寝言戯言

ねねのごちゃごちゃな日々

身内と他人

2022-04-22 22:41:00 | 飲み込む言葉
生涯独身だった母の従兄弟(以下まーおじちゃん)が亡くなって2年半。
享年74歳。

まーおじちゃんは警察官だった。
定年退職後は心臓疾患と糖尿病があった為のんびりと暮らしていた。
まーおじちゃんの遺産は株やら何やらで約7千4百万。
独身で一人っ子なので遺産を受け取る人がいない。
遺言のメモには5人の名前が記されていたが
遺言書ではないので無効。

特別縁故者の申請をして5人のうち、より多く看護や生活の世話をしていた3名が遺産の1部を受け取ることになった。
その額3名合わせて3千4百万。
これを遺言メモ通りの5人で分ける。
と、言う事は4千万は国庫に入る。
遺産の半分以上を何の看護も世話もしていない国が持っていく。
故人の想いは無視だ。

福祉や入院など色々な手続きをする時は私たちに「親族の方がやるべき」と言い、何度も仕事を休んで出向いた。
そして遺産を受け取る時は「お前らは他人」と言う。
「国」と言ってるお前らこそが他人じゃないのか?
公務員だったまーおじちゃんは税金から給料をもらってたから死んだら返せって事?
アホか。