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男だらけの生活。

男だらけの生活。

紅花栄29

2025-05-29 05:00:00 | 2025
遙人「わ~」
魁人「わ~せんせ、今日はぼくたちは、おうち帰りましゅ」
俺「そうでしゅか」
遙人「あ~」
大「明日は幼稚園あるもんね」
魁人「うん」
俺「来週は3連休だから、金曜から、3回お泊まり出来るね」
遙人「カレンダー!」
魁人「ほんとだ!赤の日が2回ある~」
大「よかったね」
遙人「楽しみ~」

晴「そっか。天皇誕生日なんだねえ」
雄「2月は祝日2回だもんね」
晴「うん。来月は、お彼岸だね」
雄「3年生はさ、卒業式終わってますけど、おいらたちはあるもんね」
晴「そうだよね。で、4月の連休だねえ」
雄「まだまだだけどもね。でも、連休の間の曜日はさ、スポテと健診が多い
もんね」
晴「そういやそうだね。10連休とかないね」
俺「ありません。5月は、3日から6日まではね、休みだけど、4月はさ、飛び石
連休のようだね」
雄「ほんとだ。6月と12月はないね」
俺「昔はね、昭和天皇はさ、12月の天皇誕生日だったのよ」
晴「そうだったっけ?」
雄「平成の時代ですよね。そうだったような気も」
俺「よくね、クリスマスやったね。23日だったしね。一日前倒しだからね」
晴「そうだったかも」
俺「曜日の変動はあるからね」
雄「ですよね。来年はどうなってるかなあ?」
晴「貴と雄は、ひろくんたちのように、なっててよ」
雄「そうなんだよね」
俺「晴は二次試験前だね。どっちがいいのかって思うんだよね。貴と雄はさ、
芸術系だしね。推薦試験でもさ、どの程度を求められるのかって、普通はさ
難しいよね。だけれど、うちはさ、大学とくっついていますので、レベルはさ
わかりやすいと思うよ。だから、そんなに気負うこともないと思うんだよね。
これは貴も雄もそうだね。音楽科はね、柳沼もいますしね。焦ることは禁物
だね」
雄「はい」
晴「雄はさ、ピアノ凄いしね。おいらにはないとこだね」
雄「ちょびっと弾けるじゃないよ」
晴「バイエルくらいはね。忘れてきてる。伴奏もしないしね」
雄「まあね」
晴「貴はさ、書道もそうだけど、漢字もさ、なんだか凄いしね」
俺「そうね。得意な面が伸びたのかね。雄はさ、ピアノ好きで弾いてたけど
貴は、そうでもなかったよ」
雄「おいらはなんも出来ないとか、ちびの頃言ってましたね」
俺「そう。漢字とか好きだったし、書道やるようになってさ、ぐんと伸びたん
だよね。康の絵画もそうだったしね。康だけは、まったく違う道に行くけれど
もね。それはそれで、康自身が決めたことだしね」
晴「ですね。美術は趣味で、医者になることの方が、康は大きいみたい」
雄「そうだよね。賢人もさ、いるのもよかったのかもよ」
晴「それはあるね。康は理数系だもんね」
雄「確かに~」
俺「人それぞれだしね。4人だけの生活にさ、斗真と賢人が入ってきたのも
よかったのかもね。部活も違うのもあるしね。賢人はさ、正幸を見ててさ、
正幸も剣道しつつの医大進学だしね。それもよいのかなってね」
晴「はい。3年はやる時期だよね」
雄「おいらもさ、推薦でいくけれど、共通テストの方もさ、視野に入れていか
ないとさ」
晴「貴もそうだよね」
俺「貴と雄は、共通テストは、康や晴たちとも、科目数違うしね。基礎学力は
厳選した最低ラインだね」
雄「はい」
晴「貴と雄って、微妙にさ、選択科目違うよね」
雄「おいらはね、国語に数学は数1と数Aだしね。英語に情報科で、社会科と
理科、数学の中から、理科1科目、社会1科目、数学1科目の予定だよ」
俺「そうだね。雄は、5教科6科目か、6教科6科目なのよね。理科を0でもいい
のよね。数学に社会2科目とかもいいのよね」
雄「そうでしたね」
晴「そっか。貴は社会科も理科も1科目って言ってたな」
俺「6教科6科目だね。すばるもそうだったね。保体科と書道は同じかもね。
初等の音楽、美術もかな。雄のパターンはさ、中等の音楽と美術なのよね。
なんで、同じ音楽科でも違うのかって思ってたのよ。中等の方が、技術力を
見られるからと、柳沼くんが言ってました」
雄「なるほど」
俺「理由はさ、音楽も美術もさ、中等は中高免許だよね。中学生、高校生を
