けせらせら ~日の照子のひとりごと~

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台湾6 3日目2 夏の太魯閣峡谷に積もる雪?

2013-06-21 | 台湾旅行記

台湾3日目続き・・・

いつものようにバスの中・・・
たわいもないバカな話をベラベラしゃべる私達 

と・・・

あるポイントから車窓が変わった 

霧??? 

おまけに、バス停でもなんでもない所でバスが停車

渋滞

傍に座っていた台湾の女の子が、
言葉の分からない私たちに簡単な英語で状況を説明してくれた。

どうやら道路が通行止めになっているようで、
しばらくここで待つのだそう

この時、彼女にも理由はまだわからんかったようで・・・

とりあえず、みんなせっかくだからバスを降りて休憩~

バスを降りると驚くべき事に・・・

 霧の粒子が見えた

「すご~い、ここの霧、粒子が見えるで~」

なんてはしゃぐ呑気な二人組

ついでに呑気に記念撮影 

  ”JALパックベスト・・・”この服は自前か

彼方此方で交流の輪が広がる

いろんな人がいてました。

日本人も私ら以外に4~5人見かけた。
最悪分からんくても、彼らに聞けるな~とちょっと安心

そして、同じバスの3人家族さんのママさんに
流暢な英語で話しかけられ、
しばし苦戦しながらも楽しいお話タイム。

タイから観光に来ている英語の先生とそのご家族。
パパさんも息子さんも英語を巧みに使いいろんな人と話してはりましたわ~

やっぱ英語いるよな
(と心に誓いながらも勉強できてない私・・・)

ここで、かなりの時間を過ごし・・・

ちょっとトイレに行きたくなり落ち着かなくなってきた頃・・・
やっと通行止めの原因を把握・・・

どうやら昨日の雨で地盤が緩んでの土砂崩れ

私らが霧だと思ってたのは・・・
大理石の混じった土砂・・・つまり埃

なんてこった~

さっき飲み干した水がそろそろ行き所をなくして出たがってるのに

ちょっと焦りだす私(けどまだ余裕)と、
そうとも知らずまだまだ呑気な友人・・・

閉鎖が解除されそうだという事で、
再びバスに乗り込んで少し進む

がけ崩れポイントはすぐそこ 

そして、またまたバスはストップ・・・ 

夏の台湾にて・・・
山も、道路も・・・
外は一面雪景色ならぬ、
埃で一面真っ白な景色

こうしてる間にも音を立てて流れ落ちる土砂・・・
ギャー 

轟音が響き、煙が上がる・・・
そして一面埃が舞ってしばらく山肌が見えなくなり、静かになる

今度こそはは期待をし待ち続けることもつかの間・・・
また同じ繰り返し

何度この光景を見たことか・・・

台湾人の子供とバスの一番前に座り込み、
必死で終焉を見守っていた時、
台湾の女の子がまたまた私らに通訳に来てくれた。

 「通行止めはいつ解除になるかわからない・・・
  5時間待っても動かないかもしれない。

  ここにはトイレ等ないので、
  引き返して出直す、もしくはホテルに戻ってもう一泊する方法もある。
  それともこのままいつ動くかもわからないけどバスに残るか・・・

  時間がないので、今すぐ決めて下さい」と・・・

恐怖の選択

明日は日本に帰らないといけない私達・・・

どうやら、タイ人家族も明日帰国、
そして台湾の女の子始め他のお客さんも、
絶対今日中に台北に戻らないといけないよう。

あきれる運転手さん尻目に、
バスの中全員一致でこのまま残ることを決意

頑張れ~私

崩れる前・・・

そしてまた轟音が・・・ 

いつ終わるかわからん土砂崩れ・・・
こうなってくると命の危機より、トイレの危機

どれだけ待ったことでしょうか

トイレ我慢してて動くのもつらいので、
バスの前で座り込んでる私らに、台湾の女の子が通訳・・・

「閉鎖がとけたらるすぐ出発するから、
 座席で座って待っててください

運転手さんからの伝言でした

どうにか座席に戻り待つこと数十分・・・

やっと閉鎖が一時解除になりました~

まずはバイクチームが試運転

その後、数台ずつがポイントを通過

 

通過した時の車内の妙な一体感
思わず完成をあげてしまった

しばらく進みいろんな人を乗せ、
おもむろにトイレの前に停車したバス。

 「トイレ?トイレ???いく~

連呼して、駆け出していく姿・・・
我ながら、大人げなかったと反省

この後駅までの1時間。

バスのテレビには土砂崩れにあったらどうするかをレクチャーした案内が流れてた

そういえば、前日も一時道路が通行止めになってたみたいやし、
始め行くつもりやった”九曲洞”もがけ崩れで閉鎖

 

