
タヘ 警察で取り調べ。。

朝9:00
刑事:「チュ・ダヘさん。チュ・ヤンホンに頼んで偽名義の車と携帯を買いましたね。
車が爆発された日の午後4時に現場にいましたね。」
タヘ 何も話さない。
刑事:「いつまで話さないつもりですか?
あんたがヤンホンに送金した記録が出たんだよ。
死んだ夫に悪いと思わないのか?
チュ・ヤンホンにチャ・ジェウン弁護士を殺してくれと頼んだろ!」
タヘ 話さない。

その頃ハリュはウンビョルとの思い出の家へ。

昼12:00
取り調べは続くが タヘ何も話さない。
そこへヤンホン現れる。
ヤンホン:「チュ・ダヘは何も悪いことをしていません。全部俺がやりました。」

ハリュ寝てるところへ電話が。

綺麗な寝顔~

刑事:「チュ・ヤンホンが自首しました。
本人の単独犯行だと陳述しました。」
ハリュ:「何ですって。違うます。ナム刑事。
チュ・ダヘをそのまま釈放したらいけません。」

ハリュ急いで警察へ行く。
警察ではヤンホンの取り調べが行われていた。
ヤンホン:「俺の父親を殺し、出所の日ハリュも殺しました。
ハリュの兄であるチャ・弁護士がこれを聞いて僕を脅迫してきたのです。
それで爆発させるための車を用意しましたが、運悪くぺク・トフン氏が死んでしまったのです。
全て一人でやりました。」
刑事:「この全部をあんた一人でやったと言うのか?
チャ弁護士によるとチュ・ダヘがその爆発現場にいて その携帯も使ったって言うけど。」
ヤンホン:「ダヘは俺がチャ・ジェウンを殺そうとしてることさえ 知りませんでした。
知ってたら止めたでしょう。
タヘはその現場にはいませんでした。
チャ・ジェウン弁護士の嘘ですね。」

タヘ嫌疑が晴れて帰される。
ヤンホン手錠をかけられ連行される。
ハリュが走ってやってきた。
タヘと入口で出会う。
タヘ:「もう終わったわ。これ以上私に付きまとわないで。」
そう言って行ってしまう。

ハリュ 中へ行くとちょうどヤンホンが出てきた。
ハリュ:「チュ・ヤンホン どうして自分一人で全部被るんだ。
本当のことを言え。」
ヤンホン 何も言わず去る。

ハリュ ドギョンのところへ報告に。
ドギョン:「どうしてチュダヘじゃなくて チュ・ヤンホンなんですか?
チュ・ヤンホンはチュ・ダヘに利用されただけでしょう?
どうしてチュ・ダヘが何事もなく外を歩き回ってるの?」

ハリュ:「申し訳ありません。チュ・ヤンホンは犯人ではありません。」
ドギョン:「ハリュ氏がチュ・ダヘを捕まえると言ったでしょ。殺すなって言ったでしょ。
その結果がチュ・ダヘがあのように堂々と歩きまわることなの?」
ハリュ:「すみません。
本当に申し訳ないと思っています。」

ドギョン:「そんなこと聞きたいんじゃないわ。もう出て行ってください。
二度と話したくないわ。
あなたのこと見るたびにトフンのことを思い出して辛いのよ。」
ハリュ:「僕は諦めません。だからあきらめないでください。」

ハリュ出て行く。
ハリュ家に帰ると父が待っていた。
父:「今日は帰りが早いな、座ってみろ。」
二人座る。
父:「外で聞いたが 最近はどこにいても電話が出来るんだってな。
ハリュに繋いでくれ。」
ハリュ:「父さん、ハリュがいるところには電話がないんです。」
父:「どうしてだ。最近はアメリカでもアフリカでも どこでも電話ができるだろ?
繋いでみろよ。」
ハリュ:「できないんですよ。ハリュがいるところには電話がないんですよ。」
父:「今時そんなところがあるものか。飛行機の中でも電話できるだろ。
船に電話がないわけないだろう。
俺はハリュの顔が見たいだけだ。」