指導するわけだしね。初等は、小学生だから、楽とかはないよ。でもさ、高校
の音楽はさ、選択だけれどもね、レベルは高いと思うし、芸術高校ではさ、
音楽や美術科ってあるでしょ。声楽とか色々授業あるけどもさ、それもさ、雄
は担当しなくてはいけないから、生半可なものではさ、生徒に指導出来ない
ものね」
雄「なるほど~そういうことなんですね」
晴「6教科も大事だけど、それよりもって感じなんですね」
俺「そう思うよ。音大や美大はさ、もっと芸術性を求めていくけれどもさ、
国大はそこまではいかないけど、指導性が重視されるけれどもさ、専門性と
してないと困るしね。俺も芸術系はよくわからないけどもね。国語科で言えば
文学部などではさ、欧米文学とかを深く研究するよね。でも、国語科はさ、
広く浅くなんだよね。文学史などもやるし、古典研究もあるって感じかな。
晴の社会科もそうだよね。地歴公民とやるならば、って感じかね」
晴「なるほど。ふむふむ」
雄「オールラウンドだよって、茂先生や翼先生に言われますけど、そういう
ことなんですね」
俺「そう思うよ。晴もさ、地理も日本史、世界史、公共、倫理、政治経済と
科目あるけどもさ、これは教えられませんとか、言えないしね。免許取得して
いる以上はね」
晴「そうですよね~」
俺「国語ならね、古典は苦手なんで、教えるのは~なんて、言ったらさ、あほ
でしょ」
雄「そうですよね。音楽でも、合奏はいいけど、合唱指導は出来ませんでは
問題ありますもんね」
俺「そういうことだよね。自分もさ、初任の中学校の音楽教師はさ、音大出
だったけど、声楽科の人でね。でも、ブラスの指導はさ、凄かったんだよね。
音の構成などはさ、理解しているから、ブラス出身の他教科の人よりは、違う
面もあったのかもね。ま、国語科で指導している人もいますけどもね」
雄「そのようですね。ふむふむ」

貴「ぴ~」
俺「こら。さびしん坊主」
貴「う~」
光「これだもんね。晴と雄いたからですね。すぐに僻む」
貴「さびしいんだもん」
光「よく言うよ。貴の方が、先生と話してる機会多いと思いますけど」
貴「うっそうかも」
俺「書いたものをさ、批評してますしね。晴や雄はないものね」
光「ほら」
貴「光先生にはばれてた」
光「自分もそうでしたからね」
貴「そっか」
俺「貴のように、書道科行くって決めてからはね、俺と貴雄で、指導してた
ものね。今日みたいに休みの日は、書いてたよね。平日はさ、光はブラスだっ
たから、書けないしね。ちんちんはしごいてたけどもね」
光「先生~~まあ、そうでしたけどもね。貴はさ、書道部だし、平日でもさ
書く時間あるから、いいなあって見てますけど」
貴「そっか」
俺「部活なくてさ、早帰りしてきてもさ、ともと、一緒に書いているしね。
空がいたりすると、ね。違うしね」
光「結構、貴はいい環境にいると思いますけどもね。ただ、書くだけではさ
練習のようになるけどもさ、先生に見て頂ければさ、指導が入るから、それ
だけ貴の能力も上がっていくしね」
貴「そっかあ。すいませんでした」
俺「嫌で教えてるわけでもないしね。光もそうだったし、空もいたしね。
書道はさ、国語教育の一環だしね。書写は国語の授業の中にあるわけだしね」
光「そうですね」
斗真「貴~洗濯物入れるよ。いいですか?」
光「どうぞ。働いてくる!」
貴「へ~い」
俺「光だけだから、相談でもないんだけどもさ。堅吾と話しててさ、堅吾もさ
ずっと中等部で2巡してきたねって話しになってさ、光もそうなんだよね。
で、中等部の書写はさ、国語科教員でも指導出来るわけだしね。太陽がそうだ
けれどもね。空の扱いもね、検討しているのよね。選択書道もさ、生徒数が
いないわけでもないしね。ここは、光と空にしか、指導出来ないしね。光なら
中等部もって思うんだけど、それもどうかなってね。光の意見をさ、聞きたく
てね」
光「そうですね。中等部では、3学年の指導は出来ます。時間数が多いわけで
もないですしね。ただ、そこに高等部の書道選択が入るか、というと時数的
にはきついですね。担任を持ってでは、余計そうですしね」
俺「そうだね。仮にさ、光を高等部の所属にして、音楽や美術のような感じで
いくと、高等部の選択書道と国語がメインになると思うのよ。その国語の持ち