雨の多いこの時期・・・
結構リスクの高い観光地なのでは?と改めて驚かされる

自然に近い台湾ならではの、緩さなんやろうか

 

かなり浮いてたKY日本人

ご迷惑をおかけしましたが、
いろんな意味で、久しぶりに妙な感動が

 みんな無事で何より
 そして、なにより人の縁ってありがたいね

 

結局3時間以上遅れて花蓮に到着

もちろんあの立ち往生が嘘のような普通の空気が流れてる駅前
とりあえず腹ごしらえ

今回一番の美味しい食事

 

そして安い

結局直接台北へ戻る事に 

台湾の料金は身長で決まるらしい

 またゆっくり東部観光に来たいな~

 

8時位にホテルに戻り、
何もできなかったからと疲れた体を引きずって、
MATで行ける近場の”北投温泉”へ

観光MAT 

和風な作りだけど、中は水着着用の台湾式。

夜遅いのに芋の子洗うように人がいて、
思い思いに寛いでる姿を見てると、
猿山を思い出して一人にやり

 自分を含め、猿がいっぱい

 

おかげ様で疲れた体はすっかり癒れ、
妄想も復活~

 元気にホテルへ戻れました~

夜食はセブンイレブンのおでん 

これがまた、見た目と味(物)のギャップが大きいけど、
かなり美味しかったりする

この日の移動距離 16278歩

妙なテンションのまま最終日の夜は更けていきました

続く

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台湾6 3日目1 平衡感覚も鈍る・・・圧巻の太魯閣峡谷 燕子口

2013-06-20 | 台湾旅行記

台湾3日目

夜降った雨はすっかり上がり、いいお天気

 

朝日がキラキラ 

気持ちよく晴れたいいお天気で、
テンションあがって宿をチェックアウト~

 

急な下り坂でももちろん元気

メインのタロコ観光に向かうべく、
天祥の中心のバス停へGO

 猫~

ここの犬たち同様、
人懐っこく、ころころとよく遊ぶ可愛いにゃんこでしたわ

まずは九曲洞へ

待つこと数十分・・・

中々バスが来ない・・・
時刻表の時間からだいぶ遅れてバス到着~

しかも、行先”九曲洞”は閉鎖中だとか

なんてこった~

という事で、”燕子口”までGO

あれだけ怖く、長かった道もバスだとあっという間に到着

吊り橋は予約制の為見るだけ~ 

 

 あちこちに注意書き(理由は後で実感する事に

上を見れば90度近い絶壁の崖、
下を見れば90度近い絶壁の川

圧巻

遠近感がおかしくなり、何度転びそうになったか

大きいぞ~ 

 

地名の通り、燕がいっぱい 

前日の雨で川は濁ってます

大理石成分の為か?なんか白っぽい濁り方ね

蘭は本来こうあるべきなん 

鉢植えの胡蝶蘭が不憫になる

休憩ポイントでバナナを購入~

やっぱ台湾バナナ旨し~

熱中症予防の為水もふんだんに
(これが後で悔やまれた出来事となるんやけどね・・・)

 

大理石のフィルターでろ過された水は、さぞ気持ちいいやろう

何処を見ても圧巻

凄いとしか言いようがない重圧感

自然ってすごい~

帰りのバスの時間があるので、
途中で折り返してさらっと観光

もう一か所ぐらい下車するか、
車窓から見たので花蓮まで戻って、花蓮近辺を観光するか?

悩みながらバスを待つ 

バス停横の隙間に地味な気配 

ヤモリ(?)っぽいトカゲ(?)発見

どんなに目をあわせようとして覗いても、
一生懸命知らんふりをしてるのが可愛くって・・・

ちょっとつついて顔を出してもらいました

ごめんね~

そんなこんなでバスが来て、
またまた水を飲み干してバスに乗車~

ここまでは穏やかな時間・・・
ここから事件が始まります~

という事で続く

 

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奈良 葛城~五條 猛暑の中・・・変わった出会い・・・

2013-06-19 | 旅・お勧めスポット

久々のUP

ネタはどんどんたまっていくのに、
中々UPする気がおこらないの

台湾話はちょっとお休み・・・

お先に5月の2漫歩の会から~

 

今回は葛城御歳神社~五条までの長距離歩きの一日

 まずは近鉄御所よりバスで小殿まで

バス停から少し歩いたところの葛城御歳神社へ

知ってる人がいないとちょっと迷いそうな田舎道を歩いてたら、

いきなり鳥居発見

 

