12月に入り、クリスマスカラーが待ちにあふれる季節となりました。
皆さんのお宅でも、にぎやかに飾り付けられていますか?
さて。
前回お知らせしましたとおり、 卒業生その後 企画です。
とはいうものの、なにせ忙しい二学期なもので、取材活動おぼつかず。。
初回はうちの娘と息子をご紹介したいと思います
。
先日海老名駅を歩いていました。
それもくだらないことで2人で大喧嘩しながら
やっとの思いで駅にたどり着き券売機に向かったら
「あの、すみません。」とちょっとアジアっぽい発音。
振り返ると異国の方と思えるお母さんと、ハンディのあるお子さん。
文化会館はどこでしょうか と聞かれ。
説明するよりはと、ご一緒することにしました
お昼前でお腹も空いていて、ケンカ真っ最中だった2人に
さすがに全然違う方向へ歩けというのもなんだと思い
駅で待っていてもいいよ と言いましたが、すんなり一緒についてきました。
文化会館までの道のり、そのお母さんと話をしましたが、
近くに養護学校がなかったので、
現在小学校2年生のお子さんが入学するために
横浜に引っ越したとのこと。
お子さんのRちゃんは言葉が話せないのと、お母さんがいうものの
みんなで歩いたことが嬉しかったのか
Rちゃん「う~~~。」と大きな声。
お母さんが「う~~~。は うれしい の う なんです。」
と教えてくれました
そんな色々なことを楽しく話をしながら
無事に文化会館に着き、別れる時は Rちゃん語で
「う~~~。」
さよならしました
さて。うちの子たち。
Rちゃん親子と歩き始めた途端静かになり
ずっと後ろから歩いてきていたのでした。
別れた後もケンカしていたことなどどこ吹く風。
お話できないってことは幼稚園の時にお友達だった
○○ちゃんと同じかな。
じゃ、○◎ちゃんは今頃歩けるようになったかな。
等々。
ちょっと買い物でもしようものなら、早く帰ろうと怒り出すのに
この日は13時を回っていたのにお腹すいたと文句も言わず、
Rちゃんは今頃どうしてるかしら
などと言いながら、2人ともなごやかに家まで帰ったのでした
(こんなことなら最初からケンカしなければいいのにと
思うのですが
・・。おっと脱線。)
幼稚園では当たり前のようにいた、
コミュニケーションをとるのに工夫がいったお友達たち。
お隣にいたら手をつないだり、お友達が何を思っているか思いやったり
そのときに大事にしなければならないことを優先させたり、
そんなことが自然に体の中に入っているんですね
人生を家にたとえると
幼児期は家の土台の基礎にあたると誰かが言ってました。
基礎がだめだと上モノがいくら良くても後で大変なことになり
基礎がしっかりしていれば、上ものの仕上がりがよくなくても
いくらでも立て直すことができる とのこと。
家庭と幼稚園とで築き上げた土台、
今となってはよく見えないかもしれませんが
実はしっかりと残っているんですね
この日の子ども達を見て、私もちょっと驚きました。
年齢が大きくなってくると、色々難しくなってきたり反抗ばっかりして、
親業10数年のまだまだな親としては、大声はりあげたりすることもしょっちゅう
なんですが
こんなふうに人に優しく出来るって
目には見えないですが、大事な財産ですね。