時数ではないけども、例えば、中3だけの書道に行くとかね。そういうことも
出来るかなと。太陽がいるとしてさ、太陽は中1、中2の書道と、国語の穴埋め
はどうかなって思うんだけどもね」
光「その方がいいですね。音楽、美術、家庭科も高等部の担当っていますよ
ね。康文くんや裕三先生もそうですけど、中等部の方も授業持っています
よね。だから、太陽先生と僕とで、中高を見る感じがいいのかも知れません
ね。中等部の書道は週1あるかないか、なので、ここは国語の時数を入れて
いけばいいと思うし、僕も高等部では、同じようにすればいいのかなと」
俺「芸術系で括る感じだね。空の配置を考えててさ。光は経験あるからさ、
高等部配置でもいいんだけど、空を同じようにはねって。初任だしね」
光「僕の意見ですよ。空と太陽先生ならば、空は、今の僕の位置的にいさせて
高等部の選択書道は、見てもらう。その代わり、中等部での時数は考えないと
いけませんよね。太陽先生は、高等部の書道は見ないけれども、高等部の国語
を教えられないことはないですもんね」
俺「そうか。そうだよね。交差的な配置か」
光「そうですね。免許的に、高校書道は、書道免許ないと駄目ですしね」
俺「そうなんだよね。高校によってはね、選択が音楽と美術だけなんていう
学校もあるのよね。書道教員がいないんだろうね。それもどうかなって思って
ね。書道出来る生徒もいるしね。1,2名でもないしね」
光「そうなんですよね。最低でも1クラス分はいますね。音楽が多いですけど
もね」
俺「そうなんだよね」
光「空をいきなり高等部も、きついですね。高校国語も見るのは、数年先の
方がいいような。ぼくらは、国語免許は中学免許までで、高校国語は副免で
すしね。堅吾たちよりは、って思いますね」
俺「それもあるわな。太陽はさ、書道免許取れそうだしね」
光「凄いですよね。樹も挑戦し始めるようですし」
俺「聞いてるよ。いいことだよね。一つの研究にもなるしね」
光「先生や貴雄先生もそうですけど、国語教師ですしね」
俺「そうなのよね。光の意見聞けてよかったわ。貴雄とどうしよう~って
話し出ててね」
光「人事の季節ですもんね。僕は先生にお任せですので」
俺「はいよ」

俺「はいよ」
遼介「すまんね。コンビニ行かせて」
俺「行く用事あったしね。コンビニもさ、便利だね」
遼介「そうだよなあ。ATMもあるもんね」
俺「うん。コピー機でさ、住民票も出せるしね。マイナンバーカードいるけど
もね」
遼介「自分もあるけどもね。便利な時代だね。大学生の頃かな、友人の家のね
電話止まっててさ、あの時代って家電しかなかったしね。電話局にさ、払いに
行くんだって言ってたのを思い出したよ」
俺「あったね。今はさ、電気代でも水道代、携帯代もさ、コンビニで払える
しな」
遼介「うん。俺は引き落としだけどもさ、スマホでもさ、払えるよね」
俺「はいはい。スキャンしてね」
遼介「うん。キャッシュレス時代だね」
俺「大介が話してたんだけど、カード払いも多いんだけど、手数料かかるらし
くてさ、だから、導入しないようだね。ペイペイは入れてるけどもね」
遼介「そうかもな。コロッケ1個買うのに、手数料かかってたら、儲けない
出ないだろうね」
大介「そう言ってたね。近藤の店はなんでも使えるけどもね。神宮司の店は
ペイペイだけだってさ」
遼介「商売も大変だけどもな。そろそろ、康介くん、忙しくなりますけど」
俺「はい。この前さ、事務所で理事会したよ」
遼介「聞いてますよ。中々いいね。近いし」
俺「打ち合わせにはいいね。ちょっとした研修もいいねって」
遼介「しっかり使用しないとね。ここでするよりはね」
俺「休みの日は、ちびっこや中高生もいるしね。向こうではさ、オンラインも
出来ますしね。だから、理事長さ、事務所から、発信してもいいのかもね」
遼介「それも一つの手かもな。卒業式や入学式はさ、学園長以下でやるべき
だね。来賓での参加はいいけどもね」
俺「うん。俺らは参加したいけどもさ、あまり顔出しちゃうとさ、学園長以下
は何なのってことになりやすいしね」
遼介「そうそう。卒業式は、小学部、高等部だけだし、入学式はね、小中とあ
るしね。幼稚園もだけどもね。公立ならさ、校長中心に運営しているもんな」
俺「そうなんだよね。委員会の人はさ、来賓だものね」