ここにも自然のアート

葛城御歳神社

御祭神

  御歳神(みとしのかみ)

 

一年に一度お正月に
父の”大年神”さん達(年神さま)とやってきて稲の実りと幸せをもたらす神様なんだとか

 

昔はかなり位の高かったこの神社。

今では随分ひっそりとしていました・・・
昔は人々の祈りは五穀豊穣
でも今の世は、みんなが稲の実りにそこまで関心がなくなったからだとか・・・
農業の衰退

時代の流れ・・・

悲しいかな、こんなところにも反映されているんやね

とっても素敵な神社でした

食べ物は命の源

神社の方と、氏子さん、
そしておとしだまの森倶楽部の方々とで整備されているとか

御神木

みんなの心のこもったパワースポットやね

是非参加してみたいな~ → おとしだまの森倶楽部

 

宮司様、わざわざ来てくださって御朱印&お話を聞かせてくださって、
ありがとうございました

 

神社横に国蝶の”おおむらさき”を保護してるとか

覗きに行きかけたその時・・・

なんかいる

うわー蛇や~と近寄って写真を撮っていましたら・・・

宮司さん 「それマムシですよ

 ・・・隠れるマムシちゃん・・・

なんと・・・知らないとは恐ろしい

数十センチの所まで近づいて写真とる私達

おかげさまでというか・・・私らの鈍さに蛇も危機感を感じなかったのか・・・
当のマムシは知らん顔

草木のフリでもしてるつもりやろか

この後道で普通の大きな蛇にも遭遇したけど、
マムシってほんま小さくて・・・危機感ゼロ
そろそろこの柄覚えんとね

 

マムシのほとぼりが冷めた頃・・・
今度はこんなもの発見

スズメバチ、一生懸命巣作り中

この時も、みんな真下で話し込んでで・・・
私が気づくまで誰も気が付かず

 自然と危険は紙一重・・・

でも両方悪意ない感じで良かったですわ~
(こちらの誠意が通じたのか?な、分けないか

田圃のあぜ道・・・

こういうところに蛇はいるのだそうです

小動物レーダーをフルオープンにして歩きましたわ

 

よく見るポイント風の森 

今回は高鴨神社には寄らず・・・
遠く遥拝させていただきながらのお弁当 

こちらも素敵な神社ですわ~

 

お次は奈良県の天然記念物。樹齢600年の”大川杉”へ

木の袂より水が湧き出す

とっても冷たくて気持ちの良い水でしたわ~

浄化浄化

600年、この地を見守ってきている大川杉

なんか動き出しそうね 

 絶対誰か住んではるね

しかしこの日は暑かった

御霊神社へ着くころはみんな暑さでへとへと

朦朧とした意識の中で、なんとか到着

御霊神社

御祭神

  井上内親王(第49代光仁天皇皇后)

無念の末、母子ともに暗殺された井上内親王。
その後都で天災が相次ぎ、祟りだという事できちんとお祀りをしたのだとか・・・

それなら初めから祟りたくなるような事、
しなけりゃいいのに

恨みは恐ろしいパワーを引き出すんやろうね

 

そして、各地にある御霊神社・・・

ようは”祟り神”の強いパワーを味方に付け、
善き神になっていただいて分けてもらうためにお祀りされているのだと、
この時初めてしったのです

善きも悪しきも紙一重・・・

神も鬼もみんなの心にいるんやね・・・

なんとも複雑な気持ち 

 

もちろん、いまでは”怨”なんて感じない素敵な神社

何故か拝殿からまっすぐに2つの道が続く
どちらも同じ道に出るから面白い 

境内で野イチゴロード発見 

 

このあたりで暑さに疲れMAX

後は五条まで気力で歩く

 

柿の花

実が成る過程が想像できるね

 

五條駅近辺 

まことちゃんの”楳図かずおさん”にゆかりの地

彼方此方にまことちゃんがいてましたわ

 

 こいのぼり~

 未完に終わった”幻の五新鉄道跡”

戦前、五條と新宮を結ぶ鉄道を着工、
戦争で一時中断し、結局未完のまま”産業遺跡”に

ここだけ日本じゃないみたいな一角

時代は流れ、
乗るものも、とりのこされるもこれまた紙一重・・・

何が正解かなんてないんだよな~

疲れた頭でちょっと考える

この日の移動距離31501歩

いやいや、ビールの旨かった事と言ったら

皆様お疲れ様でした~

 

笑う門には福来る


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