ハリュ:「そんなに会いたい子供を どうして捨てたんですか?」
父:「な、なんだって?」
ハリュ:「どうしてそんなに愛しい子供を捨てたんですか?
30年間、行方も分からなかったのに どうして今になって探そうとするんです?
どうしてなんです?」

ハリュ 席を立つ。。
父 「ジェウンの言うとおりだな。」
ハリュ 部屋へ行き壁を叩く・・

もう一度居間に行くと そこには父がさみしそうに座っていた。
声もかけれず また部屋へ。

自分がハリュなだけに 何も言えないよね・・
タヘがヤンホンのところへ 面会に来ていた。
タヘ:「辛いでしょ・」
ヤンホン:「平気だよ。すっきりしたよ。こうなるとは思わなかったけどな。」
タヘ:「大きな法律事務所の弁護士を雇って 裁判を受けるようにしてあげるから。
刑量を最小限に抑えないとね。
選挙に勝ったら楽に過ごせるようにしてあげるわ。」
ヤンホン:「そりゃいいな。」
タヘ:「お兄ちゃん 大丈夫よね。」
ヤンホン:「もちろんだよ。」

大丈夫よねって。。。自分が大丈夫かしら?って意味でしょ・・
酷い女。。
ソクテイルのところへ行くと・・
一人の議員が・・
「人の弱みにつけ込んで何とかしてみようとしたみたいだけど そう簡単には行くかな?
情けない。
ソク市長 こんなやり方はやめるんだな。」
議員帰る。

ソク・テイル:「どうして脅しが通じない。あの機密書類はどこだ?」
タヘ:「あれはもうありません。」
ソク・テイル:「もうあんたも必要ないってことか。
一本化はなかったことにするぞ。」
タヘ:「候補、無所属で出馬したら絶対負けます。
だれでも捉えて一本かしないとだめです。
最後にもう一回だけ機会をください。必ず一本化させます。
信じてください。」

ぺク会長のところにチュ・ダヘ。
会長:「お前は俺から機密書類を盗んだ泥棒じゃないか。」
タヘ:「可愛いいたずらだと思ってください。」
会長:「俺がどうしてお前をまたこの家に入れたのかわかるか?
一内お前が何を考えてるのか 聞いてみたかっただけなんだよ。
また戻ってくるとは 何を考えてるんだ。」
タヘ:「お父さん。お小遣いをもらいにきました。」

会長:「また脅せると思ってるのか?
あの機密書類は俺の手にあるんだよ。
お前には 何の武器も残ってないんだよ。
どうしてお前の言うことを聞かないとだめなんだ。バカが」
タヘ:「お父さん、これでよろしいでしょうか?」
お腹の傷を見せる。
タヘ:「これだったら 確実な武器になるんじゃないでしょうか。
ペカクグループの相続人であるぺク・ドギョン専務が息子の妻を拉致、暴行。
こういう話は 世間がとても喜ぶ話なんですよね。
それに妹の夫を殺したその父親の話を加えれば なおさらですね。
かなりの反応が期待できるでしょ。
勿論こういう話には証拠が必要です。
お小遣いは50億ウォンくらいでいいと思います。」

会長:「あの時に殺すべきだったな。」
タヘ:「まさかその機密書類が一つしかないと思ってるわけじゃないですよね。」
会長:「何?」
タヘ:「私の頼みを聞いてくだされば 二度とその書類でご迷惑をお掛けいたしません。」
会長電話する。
カバンを10個用意しろと。
タヘにやりと笑う。

タヘ出て行く。
ドギョンが帰ってくる。
タヘ:「お姉さん、いらっしゃい。」
ドギョン:「あんたがなんでこの家に来てるの?」
タヘ:「私の用件ですか?話してもいいのかしら。
そんなに知りたかったら お父さまに聞いてください。
娘の悪行を父親がお金で解決する姿は感動的だったわ。」

ドギョン:「会長にお金をせびりに来たの?」
タヘ:「娘がちゃんとしてれば 父親だってお金をせびられないでしょ。」
父出て来て チュ・ダヘに早く帰るように言う。
タヘ帰る。
それをジミ叔母は見ていた。
「チュ・ダヘがお兄ちゃんに会いに来たの?」
不思議に思うジミ叔母。

Ⅱに続く。。