台湾3日目続き・・・
いつものようにバスの中・・・
たわいもないバカな話をベラベラしゃべる私達
と・・・
あるポイントから車窓が変わった
霧???
おまけに、バス停でもなんでもない所でバスが停車
渋滞
傍に座っていた台湾の女の子が、
言葉の分からない私たちに簡単な英語で状況を説明してくれた。
どうやら道路が通行止めになっているようで、
しばらくここで待つのだそう
この時、彼女にも理由はまだわからんかったようで・・・
とりあえず、みんなせっかくだからバスを降りて休憩~
バスを降りると驚くべき事に・・・
霧の粒子が見えた
「すご~い、ここの霧、粒子が見えるで~」
なんてはしゃぐ呑気な二人組
ついでに呑気に記念撮影
”JALパックベスト・・・”この服は自前か
彼方此方で交流の輪が広がる
いろんな人がいてました。
日本人も私ら以外に4~5人見かけた。
最悪分からんくても、彼らに聞けるな~とちょっと安心
そして、同じバスの3人家族さんのママさんに
流暢な英語で話しかけられ、
しばし苦戦しながらも楽しいお話タイム。
タイから観光に来ている英語の先生とそのご家族。
パパさんも息子さんも英語を巧みに使いいろんな人と話してはりましたわ~
やっぱ英語いるよな
(と心に誓いながらも勉強できてない私・・・)
ここで、かなりの時間を過ごし・・・
ちょっとトイレに行きたくなり落ち着かなくなってきた頃・・・
やっと通行止めの原因を把握・・・
どうやら昨日の雨で地盤が緩んでの土砂崩れ
私らが霧だと思ってたのは・・・
大理石の混じった土砂・・・つまり埃
なんてこった~
さっき飲み干した水がそろそろ行き所をなくして出たがってるのに
ちょっと焦りだす私(けどまだ余裕)と、
そうとも知らずまだまだ呑気な友人・・・
閉鎖が解除されそうだという事で、
再びバスに乗り込んで少し進む
がけ崩れポイントはすぐそこ
そして、またまたバスはストップ・・・
夏の台湾にて・・・
山も、道路も・・・
外は一面雪景色ならぬ、
埃で一面真っ白な景色
こうしてる間にも音を立てて流れ落ちる土砂・・・
ギャー
轟音が響き、煙が上がる・・・
そして一面埃が舞ってしばらく山肌が見えなくなり、静かになる
今度こそはは期待をし待ち続けることもつかの間・・・
また同じ繰り返し
何度この光景を見たことか・・・
台湾人の子供とバスの一番前に座り込み、
必死で終焉を見守っていた時、
台湾の女の子がまたまた私らに通訳に来てくれた。
「通行止めはいつ解除になるかわからない・・・
5時間待っても動かないかもしれない。
ここにはトイレ等ないので、
引き返して出直す、もしくはホテルに戻ってもう一泊する方法もある。
それともこのままいつ動くかもわからないけどバスに残るか・・・
時間がないので、今すぐ決めて下さい」と・・・
恐怖の選択
明日は日本に帰らないといけない私達・・・
どうやら、タイ人家族も明日帰国、
そして台湾の女の子始め他のお客さんも、
絶対今日中に台北に戻らないといけないよう。
あきれる運転手さん尻目に、
バスの中全員一致でこのまま残ることを決意
頑張れ~私
崩れる前・・・
そしてまた轟音が・・・
いつ終わるかわからん土砂崩れ・・・
こうなってくると命の危機より、トイレの危機
どれだけ待ったことでしょうか
トイレ我慢してて動くのもつらいので、
バスの前で座り込んでる私らに、台湾の女の子が通訳・・・
「閉鎖がとけたらるすぐ出発するから、
座席で座って待っててください」
運転手さんからの伝言でした
どうにか座席に戻り待つこと数十分・・・
やっと閉鎖が一時解除になりました~
まずはバイクチームが試運転
その後、数台ずつがポイントを通過
通過した時の車内の妙な一体感
思わず完成をあげてしまった
しばらく進みいろんな人を乗せ、
おもむろにトイレの前に停車したバス。
「トイレ?トイレ???いく~」
連呼して、駆け出していく姿・・・
我ながら、大人げなかったと反省
この後駅までの1時間。
バスのテレビには土砂崩れにあったらどうするかをレクチャーした案内が流れてた
そういえば、前日も一時道路が通行止めになってたみたいやし、
始め行くつもりやった”九曲洞”もがけ崩れで閉鎖
雨の多いこの時期・・・
結構リスクの高い観光地なのでは?と改めて驚かされる
自然に近い台湾ならではの、緩さなんやろうか
かなり浮いてたKY日本人
ご迷惑をおかけしましたが、
いろんな意味で、久しぶりに妙な感動が
みんな無事で何より
そして、なにより人の縁ってありがたいね
結局3時間以上遅れて花蓮に到着
もちろんあの立ち往生が嘘のような普通の空気が流れてる駅前
とりあえず腹ごしらえ
今回一番の美味しい食事
そして安い
結局直接台北へ戻る事に
台湾の料金は身長で決まるらしい
またゆっくり東部観光に来たいな~
8時位にホテルに戻り、
何もできなかったからと疲れた体を引きずって、
MATで行ける近場の”北投温泉”へ
観光MAT
和風な作りだけど、中は水着着用の台湾式。
夜遅いのに芋の子洗うように人がいて、
思い思いに寛いでる姿を見てると、
猿山を思い出して一人にやり
自分を含め、猿がいっぱい
おかげ様で疲れた体はすっかり癒れ、
妄想も復活~
元気にホテルへ戻れました~
夜食はセブンイレブンのおでん
これがまた、見た目と味(物)のギャップが大きいけど、
かなり美味しかったりする
この日の移動距離 16278歩
妙なテンションのまま最終日の夜は更けていきました
続く
笑う門には福来る
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