだと言うことだけ覚えていてください。
スンジェ:副院長。。
副院長:私たちが行こうとした道は異なりましたが、第二病院に対する私の夢と汗、情熱。
覚えておいてほしいです。
いずれ私は全ての記憶を失うでしょう。
今この瞬間までも。
ハン課長は大きな人です。こんな狭い部屋には相応しくない。。
健闘を祈ります。

副院長 病院を最後にする。。

なんか切ない・・・
スンジェ、ホン室長と会う。
スンジェ:調べてくれたか?
ホン室長:グァンへ病院、セヒョンへの売却が決裂された。
スンジェ:その話は聞いた。
ホン室長:聞いた?誰?副院長?
スンジェ:あぁ。。
ホン室長:じゃ他の話は?
スンジェ:その話だけして、病院から出て行かれた。
ホン室長:あぁ。。そうだったんだ。
確かに。。全部話す決心がないと出来ない事だったんだ。
スンジェ:何の話だ?
ホン室長:セヒョン売却を止めたのが副院長なんだ。
イ・ドンヒョン専務が副院長から連絡をもらって、直接売却を中断するように指示して、
そして第二病院長としてお前の名前を指名したそうだ。
よく分からないけど、グァンへグループとイ・ドンヒョン専務に関わった不正について口を閉じ、
今後グループ運営にも一切関わらないという誓約をしたらしい。
それで イ・ドンヒョン専務の足を引っ張りながら、お前を第二病院の院長にしてほしいと頼んだらしい。
スンジェ:なんでそこまで。
ホン室長:そんなに第二病院に愛着があったんだな。
心が弱くなったせいもあるだろうし。
あんなに望んでいた息子まで亡くしてしまったんだから。

アジン、ミンジと^^
アジン:久しぶりの贅沢だね。
ミンジ:ソンウ先生がいなくなって仕事が増えたよね。
ソンウ先生、そろそろ研修が終わるころじゃない?
えっ。。もう2か月後なんだ・・


アジン:知らないわよ。
帰っても知らない振りするから。
今にみてなさい。キム・ソンウ。
電話が鳴る。
アジン:ソンウだ。このくそ野郎、やっと電話してくるの?
ミンジ:ぁ、ダメアジン。映像電話でしょう?
ソンウ先生がびっくりするって。

ミンジ:じゃぁ、私は帰るね。ごゆっくり。
アジン:もしもし。
ソンウ:相変わらず元気だな。
アジン:キム・ソンウ!
ソンウ:大声出すなよ。ココは寝る時間なんだから。
アジン:あなたのせいじゃない!私が電話もメールも、何回したと思ってるの?
あんたは友達が大手術を受けたのに、死んだかどうか気にならなかったの?
ソンウ:なんで俺が。彼氏もいるんだから、彼氏に世話してもらえよ。
アジン:キム・ソンウのばか!
あなたが居なくて私の仕事がどれだけ増えたか分かるの?
それでも会いたい。
ソンウ:チュ・アジン、また仕事を先延ばしにして後でまとめてやってるんだろう?
見なくてもわかるよ。俺に会いたいだと?
俺の手が必要なだけだ。
アジン:あなたは裏切り者よ!研修医の癖に配慮もなく研修に行くなんて。
ソンウ:恋愛する研修医は?配慮に事を言うなら、お前が先輩なんだからな。
アジン:キム・ソンウ。いつ帰ってくるの?
あなたが居なくてきつすぎるんだから。
ソンウ:分かった。兄ちゃんが帰るまであと少しだから、一晩、二晩数えていなさい。
また電話する。
アジン:兄ちゃんだなんて。気色悪い。

ふふ^^ アジンとソンウ ほんとに似合ってる

次に続きます~

でも、副院長役もとても好演ですね☆
天才医師テシン先生の一言は鉄の女の副院長まで、動かすことができちゃったんですねぇ~^^
途中でPC前から離れたから時間が長くて、消えたようです^^
アジンを見舞うシーンのテシン先生の優しい微笑み~まるで天使のよう~~☆^^
それから、副院長役の女優さん、あのホジェのオモニの印象が強く残っていて。。だから二人のりんごを切ったり食べたりシーン、なんだか嬉しく感じながら観てました^^
でも、この副院長役もとても好演と思います!
アッ!?テシン先生の一言、鉄の女、副院長まで動かしちゃったんですねぇ~
再度ありがとうございます
はい~テシンの笑顔・・・チョンサ・・ですね
ふふ^^
久しぶりのホジェオモニとの会話^^
いいですね~
はい^^
副院長さん・・・なかなか演技が繊細で。。
さすがベテランさん
またいつか親子で共演してほしいです~^^
そうそう・・
テシンの一言で。。でしたね
そういえばすごいです~~