遼介「それでいいと思う。式辞を話せばいいんだし、理事長ならさ、オンライ
ンでもいいんでないのかね。本校とQ校とあるし、専門校はさ、日程がずれて
いるけどもね」
俺「うん。昔はさ、管理職以上が、少なかったけどもさ、今の態勢はさ、大分
人数も多くなっているしね。俺らはさ、学校運営よりは、法人経営が主でも
あるからね」
遼介「そうなんだよね。表に出ていくのは、基本、学園長なり校長でいいと
思うしね」
俺「そうなんだよね。遼介ちゃんは、そんなに出なくていいと思うよ」
遼介「まあな。学園長や校長に、任せているんだしね」
俺「そこの人事はさ、厳正にしたつもりだしね。学園長、副学園長はさ、4学
部のまとめ係だしね」
遼介「そうなんだよな。本校とQ校は同じレベルでやっていきたいしね。
昔のQ校のよさも残しつつ、今にそぐわないといけないしね」
俺「そうだね。本校のよさ、Q校のよさも大事にしたいしね。遼介はさ、母校
であり、勤務校でもあったわけだしね」
遼介「辞めた時は、恨みがなかったわけではなかったよ。でも、魅力はなく
なっていたかな。元のQ校のよさを活かした学校作りをしたいって思ってた
のをさ、親父がやれ!と言われてさ、康介や駿介、虎之助や次郎もいたしね。
なんとか船出出来たわけだしね。年を取ってからのことではなかったのもさ
よかったのかもな」
俺「そうだね。今くらいで、さあって言っても、あそこまでは出来なかったか
もね。晃太や健太郎見ててさ、ああこのくらいの時期だったよなあって思うし
ね」
遼介「そうかもな。勢いも大事だからな」
俺「そうなんだよね。俺はずっと遼介に憧れてさ、惚れてたしね。兄貴でも
あり、先輩でもあったし、男でも見てたけどもね。駿介や虎之助もさ、教員に
なったけど、公立や私立の教員だったけど、一緒に仕事が出来るとは思って
いなかったよね。異動もあるしね。自分はさ、途中で大学教員になったしね。
だから、学園創立の時は、嬉しかったね。駿介も虎之助もさ、苦労していたし
ね。次郎もそうだね。そこに直も入ったり、和明や三郎も来たのも、大きかっ
たね」
遼介「教科も違っていたし、校種もばらばらだったのが、よかったのかもな。
俺にはわからん部分も多かったしね。その時に思ったのがね、理事長にはさ
なっていたけれど、中心軸であって、円の周りには、人がいることの重要性は
思っていたね」
俺「そうだね。チーム制だよね。その選手というのも変だけどもさ、その選手
はさ、個性があっていいと思うんだよね。リーダーは遼介だけどもさ、俺らに
は兄貴であるし、次郎は先輩でみるしね。そういう遼介の人柄もさ、大きい面
であったよ。今もそうだけどもね。創立期に教えてた生徒がね、奨以下の中堅
教員だしね。今の初任はさ、その生徒たちが教師になって、教えてた生徒だも
のね」
遼介「そうだよな。翔太は、小学部1年からの生粋の一貫教育の生徒だもんな」
俺「うん。晴くらいになると、幼稚園からになるでしょう」
遼介「そうだよな。でも、4月には朝陽もいるけど、彼のような存在も大事だ
よな。今さ、上の者は中途が多いけどもさ、悟は、康介の教え子だけどもさ
秀憲見ててね、彼って、そういう縁はないよな。でも、戦力になっているし
信頼も出来るしね。晃太や健太郎だけにならないようには、しないとな」
俺「絶対、それは駄目だね。俺らもさ、次郎、三郎、和明といたのが、成功の
元だしね」
遼介「そうだよな。贔屓をすることもないしな」
俺「かえって厳しいくらいだよ。奨なんかそうだしね。でも、それだけの力量
もあるけれどもね」
遼介「うん。武志と奨のコンビは中々だね。さすが、康介マジックだよ」
俺「そんなことないけどもね。そうだ、中野からね、話し合ってね。彼って
体育科でしょ。専門校に行きたいと希望あったんだよね」
遼介「俺も聞いた。教えたいようだね」
俺「そうみたい。その辺もね、異動勘案にしてるけどもね」
遼介「そうだな。俊雄もそうだろ?」
俺「そうなんだよね。俊雄はさ、専門校所属だけどもね。専門校はさ、音楽
や体育の講義あるからね」
遼介「そうだよな。学園では中々配置難しいけれどもね」
俺「5教科はいいんだけれどもね」
遼介との話しは続いていた。
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